見出し画像

G-Star2023 参加レポ in 釜山

2023年11月に釜山で開催された韓国最大のゲームショウG-Star2023に参加してきました。
2018年・2019年と参加しましたが、約4年ぶりのG-Star!コロナ禍を経てどのような変化があったのか、
ADINNOVATIONとしてG-Starで何しているの?をまとめていきたいと思います!


G-Starとは

毎年11月に韓国の釜山で開催されている、韓国最大級のゲームショウ。
2023年は11月16日ー19日の開催で、会場はBTC(一般来場者向け)とBTB(企業間取引向け)に分かれています。
ちょうど韓国の大学修学能力試験が終わった学生たちが多く参加する最大の行事で一般の参加者でにぎわいます。
特にオンラインゲームのユーザー数の多い韓国では、注目度の高いイベントとなります。
アドイノベーションとしてはコロナ前2019年以来、3年ぶりの参加となりました。

全体の様子

2018年、2019年に参加した際は、PUBGやフォートナイトなどのTPSゲームが大流行していた時期でもあり、会場上に気球が飛んでいたり、海雲台(ヘウンデ)の海岸沿いにたくさんのモニュメントや広告が出ており大盛り上がりな印象でしたが、
コロナが明けた2023年久々のG-Starでは大きな広告や会場外のブースなどはなく、落ち着いた印象を受けました。
しかし会場内はコロナ以降の最大のブース数で新作がずらりと並んでおり試遊のために長蛇の列を作っているゲームもあったとか。
私たちはBTC館よりもBTB館での出入りが多かったためどれだけ盛り上がっていたかお伝えできず残念です。

G-Starのスケジュール

G-Starでは事前に公式サイトに登録し、G-Star専用のシステムを通じて各社関心のある会社にアポイントを取ります。
ブースを出展している会社はもちろん、ビジネスマッチングの場でもあるため参加者として登録された担当者や会社すべてにミーティングの申請をすることができます。
もともとブースがある会社であれば、ミーティング場所もすぐ確保ができるのですが、ブースのない同士の打ち合わせの場合、G-Star会場内にあるフリーカフェスペースなどを予約する必要があります。
そのスペースも予約がいっぱいで取れないこともあり、多くの人はスペース周辺に立って打ち合わせする姿も見られました。
欧米からの参加者も多く、やはり最大のゲームショウとあり関心度の高さがうかがえます。

G-starでの過ごし方【1日目】

【1日目】釜山に到着後、すぐホテルに向かい荷物を置いて、いざ会場へ!

金海空港(釜山)
G-STAR BTB館

受付でネームプレートを受け取り、会場へと入ります。
早速17時から打ち合わせを予定していたため、ミーティングポイントに向かいますが、どこも満席で打ち合わせできるスペースが全くない!!
なんとか代表の方とお会いし、立ったまま打ち合わせを行いました。。。
カジュアルゲームを制作している韓国のゲーム企業で、日本でのアプリローンチを控えており、広告配信についても相談を受けました。

その後BTB館の中にもたくさんの有名ゲーム企業のブースが出ているので見学です。あまりたくさん写真を撮れていないですね・・

XSOLLA
playwith

1階のBTC会場にも足を運んでみます。たくさんのお客さんでにぎわっていました。

WEBZEN
WEBZENの新作

会場がとても広いので1周するだけでもへとへとです。
夜は海雲台の市場で海鮮鍋を食し、Applovin×Xsollaが主催するアフターパーティにお邪魔しました。

海雲台の海鮮鍋
海雲台のビーチ
Applovin×Xsollaのアフターパーティ会場
水族館を貸し切って行われましたが人が多すぎて奥まで入れず
普通に水族館を楽しみました

G-Starでの過ごし方【2日目】

【2日目】2日目は5件のアポイントがありました!
韓国のゲーム企業やパブリッシャーと4件、ネットワークメディア様と1件打ち合わせを行いました。
日本でのゲームローンチを控えている会社様や、以前連絡を取っていたゲーム会社様に、日本のマーケットについて、ゲームアプリ市場、日本でのUAマーケティングの方法などについて説明を行いました。
日本市場にもともと関心のあるお客様ばかりなので、熱心に話を聞いてくださり、良い関係づくりができたと思います。
ちなみに打ち合わせはすべて韓国語で行っており、特に2日目はミーティング続きだったので慣れてきた感覚はありましたが、夜にはへとへとでした。
ミーティングが多かったため、特に写真は撮っておりませんが
ランチをとったお店のメニューを載せておきます!

