所作と、デキル度

ビジネスの世界では、デキル人と、そうでない人との違いは、とにかく明確です。

結果を出す(数字を叩き出す)か出さないか、ただそれだけなので。。。


自分自身、大して結果を出してきたわけではないので、あまり大きなことは言えないのですが、私の周りを見渡すと、デキル人にはある共通点があることがわかります。


それは、所作に表れます。

小難しく「所作(ショサ)」などと言いましたが、要は「振る舞い」です。


デキル人、結果を出し続けている人は、とにかくこの所作が「丁寧でスマート」なんです。


例えば、モノの「扱い方」

デキル人は、とにかくモノを丁寧に、大切に扱います。

値段や価値を問わず、全ての自分の持ち物に対して感謝し、リスペクトしている。

そして更に、たとえ他人のモノであっても、自分が触れるモノに対しては、自分の持ち物と同じようにリスペクトしているので、会社の備品や、公衆トイレに対しての扱いさえも、とても丁寧で洗練されているのです。

残念な人の持ち物は、どこかヨレヨレ感があったり、擦れて傷んでいたりします。


例えば、モノの「置き方」

デキル人は「ソっと」音も立てずに、いつ置いたのかわからないように置く。

残念な人は、デスクに車の鍵を置く時に「ガチャッと(投げるように)」置く、鞄を床に「ドサッと」置く。


例えば、ドアの「閉め方」

デキル人は最後までドアノブに手を添えて、「カチャ」と人類が発明した構造が奏でるサウンドを堪能するように、閉める。

残念な人は、途中から手を離して「バタン」と大きな音を出して閉める。


所作が雑な人は、コストがかかります。

同じようにモノを使っていても、「モチ」が違いますので。


靴(くつ)などの皮革製品を例に挙げるとわかりやすいでしょうか。

同じ靴を同じ時期に手に入れ、同じ頻度で履いていたとします。

Aさんは1年くらいでボロボロになり廃棄。

Bさんは5年経過しても、ピカピカで現役バリバリ、とても丁寧にメンテナンスしているので、新品よりもむしろ味わい深くなっている。

私は社員の所作や持ち物の状態をよく見るので、やはり人によって大きな違いがありますね。

靴であれば、1年に1足のサイクルと5年に1足のサイクルでは、単純に5倍のコスト差が生まれます。

目に見えてわかるケースならわかりやすいのですが、例えば先述した「ドアの閉め方」だって、コストに大きな差が生まれます。

だって、ドアを「バタン」する人って、他のモノの扱いも雑ですから。

長い目で見ると、丁寧に扱う人より確実にモノの寿命が短くなる。


これが、ブラインド(目に見えない)コストです。


目に見えて判るコストダウンなんてカンタン、誰でもできます。

デキル人は、このブラインドコストを徹底的に削減します。


つまり、行動(所作)を徹底的にスリム化するスキームを作り上げられる人が、デキル人だと言えるんじゃないでしょうか。


私は製造事業部の代表取締役も兼任しているので、その絶大な効果は身をもって体験しています。

何しろ、「モノを大切にする」ための仕組みを作っただけで、赤字ギリギリだった会社があっという間に増収増益化、利益が出すぎてどうしようか悩むほどになったんですから。(悩むことないかw)


デキルっていうと、何か特別なスキルを持っていることを絶対条件のように思い、自分のスキルのなさに悲観し、余計に結果を出せないという悪循環に陥っている人が多いように思います。


成功の秘訣は)あるとすれば、どこに行ってもトイレ掃除を実践していることぐらいでしょうか  【ビートたけし】

あの世界の北野武さんだって、成功の秘訣を「トイレ掃除」と言い切っているくらいです。


モノの扱い方、ドアの閉め方など、自分の所作を客観的に見直すことも、結果を叩き出すための重要な戦略だと、私は思います。


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JinJuku

「成績の上げ方」「合格力の付け方」のアドバイスは当然しますが、成績や進学先で人生が決まるわけではないということも伝えています。大切なのは「眼の前の目標や目的から逃げない」こと。逃げずにとりあえずぶつかってみたからこそ見える景色がある。その景色に納得がいくような努力をしましょう!
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