人体実験の続き

無塩食を終えてもうすぐ2週間がたとうとしています。現在の食生活は、野菜が中心で、ご飯はおちょこに1杯くらいを昼と夜に食べています。甘いもの、揚げ物は食べません。

お肉についてですが、鶏肉を食べた翌日に鼻のしたにおできができて、次の日も食べたら悪化して、数日たった今でもまだ残っていますので、鶏肉は体に負担になっていると思われます。豚肉は、下痢しました(これは前から豚肉食べると下痢したので、私の体には合っていないと思う)食べたいからと言って食べた後、体に反応が起こるということは、私の体には必要がないと思うので、しばらくは食べないという選択をいまはしています。牛肉はもともとほとんど食べないので、わかりません。

目が食べたいし、味を覚えているので、あの脂っこいのをご飯と一緒にたべたらおいしいよね~と思うのですが、食べたところで下痢したりなので、しばらく休止。でも、焼肉たべたいな~という気持ちはあるので、食べたくなったら食べるかもしれません。

エビやサーモンは特に反応なし、体の変化はありませんでした。魚介はいいのかも?でも家ではあまり食べません。だしを取るのに使いたいけど、どうしようかなというところです。

お菓子については、チョコは甘すぎて食べたく無いし、アイスは甘すぎる、何を食べてもあまーい。菓子パンを買って食べてみたら、あまくてのどは乾くし、なんとか食べたけど、クリームのところは捨ててしまった。ごめんなさい!スコーンはおいしかったです。食べたスコーンはあまり甘くなくてとってもいい感じでした。チーズケーキは、なんかあまりおいしく感じなかった。あんなに好きだったのに、口の中にいれたとたん違和感がありました。

小麦製品は、オーブンで焼いているからか食べると次の日に便秘になります。でるけど、コロコロであまり出ない。なので、食べるのは控えています。そとでいただいたときは食べるかも?パンが好きなんだけど、食べてもあまりおいしく感じないのと急に首が詰まったようになります。肩こりするし、頭が重くなる感じがあります。

体重は1キロもどりました。体調はすこぶる良いです。朝もスッキリ目が覚める。あさの散歩も日課になりました。

食べたいものを食べることができる。ということはとても素敵で豊かで恵まれていることかもしれません。私も「今の日本に生まれたんだから、食べたいものを食べるのが楽しいし、食が密接に自分の幸せと結びついている」と、つい1週間前までは思っていました。

でも、こうやって体調がよく、寝込んだり頭が痛くなったりしない毎日を過ごしていると「食べたいものを食べる」よりも、「自分の体に合ったものを食べる」ということの方が、トータルで見たときに人生はごきげんになるのではないかと最近考えるようになりました。とっても、コスパがよい!

そもそも、「食べたいものを食べる」の「食べたい」という欲求が、本当に自分の体が欲しているものなのか、味覚が刺激になれてしまいさらなる刺激を求めているだけなのか、ストレスからの欲求なのか?ということがなかなかわかりにくいなと思います。今回無塩食で味覚に敏感になったから、なんとなくわかるような気がしているけど、これだってそうなのかわかりません。

でも、おいしいと感じるもの(今は肉とか味の濃いもの)を食べたときの至福感って、いいよね、なにものにも代えがたいご機嫌な時間だよね。と思っているんですが、これってもしかしてなにかの中毒の方が、そのものを摂取したときと同じ感覚なのではという考えも浮かんできます。もしかしたらその至福感も中毒症状なのか?実際にパンやあまいものを食べたときは、なにか恍惚感のようなものを感じます。テンションが上がる感じかな。

体に合ったものは、おいしと感じるけど「うんまーーーーーーーい!」と思わずにんまりしてしまう感じとはちょっと違うんだよな。

なんてことを考え出すと、とってもめんどくさいよね。わたしってかなりめんどくさい感じにはまっているよね、と冷静な自分もいますが、もう少しこの感覚を追求したくなっています。そして、何しろ体調が良いので、いい感じ。続けてみたい。

いつか急にまた肉を食べだすかもしれないし、食べないかもしれないけど、そうやって食べ物を自分で選ぶことができるということはとっても幸せで豊かなことなんだと感じます。ここまで食べるものや、食べた後の体の感覚について考察したことはなかったので、今後もしばらくは考察を続けてみようと思います。

無塩食をしてみてわかったのは、体ってじつはいろんなことを教えてくれているってことです。ただ単に私たちが気が付いていないだけで、一生懸命教えてくれてる。あたまで考える前に、身体の反応に敏感になる。じぶんのことを無視しないこと、押さえつけないこと、我慢しないこと。これは食べ物だけではなく、いろんなことに言えます。なんとなく居心地がわるいとか、いいとか。

食べ物をきっかけにして、自分のからだとこんなに会話することになるとは思わなかったけど、今はパニックになりそうになっても、自分の体に聞けるようになりました。状況を冷静にみられるので、不安に飲み込まれることが少なくなっています。これって私にとっては大きな進歩です。

体質改善はできたのかな?それについてはまだわかりません

というわけで人体実験は続きます~




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