でゅお編1話と2話を聴かれていない方は下記リンクより先にお聞き下さい。
【でゅお編1話：企業SEOとは？WEBマーケ会社転職者が語る】
【でゅお編2話：アフィリエイトから派生する道は無限大】
【でゅお編3話：持たざる者は時間と根性で殴れ】

結局やった奴が偉い

どんな物事であろうとも「やった奴が偉い」という事実を叩きつけるでゅおさん。

「やると決めたらまずやる」

たったこれだけの事が出来ない人間がどれだけ多い事か。アフィリエイトはしんどい事も多く、時には投げ出したくなる瞬間もある。実際にどんなビジネスでもそういった瞬間があると言われる。それでも踏ん張り続けてクリアした者だけが稼ぎに至る。成功に至ると言い換えても良い。

アフィリエイトにおいても当然同じで、特に初心者の頃は何も持ち合わせていない状況でプロと戦っていく。だとすれば前話で伝えた様に「時間と根性で殴る」と言った手法が最も効果的な戦い方になるのだ。

「仕事の密度も低いし、時間も少ないって何すんの？」

でゅおさんが伝えたこの言葉は的を射ている。

どこかで楽をしようと思っていないだろうか？
簡単に稼げるなんて思っていないだろうか？
サラリーマンの仕事よりは気楽だろうと思っていないだろうか？

この全てが間違っている。もし1つでも該当しているのなら、今すぐに考えを改めた方が良い。現実は厳しいものだ。

実際に多くの教え子を見ていると成功事例と失敗事例が積み上がっていく。やりすぎな程に尽力している者は「何かを形として残す」傾向にある。それはアフィリエイトでの成果の場合もあれば派生させた商品やサービス、学んだ技術から別の道での成功など様々である。共通して言える事があるのだとすれば「やった者」だという点に集約される。

自分自信がやる者なのかやらない者なのか。今一度、自身の胸に聞いてみて欲しい。

でゅおさんが勧める初心者も使えるツール

「大前提としてツールはそこまで必要ない。それよりも先にやることがある」

私も同意見でツール便りでアフィリエイトを実践するのは難しい。前提となる基本能力を培った上での利用を勧めるが、それでもSEO会社に勤めながらも確実に使えるモノを教えてくれた。

SEMrushである。

アフィリエイターなら知っている人の多いツールであるが、これを初心者でも使えるものとしてでゅおさんが紹介してくれた。

「上位の記事からキーワードの抜け道を探すのに使える」

月間99ドルという安値でライバルの持つキーワードを丸裸にしてくれるツールと言える。完全なる初心者であれば利用価値は少ないが、キーワードの重要性を理解し、共起語の意味合いなども分かっているのなら使い道は無限に広がっていく。

他にも有名ツールとしてはahrefsなども話題に上がってくるが、個人的にはでゅおさんが言う通りSEMrush一本で最初は扱ってみると良い。

ツールに関して「役立つ！」と感じると「他にも他にも」と多くのものを取り入れる傾向が出やすい。そうなると分析だけに時間が取られる。更に固定費もかさんでくる。これが大きな問題。

・固定費を引き上げてもスモールビジネスはうまくいかない

私の持論である。よって、月額1万程度で「記事を書く時間確保が良いになる」と感じるのなら使用する意味がある。逆に「分析に時間が取られるすぎる様になってしまった」となれば本末転倒である。

初心者が最初に出来るのは何度も言うが「時間と根性で殴る」行為に他ならない。あまり実戦経験もない中でのフワっとしたツール利用の分析など役立たない事もあると肝に銘じて欲しい。

「トライアルもあるから、まずは利用して効果を見てみる」

実際に使えるツールであるのは言うまでもない。自分が効率よく使えるレベルなのかを認識する意味でトライアル利用をしてみるのが得策だろう。

企業が勝っている場所の広告

企業ドメインが2020年5月のアップデートによって大幅に強くなったケースが多い。よってキーワードによっては「勝ち目がない」と感じる部分も出ている現実。

「企業に絶対勝てない場所も出ている」

SEO会社に勤めるでゅおさんもインタビュー内で明確に語っている。但し、広告については有利になるケースが出ている事実も話しておく。以前までは企業ドメインが上位に来ず、やむなく広告によって上位を取ろうとした企業は多かった。

流れが変わって自社のサイトが上位に来た事でかけていた高額の広告費を取り下げた会社も多くある。結果的に「広告単価の減少」を招いたキーワードも存在しているのだ。

「アップデート前は広告単価800円でクリック当たりの収益が400円だから話にならなかった。今は企業広告が撤退した事で広告単価が200円に引き下がり利益が出る様になった」

現実にはこういった形でリスティング広告に対しての利益率上昇の傾向も見られている。何かで損失が出たから「全てが終わった」と見るのは時期尚早。アップデートで直撃したとしても俯瞰して市場そのものを見る目は今後も必要になると言いたい。

