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芦屋の名建築、ヨドコウ迎賓館 ライト作

芦屋の名建築、ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)です。

大正時代、旧帝国ホテル建設のため来日していた近代建築の巨匠 フランク・ロイド・ライトが設計、高級住宅街・芦屋の小高い丘の上に建つ国指定重要文化財です。

繰り返しの幾何学模様が気持ち良い、名建築を堪能しました。

窓の光の差し込み、廊下の影すら計算し尽くされた美しさ。
ジョサイア・コンドルの旧岩崎邸洋館でも感じましたが、影を実にうまく組み込むのがこの時代のトレンドだったのでしょうか。

学生時代に美術絵画で習った「一点透視図法」がまさかの実在建築に使用されてます。

パース(透視図)を使った遠近法の一つで、立体的でリアルな背景を描くために使われます。 部屋や家の中、風景を描くのによく使用されます。

効果はもちろん奥行きを広く見せるため。面白いなぁ

光が間接照明と窓の光が柔らかく差し込む。
石もいい石使ってます。

アフタヌーンティーが欲しくなる部屋。
窓の外の緑が美しい。

近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)によって設計された住宅。ライトがアメリカに帰国後は、彼の弟子である遠藤 新と南 信が引き継ぎ、1924年(大正13年)に竣工。もうすぐ100年を迎えます。

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