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47都道府県 全部行ってみよう計画 ⑦高知県

こんにちはRYUです。個人的にまだ行ったことがない8県を巡り、47都道府県を制覇しよう!というこの企画、第7回は「高知県」です。

第5回「広島県」、第6回「愛媛県」の回でも紹介したのですが、今回はアドパブリシティの地元である名古屋を出発して、「徳島→香川→岡山→広島→愛媛→高知」の順で四国を一機に一巡する計画です。全て車での移動で、総距離は1,200km程度です。

こちらが今回のルートです(赤:往路/青:復路)。瀬戸内海にかかる全ての「大橋」を通って、ゆっくり見たことがなかった「瀬戸内」の風景を楽しむことも今回の目的の一つでした。

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愛媛県の道後温泉を午後出発し、夕方近くに高知市に到着しました。ここで車をホテルに預けて、高知駅から「はりまや橋」付近まで市電(とさでん電鉄・旧土佐電鉄)で移動してみます。

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松山市内から道後温泉までの経路でも市電を活用しましたが、一気に旅情が高まりますね♪  

まずは地元の方が「ガッカリ観光地」と自虐ネタにするらしい「はりまや橋」を見にきました。まあ、そんなに悪い印象は無いですし、目印になるから良いと思いますが・・

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次は長いアーケード商店街を通って「高知城」に行ってみることに。3層6階の天守を持つこのお城は貴重な現存城(非再建)で、「日本の名城100」にも選出されています。

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城内の入り口付近から見た高知城。なかなか美しい姿です。調べて分かったのですが、このお城を築城した初代土佐藩主「山内一豊」は愛知県岩倉市の出身で、岩倉織田氏に仕えた方です。私たちの地元・愛知県の方が高知に来て、後世にまで残るお城を建てたとは・・・。約400年前からの高知と愛知のご縁を、もっと両県在住の方に知ってもらいたいです。

天守閣はさほど大きくないのですが、44.4mの高さの大高坂山の上に建てられており、周囲を見渡すことができます。

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木造の現存城は、どれも繊細な造形で美しいですね。コンクリートで再建されたお城は屋根回りが厚く、造形も大雑把になりがちです。

お城を見た後は、有名スポット「ひろめ市場」にやってきました。場内は巨大なフードコートになっていて、なんと店舗数は60店舗!店舗で購入したものを市場内のテーブルで飲食できるようになっています。今回の高知の旅の最大の目的だったといっても過言ではありません(汗)。

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いちばん場所を取っているのは、鰹の藁焼き(タタキ)で有名な「明神丸」さんです。ひろめ市場以外にも店舗が数軒あります。

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待ちに待った「鰹の藁焼き」、我々も頂くことにします。こんな感じの瞬間最大火力!で鰹の皮目がパリっと焼かれます。炭火とちょっと違う、藁が焼けた香りも素晴らしい一品です。

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ポン酢や醤油も勿論OKなんですが、高知での食べ方は「塩味」がおススメらしいです。鮮度が良いし、血合い部分も少ないので一切臭みなし。塩とニンニクのシンプルな組み合わせも、鮮度のよい鰹の旨味を引き立てます。

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調子に乗って、さらに色々買い足してみました。

左上:鰹のタタキ(おかわり) 左中:マグロ赤身とビントロ 左右:鯨ベーコン 中左:鯖のあぶり寿司 中右:中トロ寿司 左下:ウツボ唐揚げ

どれも、この鮮度のものはなかなか他の大都市圏では食べられません。

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そして食べ物と同じくらい楽しみにしていたのが日本酒です。高知に来て土佐の酒を飲まないわけには行きません。土佐の辛口の酒「土佐鶴」が、地元の料理にバッチリ合います。

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さらに、さつま揚げ(土佐揚げ?)も買ってみたのですが・・・練った魚の半身自体の鮮度が良くて旨い!です。鹿児島とは海を隔てたご近所なので、揚げ物文化も共通なんでしょうかね。

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そんなわけで、念願の「ひろめ市場」を楽しませてもらいました。こんな旨い食材と酒が常に身近にあるなんて、高知の皆さんが羨ましいです。

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翌日、高知訪問の最後は、坂本龍馬像が立つ「桂浜」に行ってみることにしました。キレイな砂浜なんですが・・・

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年中遊泳禁止です。なぜかというと御覧の高波(汗)。潮流も早いので危険なんだそうです。納得ですが、風景は素晴らしいです。

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海岸縁の丘に建つ坂本龍馬像には、有料の展望台が建てられていました。より近くで龍馬像を見られるという事らしいですが・・・。これはちょっと見栄えが悪くて、龍馬が気の毒かも。

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そんなわけで、愛知県出身の初代土佐藩主がお城を作った高知県、風景も飲食も素晴らしい!ところでした。ぜひ再訪して、次は室戸市や四万十市の方まで行ってみたいと思います。

そして47都道府県制覇の方は、ついにリーチ!残り1県、「山形県」を残すだけになりました。 (RYU)