お金が動いているのかを見極めよ

アフィリエイトの成功への道筋ででゅおさんが大事にしているポイント。

「お金が動いている場所」

言うまでもなく真実である。あらゆるビジネスに精通する事でもある。アフィリエイトにおいては「広告費としてお金が動いている場所」と認識しておく事も重要である。

・儲かる場所を探す
・大手が狙わないズレたキーワードを探す
・個人のフットワークの軽さを利用して記事作成

前話でも伝えた「スピード感」がここでも重要だと分かるだろう。

Q.お金が動いてるってどこで判断するの？

実のところ、お金の動きを把握出来ない人も多い。サッカー、チェス、将棋、F1、ボクシングと並べて「一体どこにお金が流れているの？」と説明出来る人は多くないだろう。
重要な一つの要素としてトレンドがある。

アフィリエイターは比較的ミーハーで、尚且世間のトレンドを抑えている人が多いと言われる。私も自身でミーハーを名乗っている。みんなが好きなモノをよく見る。映画もアニメもマンガも同じであり、多くの人が評価したものは比較的良いものと判断するケースが多いのだ。そういう精神を培ったとも言える。

「オレは自分の好きなものだけを好きっていうから」

確かにカッコよく思えなくもないが、お金の動きを把握する意味では苦しい展開を強いられると予想する。軸として「自分の中心」があるのは構わないが、ビジネス的な観点で言えばトレンドを抑えておいて損する事は無い。
※流行モノ全てに手を出せという意味ではないので悪しからず。

やってみると良いジャンルとは？

2020年12月の現在でやってみると良いジャンルとは何なのか？

・５G関連のガジェットなど商品やサービス特価の解説サイト
・５G関連のeスポーツが絡むゲームのファンサイト
・バイデン大統領の政策の速報サイト

他にも色々あるが、音声の中ではこの当たりを紹介している。現実に調べているが５G関連は未だ商品が少なく、当然それらを説明している様なサイトは存在していない。チャンスが多く眠っている事実を知って欲しい。今は大枠で語っているがゲームでもある一つのゲームに特化して世界戦を勝ち抜く人たちに対するファンサイトなどは多くの人が閲覧してくれる事になるだろう。例えるならストリートファイターにおける梅原大吾さんを追いかけ続けるファンサイトの様なもの。

「５Gという話を聞いて"５Gとは"という発想しか浮かばない様では成功には至らない」

でゅおさんは稼げない典型的な初心者アフィリエイターの思考をぶった斬る。これは事実である。大枠のジャンルを言われて「過去にすでにある文言を切り取る」行為しか出来ないのは愚者の始まりである。

ビジネス成功は大切な2つの要素がある。

「誰もやっていない」or「誰よりも圧倒的」

ビジネス成功の2つの要素とは「誰もやっていない」か「誰よりも圧倒的」である。私が教え子に口を酸っぱくして伝える言葉の一つでもある。

誰よりも圧倒的を目指すのは非常に困難である事から基本的には「誰もやっていない」を探す事になる。例えばサイト案で言えばバイデン大統領の政策をアメリカの詳しいサイトから翻訳して解説を加える日本サイトがあるとすればどうだろう。ライバルは殆どいないのではないかと推察出来る。

先の５Gに関しても「５Gとは何か？」「５Gになると何が出来る？」なんて話はすでに溢れるほどにあるのだ。しかし５Gを使った1万人同時にログイン可能なゲームは現在一つも出ていない。出した瞬間で言えば「誰もやっていない」に該当してくる。

「でも攻略情報なんて出来ない！」

ゲーム＝攻略情報という観点がすでに古い。今はeスポーツとして「観戦」も一つのゲームの楽しみ方であるのが主流である。You Tubeなどのゲーム配信を見ても分かるだろう。あらゆるゲームにおいて実況などが行われ、中にはゲームと音声のみで多くのファンを掴むチャンネルもある。

ゲーム＝観戦の構図が分かっていないのは、世の中のトレンドを抑えていない証拠でもある。もしこれが分かっていれば「では誰かを中心に添えて追いかけるファンサイトを作ろう」という発想も出てくるのだ。有名プロゲーマーのシュラウドさんのPUBGでの戦い方について追いかけ続けるサイトでも良いだろう。

何が当たるかは定かではない。それでも「すでに存在するもの」を狙って勝てるほどの圧倒的な知識や文章力があるのかは今一度考えてサイト構築をしてみて欲しい。

教え子には1人あたり100回は同じ言葉を伝えている。

・誰もやっていない
or
・誰よりも圧倒的

不労所得なんて無いんだ

アフィリエイト実践に限らずサラリーマン＋副業の実践者に多く存在する思想。「不労所得を目指す」というもの。かくいう私もサラリーマンでギャンブラー時代は不労所得を夢見た。

今だから言い切れる。

「不労所得なんて存在しない」

勿論、発想としてアフィリエイトで言えば作り上げた末に低メンテナンスで実働出来るサイトが存在していくのは現実としてある。不動産賃貸業なども店子が現れて家賃が入り始めると「不労」と呼べる状態に至るだろう。他のビジネスでも同じ様なことは起こる。株式投資などで成功を収めたウォーレン・バフェットさんも同じく不労に近い状態に思えるかもしれない。

