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人の時間を『借りる?』『奪う?』

先日のnewsPicksでユニクロの創業者である柳井さんの記事があった。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO24332610W7A201C1000000?channel=DF041220173308&style=1&n_cid=SNSTW001
何を隠そう日本を代表する経営者のお一人である。
その中で柳井さんが
「経営者の仕事は考えることです。僕はいつも言うのですが仕事は経営者がするのじゃない。社員がするんです。でも経営者だけが頑張っても意味がない。社員が頑張れる会社にしないといけない。」
とありました。

考えること=仕事である。

つまり経営者も社員も仕事をしている。
多く汗を場所が頭か?体力か?の違いである。
経営者は
社員が頑張れる会社にするために
売上利益をあげる仕組みや方向を標し
待遇を改善し働きやすい環境整備をする。
その環境の中で
売上利益を生むのが社員である。

表題に話を戻す。

経営者は社員の時間を使って会社を前進させる。
つまり『人の時間を使う』ということ。

その『使い方』は非常に重要だ。
気持ちよく『使いたい』し『使われたい』。
だがそのやり方を定義するのは難しい。
『これをやったらうまくいく』というものはないと思う。
なぜなら『人と人』だから。

私は浅いながら経営者に立場にある。
なので経営者の目線で
『上手い人の使い方』を意識していることは
『思いつきな行動をとらない』
ということ。
『思いつき』とは
社員が
『意味を感じていない』『やる価値を感じていない』こと。
『行動』というのは『指示』である。
『思いつきの指示』は人の時間を『奪う』行為にあたる。

自分の時間を奪われすぎた社員はどうなるか?
指示待ち人間?反発?辞める?
どれをとっても会社にとってマイナス・・・

社員が
「確かにその指示はやるべきだ」
「社長が言うなら従っていくべきだ」
という指示ならばそれは人の時間を『借りる』行為になるであろう。
対等に近い関係性で進めることができる。
指示待ちではなく
どうやって時間を捻出方法を模索し
反発ではなく
議論し
辞めるではなく
昇進を目指してくれる。

かもしれない。
理想論ではそうだ。

人の時間を貸して貰えるように
経営者は人間的に成長していかなければならない。

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