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から揚げの聖地にある名店で地元の女の子達と出会い、自分のアドリブ力のなさに絶望した話

春から、あるプロジェクトを始める予定です。その件で、今日は朝から新幹線で、大分県中津市まで。

博多の一つ前、北九州市の小倉までは新幹線で東京から4時間半。そこからJRソニック号というイカした列車に乗り換えて、大分県の中津駅まで。
九州まで来るのに飛行機ではなく新幹線を使ったのは初めてだったけれど、全然、遠くも長くも感じなかった。

今回のプロジェクトパートナー、新大阪から合流した某O氏と車中で打ち合わせをしながらだったので、あっという間に九州到着。
小倉駅では、ギラヴァンツ北九州のシャツを着た人達がたくさん歩いてた。どうやら今日は、ホームでギラヴァンツの試合があったようだ。Jが普通にある週末。いい光景だった。

大分の中津まで来た目的。それはまだ明かせませんが、夜中の3時半に起きて、4時半に家を出てきただけの甲斐は十分にありました。明日もう一日、しっかり楽しみたいと思います。そしてプロジェクトの概要は、いずれドドーンと発表できるかと。

自分で準備している REVERSE と同時進行で、楽しくてドキドキなチャレンジが春から始められそうです。

さて今日はその後、今回の打ち合わせ先で仕事をされているT氏のアテンドで、中津の名所を巡るプチ観光。T氏とは、久々の再会でした。

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・日本初の有料道路だという《青の洞門》
・まるでジブリの世界に飛び込んで時間を逆流したかのような《羅漢寺》
・黒田官兵衛ゆかりの《中津城》
・福沢諭吉の《旧居》(しかし閉館時間を過ぎていて入れず⋯)

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青の洞門あたりからジブリの香りがし始めたけれど、その後に辿り着いた 羅漢寺 がまさに、ジブリの世界そのものだった。

神が棲む場所。そんな世界観を感じざるを得ないほどに神秘的で、幻想的で、厳かで。ここに立ち入るのは観光気分だけで来ちゃダメだなと、いろんな意味で思い知らされたのでした。
ここ羅漢寺でのこと、不思議な鯉のこと、しゃもじに書かれたメッセージ、秒の速さですっ飛んできたおじさんのこと⋯明日のコラムで、たっぷりと書きます。

最後。これまでTVの取材などもたくさん来ているという「から揚げ」の有名店、ぶんごや で、から揚げをテイクアウト。

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「うんめぇ、マジうんめぇ⋯!」と店先でおじさん3人が興奮しながら食べてる光景もそれはそれでから揚げの香りに負けないくらい香ばしかったと思うけれど、いやぁ、本当に美味しかった。

中津はから揚げの聖地らしい。そんな聖地にある名店・ぶんごやで食べた 骨なし、砂ずり、手羽先。本来のから揚げってこうなんだなぁと感激。連れて行ってくれたTさん、本当にありがとうございました!

この ぶんごや は、働いているおばさま達がたくさん。やっぱり人気店だからかな。そして皆さん、楽しそうに働いていたのがとても印象的だった。僕らが買った合計1201円の1円を、オマケしてくれたりもして。

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僕らがから揚げを注文し、それが揚がるのを待ってる時に、ガラガラっとドアが開き、、
「こんにちわぁ」と細い声で言いながら、小学生の女の子が入ってきた。

お母さんにお買い物頼まれたのかな、と思ったら続いて友達ふたりも入ってきて、どうやら友達同士3人で、おやつがわりにから揚げを買いに来たようだった。

名店で、おやつにから揚げ。おい最高じゃないか。地元にこんな美味しい名店があるなんて羨ましい。
しかも全然安いし、そしてあのおばちゃん達だから、とっても入りやすい雰囲気。
「何にする?ゆっくり決めていいよ」
「6年生?前も来てくれてたよね」
なんて、おばちゃんも気軽に話しかけてる。

その会話を盗み聞きする、僕らおじさん3人。
地元の名店にて、よそから来たおじさん3人と地元の少女3人が狭い店内で居合わせるという、やはりから揚げに負けないほどの、なかなかに香ばしい時間だった。彼女達はキャピキャピしてなく、おとなしい感じの子達だった。

おばちゃんとの会話を聞いていると、どうやら、彼女達はもうすぐ小学校の卒業式らしい。

そうか、中学生になっても楽しく過ごすんだぞ。そしてこの店にもいつまでも通い続けるんだぞ、なんて内心で思いながら完全に父親目線で彼女達を見ていた僕だったのだけれど、、

彼女達がから揚げを待ってる間に、僕らはから揚げを受け取って店外へ。
そしておじさん3人で路上でわちゃわちゃ食べて、浮かれて帰る。しかし

あそこで帰る前に、彼女達に気づかれないように

「これ、彼女達のぶんなんで」

と、こっそりお会計をしてくるべきだった⋯!とその後に強く後悔した。

妄想タイム開始

彼女達がお金を払おうとしたら
・おばちゃん「さっきいたおじさんが、みんなのぶん払っていってくれたよ」
・彼女達「えっ!」
・おばちゃん「卒業祝いだってさ」
・彼女達「なんてステキな人なの」

となっていたはずじゃないか。きっと。きっと。

卒業間際の出来事だから、きっと「あの時のから揚げのおじさん」つって、ずっと覚えていてくれそうなもんじゃないか!(爆)きっと。

あそこでとっさにそれができなかった自分のアドリブ力のなさに、軽く自己嫌悪に陥った。こんなんだから、いつまでたっても結コ..(自粛)

名前も知らない君達、卒業おめでとう。これからもから揚げ食べて、大きく育ってくれ!いつまでも仲良くね。

明日、きっと帰りの新幹線の中で、インパクト強烈だった羅漢寺のことを書きます。

note、毎日更新しています。過去のnoteは こちら から。

毎日更新とか言いつつ今日はもう0時を超えてしまったけれど、寝るまでは今日である、とこないだ決めたばかりなので、セーフ(礼)


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