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消しゴムで、消しちゃダメだよ、宝物

授業中、私は生徒さんの問題の「解き方」(書き方)をよく見ています。

字を丁寧に(決して上手でなくてもいい)書いているか、字の大きさや濃さ、解くときのスピード感はあるか、、、

生徒さんによって全然違うので、新しい発見があったりして楽しいものです。

そして、それ以上によく見ていることがありまして。

それは、

「答え合わせの仕方」

です。


自分の間違った解答を消しゴムで消してしまう生徒さんが、結構多くいらっしゃいます。

これ、ダメ、ぜったい!(`・ω・´)ゞ

気持ちはわかるんですよね、やっぱり人間だもの、自分のミスはキレイに消してしまって、新たな気持で解き直したいって思うのでしょう。

でも、それをやってしまうと、成績が上がりません。

なぜなら「自分がどんな間違いをしたか」がわからなくなってしまうからです。

そんで、間違いを消して正解を書いて◯がついているので、復習するときに重点的にやり直すべき部分(自分の弱点)が、全く見えないワケです。


誰だって、最初は弱点だらけです。

100問中、最初は正解が50問だったとしましょう。

自分で復習するべき部分は、間違った50問です。

2回目、正解が80問になりました。

次の復習は20問だけ、かかる時間は半分以下です。

3回目、正解は98問。

その場で復習が完了します。

シンプルですが、たったこれだけでメキメキと実力をつけることができます。


問題演習、あるいはテストとは、何のためにあるのか。

理想は「弱点を把握する=問題演習」「弱点克服達成度の確認=テスト」だと思いますが、両方とも「自分の弱点を把握するため」でいいと思います。

「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。

孫子の兵法という本に書かれている言葉で、戦争における戦略から生まれた言葉です。

敵をテスト(入試)、己を自分の弱点と置き換える。

テストの傾向が把握でき、それに対して自分の弱点がどこなのかがわかれば、しっかりとした気持ちでテスト当日を迎えることができます。


出来ないこと、自分に弱点があること、最近の生徒さんはそれらを恐れます。

「間違うこと=恥ずかしいこと、ダメなこと」という式でくくってしまい、かえってそれが自分の成長のネックとなっている。


弱点ってのは、宝物です。

自分の成長を生み出してくれる、自分だけの、宝物です。

それを消しゴムで消そうだなんて…


ダメ、ぜったい(`・ω・´)ゞ


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JinJuku

「成績の上げ方」「合格力の付け方」のアドバイスは当然しますが、成績や進学先で人生が決まるわけではないということも伝えています。大切なのは「眼の前の目標や目的から逃げない」こと。逃げずにとりあえずぶつかってみたからこそ見える景色がある。その景色に納得がいくような努力をしましょう!

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桐生・伊勢崎に教室がある学習塾『仁塾 JINJUKU』での出来事を紹介していきます。
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