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沖縄・那覇の海にザトウクジラがやってくる

沖縄・那覇の海にザトウクジラがやってきます。

普段の生活海域である、はるか遠いシベリア海域から12月末~3月までは子育てシーズンで南の暖かい海域で、母クジラが子供クジラに泳ぎを教えています。

ザトウクジラの平均寿命は50年程度。
プランクトンや小魚の豊富なシベリア海域に比べて、沖縄近海ではほとんど食事をとらないと言われています。子育てのために温かい海域に留まる必要があるのです。

コロナ前に夏の北海道にマッコウクジラを見に行ったことがあります。同じクジラでもザトウクジラと全く違います。

潜水の達者なマッコウクジラは1時間以上息継ぎに出てこない。

ザトウクジラは通常20分程度で息継ぎをします。
子どもはまだまだ息継ぎが上手く出来なくて5-10分おきに息継ぎをします。

母クジラも一緒に潮吹きしながら出てくるので、非常に観察しやすい。

ホエールウォッチングの船の上では、皆が海面をじっと観察します。息継ぎのブロウが見えれば、声を上げてみなに知らせます。だいたいは、まず子クジラが先に上がってきます。息が長く続かないのですね。続いて母クジラがブロウ。しばらくは息継ぎで海面に留まります。
このときに、海面に浮上するクジラの身体の一部が見えて、黒い小山が見えます。

その後、海中に潜っていくときであれば尻尾が上がっていることもあります。

ダイナミックな野生動物、しかもボートなみの巨大生物に圧倒されます。
しかも、やっていることは母親の愛情たっぷりの子育て。

ホエールウォッチングは、なかなか他では得難い経験ができますね。

おっと、大事なことを書き忘れいることに気づきました。お値段です。

だいたい5,000〜6,500円が大人1人あたり。
ボートではなくクルーザー高速線で20〜50名定員くらいの船で、一回3時間程度。

万一クジラが見られない場合は返金というショップが多いですね。要予約です。

那覇発のマリンアクティビティというと、上の写真のパラセーリング🪂やバナナボートが一般的。 真冬の2月でも水着で開催されてました。

那覇はさすがに南国で冬でも気温は20℃こえる。泳げなくはない感じですが、さすが外国人はガンガン水着でしたね。

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