キンパとラーメンをいただきました

夜は2件のアフターパーティに事前登録しておりました。
1件目は「술로지옥(酒で地獄)」(ソロ地獄という韓国の人気恋愛ドキュメンタリー番組の名前と掛けてる。ハングルと発音が似ている→「솔로지옥」日本では「脱出おひとり島」というNetflixのタイトル)
というAppier×Playio×Singular×SmileShark×tnkfactoryの5社が合同主催しているパーティに参加しました。
すべてお酒も食べ物も無料で振舞われ、途中ゲームなんかも実施され、大盛り上がり!景品はもちろん「お酒」。私たちのテーブルも焼酎やビール10本ほど飲み干しておりました‥‥

相席となったお姉さん方には大変お世話になりました

2件目はDSPメディアのPersona.lyMISTPLAYが主催するパーティへ!
パーティ内でも移動しながらいろいろな業界の方と名刺交換をします。
韓国以外のゲーム企業の方やメディアの方、放送局の方などなど。
でもみんな酔っぱらっています。

Barを貸し切ってここでもお酒や食事が無料で振舞われます

まとめ

■事前のアポイント取り大事!
G-STARのような大きなイベントでは、事前のアポイントがとても重要でその場で大きなブースの企業にいきなり打ち合わせを依頼することができません。
参加登録する際、自社の紹介を韓国語や英語でしっかり伝えることが大事です。
参加登録者は直前まで更新されるため、日々チェックしながら
関心のある会社へ根気強くアポイント申請を送り続けることも大事なポイントです!
大きなブースを回ることで担当者の名刺も置いてあるのでこっそりもらっていくとよいです。
日本市場への関心度が高い
今回ミーティングを行った会社はみなさん日本への本格進出、日本ユーザーの重要性を知っているお客さまばかりです。
特に日本のユーザーはROIが高いことでも有名なため、良質なユーザーを獲得できれば収益拡大が期待できるからです。
今回は具体的に日本でUA広告(ユーザー獲得)を実施した場合の、ゲームジャンル別CPIなどを資料にもっていきましたが、とても反応が良かったです。
またテスト的に少額で日本への広告配信を行ってみたい、日本ユーザーが好むデザイン制作、日本国内メディアへの配信要望も多い印象でした。
アドイノベーションでは
・少額でのUA広告配信
・日本ユーザー向け広告用クリエイティブ制作
・グローバルメディア~日本国内メディアの買付と運用
・ASOの支援
すべて対応が可能で、かつ韓国語でのやり取りも可能です。
韓国のゲームの勢いに期待
今回はBTB館での打ち合わせがメインとなり、あまりBTC館の盛り上がりを目にすることができませんでしたが
日本では飽和気味のゲーム市場と比較すると、ユーザーの盛り上がりや新作の多さからまだまだ韓国のゲームの勢いはすごいなと期待できました。
韓国はもちろんゲームの熱量の高いユーザーが多くいますが、人口比でみるとやはり日本市場というのは魅力的に映るものです。
日本への進出を本格的に始動するゲーム会社、ますます日本にローカライズされたゲームをローンチしてくる大手ゲーム会社も増えてくることでしょう。
私たちも韓国のモバイルゲームの日本での成功に一役買える存在になれるよう最新情報をキャッチし、日々アップグレードしていく必要があります。

初めてのnoteで長い旅行日記のようになってしまいましたが、拙い文章を最後まで読んできただきありがとうございました!

気になる点ありましたら是非教えていただけると嬉しいです。

Adinnovation こやまみさと🌸

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?