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マイワイフが企画する名古屋周辺の旅「西尾」


こんにちは。SNS担当のRYUです。再婚した神戸出身の妻が「行ってみたい」という場所に、名古屋出身の私が応える旅の第2回。今回は「西尾」を紹介します。

「西尾ってどのへん?」と聞かれて即答できる人は、名古屋市内在住の人でも多くないと思います。西尾市は愛知県の海沿いに位置していて、三河湾に浮かぶ小島「佐久島」も西尾市の一部です。

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年間350tを生産するお茶の産地で、全国の生産量の18%程度を担っています。宇治や静岡あたりと比べると、ちょっと地味ですが頑張ってます。ちなみに西尾茶は殆どが抹茶用だそうです。

そんなことで出発した西尾の旅、まずは希望通り「平原の滝」に向かいました。名古屋市内から車で23号線を30分ほど東向きに走ると、特に渋滞もなく駐車場に到着。さらにここから5分ほど歩くと、あっさり滝に到着しました。

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なかなか良いじゃないですか!

標高も低いですから、山奥の清流・・・ってわけにはいきませんが、名古屋から30分くらいの近郊に、こんな自然がアルモンテ!いや、あるなんて。

水も冷たくて気持ちいいです。来訪客はまばらで、ほぼ貸切状態です。

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この日は猛暑だったので、誰もいないのを良いことに、しばし上半身裸で滝行しました。やってみると、滝に打たれるのって、なんとなくクリスタル・・いやスピリチャルです。癒されます。

滝から徒歩で20分くらい登ると、茶臼山の展望台に出ます。登山靴まではいりませんが、かなり斜度があるので、小学校3年生以上くらいの脚力がないと厳しいと思います。

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ちなみに夏場はペットボトル必須です。虫よけスプレーも持っていきましょう。前日のアルコールが抜けきらないカラダに鞭を打ち、登りきった先には展望台が。

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吉野ヶ里遺跡ではありませんよ。およそ270°くらいのパノラマスポット。岡崎や安城などの市街地や名古屋市の金城陸橋など、名古屋近郊のランドマークが一望できます。

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登ってよかった!

・・・と、きっと感じられると思います。絶景で、風も気持ちいいです。

その後は、マイワイフに言われるままに近くの西尾市歴史公園へ。

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ここはかつての「西尾城」の跡地で、資料館と数寄屋造りの旧近衛邸、復元された櫓などが楽しめます。残念ながら明治時代に天守閣は取り壊されたので現存しませんが、画像の「丑寅櫓」が復元され、バイブスを上げてくれています。

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こちらは旧近衛邸。元は京都にあったものを移築したそうです。邸内では抹茶と枯山水の庭を楽しめます。窓ガラスは昭和初期の手作業によるもので、近くに寄ると世の中が歪んで見えます。既に作る職人もいないので、壊れたら代わりは無いそうです。

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抹茶は西尾茶。お菓子は地元・両口屋のものです。

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ちなみに私、枯山水の庭が大好きで、京都に行くと竜安寺と仁和寺をハシゴします。ここも名古屋近郊にいながら、ちょっと京都気分が楽しめます。

抹茶で休憩が終わったら、ちょっと足を延ばして「一色町さかな市場」に行ってみては?一色は鰻の産地として有名で、早い時間ならレストランもやってます。

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最後は沖縄・北谷の防波堤・・ではなく一色海浜公園の海岸線から、知多半島、渥美半島、佐久島、篠島、日間賀島を眺めて半日の旅が終了。愛知って平野が多い印象だけど、実は山も海も、島もある!ことを実感した西尾の旅でした。ではまた~!  (RYU)