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自己満足でもある被災地支援。

6月5日、熊本県嘉島町に行ってきました。

先日香川真司が訪れて話題になった嘉島町民体育館です。
熊本での被災地支援は今回が初めて。
お世話になっている、青島モノラルのオーナーさんのつながりで、半九レインボーをご紹介いただきました。
活動内容は避難所で暮らしている子供達とのレクリエーションと、宮崎の食材で作る炊き出し。

子供達は本当に元気で、"あだっちあだっち"ってくっついてくる姿がたまらなく可愛く思えました!
そんな子供達を含め、避難所で生活する方々に自慢の宮崎名物を提供できたことはひとまず良かったです。

さて僕自身、東日本大震災の際にも何度も支援に伺うことがあったのですが、"ボランティア"という言葉に毎回堅苦しさを感じてしまいます。
どんな心構えでいけばいいのかとか、成果を上げなければならない感じとか。単なる考えすぎなんだろうけど。

今回レクリエーションでは子供達を何チームかに分けて、点数の良かったチームには景品をっていう場面があって。
たまたま僕のチームに景品が渡ったので、冗談混じりで"俺が隊長だから分けてもらお( ^ω^ )"って言ったんですが、
「それじゃ支援の意味ないじゃ〜ん」って。
僕も一緒になって楽しんでたのに、支援に来てたことをそこで思い出しました。

当たり前だけど、彼らも自分たちが支援として来ていることを知ってるんだよな〜って。最初はそんな距離感だったけど、終いには"鬱陶しい"くらいにくっついてくる子供達で、支援のことは置いといて、来て良かったって思えました。

僕はいつも、自分の中での風化が怖いので、まずは"自己満足"って形で訪れるようにしてます。自己満足でもいいから自分の目で受け止めて、ふとしたときに少しでも気にかけたり、そっと寄り添うことも支援の一つだと思います。
支援に限った話ではないけど、そうした日々の想いがさりげない行動に繋がるので。

もちろん団体を立ち上げて、定期的に支援を行う方だって沢山います。
ボランティアにも色んな形があるみたいです。

ボランティアに行ってみたいけど...、なんて声はよく聞きますが、どんな心持ちであれ被災地に訪れる際のマナーさえ心得ていれば、行ってきっと誰かの手助けになります。 それが自分かもしれないし他人なのかもしれないし。

もちろんボランティアじゃなくたっていい。
行きすぎた自粛ムードは復興の妨げです
ボランティアだからこそ出来ることもあるし、観光でしか出来ないこともあります。

ただ、自分の目で現状を確かめられたことはすごく大きいと改めて感じてます。ネットで容易に情報が手に入る便利な時代だからこそ、実際に訪れてみることにも強い意味を持ちます。 



僕が勤めるホテルでも少しずつ熊本からのお客さんが戻ってきました!
ここだけの話、ホテルでの仕事は7月で終えるんだけど、少しでも観光の手助けが出来るよう頑張ります( ^ω^ )

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