ただその全てもどこかに大いなる労力が組み込まれているのだ。どんなビジネスも全てにおいて「不労のみ」で達成したものはない。

「親から資産を貰ったら不労ですよね？」

君が不労なだけであって、親は資産構築までに多くの労力を費やしている。もし今副業を実践しながら「不労所得を得たい」と思っているのなら考えを改めた方が良い。この考えが努力に蔓延る癌になる。何より一本芯の通った継続出来る努力を失わせてしまうのだ。

例えばアフィリエイトにおいて成功したサイトがあったとしよう。不労所得を目指してしまうと、その時点で努力をしなくなる。「出来た」とあぐらをかいて呆然と過ごす。在る日のアップデートで落下して収益が激減。その時点で何かを改善する事もなく「最悪だ。やめた」と諦めてしまうのではないか。
常に労力がかかる事を認識していればこうはならない。何よりあぐらをかいてやめてしまう事もないのだ。だから他の柱を見つけるべく動き続けている。また落下しても原因を探し出して復活可能かを探ったりしている。精神衛生的にも強い。常に動く事を前提に考えているのだから当然である。ショックは受けても学びながら突き進む力を備えている。結果的に永続して上手くいっている人間を作り出す。

副業実践者は意識して欲しい。不労所得なんてものはない。

オススメの副業とは？

でゅおさんがもし今の状態で過去の自分に勧めるとすればどんな副業にするか。

1位：動画制作
理由：今の時勢に合っている。また応用も効く。
2位：アフィリエイト
理由：何をするにも使える複合的な知識と経験が手に入る。
3位：サイト制作
理由：HTMLなどを利用したいわゆるプログラミングで時代に即している。

但し3位のサイト制作については「副業ならちょうどよい」と、これを持って独立を目指すのは困難とでゅおさんは言う。

動画作成については今はトレンド的な副業である事は分かる。但し多くの人が実践する事から、ここでも「誰もやってない」か「誰よりも圧倒的」である必要が出て来る。ただ「編集出来ますよ」程度では話にならない。

・お笑いバラエティ番組と同レベルの編集が可能
・GoProでのアクション撮影をスタイリッシュに仕上げられる
・オープニング15秒の動画専門
・○○という著名人の編集経験がある
・元テレビディレクター

何でも構わないが「自分の持ち味」を追加して取り組む事で単価の引き下げ、値下げ合戦に巻き込まれずに済む。

古めかしい言い方をするのであればUSP(ユニークセリングプロポジション)と言い換えても良い。

サラリーマンであり続けるメリット

でゅおさんが語るサラリーマンのメリットとは何か。

「毎月給与が出る」
「金銭のやり取り無くチームで働ける」

大きく分類すれば2つのポイントになる。確かにビクターのVHSを巡る西田敏行さんが主演の映画を見ていても「会社でチームで働く熱さ」を感じる人はいる。私もそういったモノが嫌いな訳ではない。但し、「完全に時間を自由にしたい」と考えるならサラリーマンでは困難な道となるのは分かるだろう。

でゅおさんの会社はある程度特殊である事を認識して上で「自分の会社員としての勤め人の人生はどうなのか」を考えてみて欲しい。
独立しろ、と言っているのではない。副業を始めた理由も「一体どんな生き方を目指したのか」をもう一度考えてみて欲しい。

アフィリエイトはしんどいもの

でゅおさんの人生が「アフィリエイトを知った事で変わった」のは事実。実践の過去を振り返ると、

「めっちゃしんどかった」

と漏らしているでゅおさん。そう、しんどいものなのだ。

「片手間では上手くいかない。だからと言ってムリなのか、稼げないのかと言えばそうではない。やり続けて良いサイトを作れば道は開ける」

どんなビジネスも同じ。1年程度も頑張れない人間が何かを為せるはずもない。楽に見えているのは成功した末の人間の一端だけを眺めているからに他らならない。誰だっていつも奮闘している。歯を食いしばりながら笑顔をみせている事だってある。

「楽をしている訳じゃない」

でゅおさんもアフィリエイトを知り、そこから実践と経験を積み、実績を作り出した事で人生は大きく変わっていった。今では自由な働きが出来る面白みのある会社でサラリーマン＋副業というスタンスの生き方をしている。

「アフィリエイトを初めてライフプランが全て変わった」

知らなかった世界を知るだけで人の価値観は大きく変動する。「自分のやれる事が増えた」と言うでゅおさんはアフィリエイトとの出会いを感謝している。

みんなにとって何がきっかけで、どんな事が「人生を有意義にさせてくれた」と言えるのかは分からない。それでもまずは一歩。

「やってみようかな」で飛び込む事が大事

でゅおさんが残した言葉を聞いて、今の自分の実践、特に新しい世界への飛び込みを行って欲しい。
あなたの人生も新たな選択一つで大きく変わるから。

でゅおさんのプロフィール

大手ITコンサル会社から副業でアフィリエイトを実践。7ヶ月で月間収益20万を突破。その後、SEO会社に転職した。年収を下げてでも「自分の道」に入り、現在も会社で学んだ事を軸に多くの副業を行う。WEBマーケティング業界の情報を広く世に知らせる為のコミュニティ活動も実践中。

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