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ルーティンの夏休み2022(沖縄)

こんにちはRYUです。台風が通過して秋風が吹く時期になりましたが、皆さん今年は夏休みを取りましたか?私はここ数年、沖縄で休暇を取るのがルーティンになっています。高級ホテルやレストランに行くわけでもなく、基本的に滞在中は「海にいるだけ」なので至って質素な旅なんですが・・・今回はそんな、私のル-ティンの夏休みを紹介してみたいと思います。

始まりは1975年「海洋博」

私が初めて沖縄を訪れたのは、まだ小学生の頃。1975年の海洋博でした。当時は米国占領下から日本に復帰したばかりで、車は左ハンドル&右側通行。道路の両側には随所に米軍基地の鉄条網が張り巡らされていたし、まだ戦争の傷跡も生々しくカルチャーショックを受けました。当然まだ高速道路はなく、那覇から本部までの58号線は途中から砂利道。今となっては貴重な思い出です。

1975年「海洋博」の画像。現在は「海洋博公園」として営業していますが、遊園地の遊具は全て撤去されました。

そんな原体験があったせいか?結婚して子供が出来てからは何度もプライベートで来るようになりました。また、最近まで旅行会社の広告の仕事をしていたので出張で来る機会も多くありました。47年にわたって関わった沖縄は、私にとっての「アナザースカイ」です。

滞在中は海にいるだけ

以前は島内のあちこちを観光したのですが、一通り見たので最近は観光地巡りもしません。那覇の国際通りも毎回スルー。基本的に海にいるだけです。私の経験の中ではハワイとかセブ島とかと比較しても、沖縄の海は世界有数のキレイな海だと思います。

毎年恒例のムーンビーチ

まずはプライベートビーチ

今回も到着日~翌日は、とりあえずホテルのプライベートベーチでゆっくり滞在。岩場近くには熱帯魚がたくさんいて、ここでも簡単なシュノーケリングが楽しめます。そして・・合間に飲むビールは最っ高♪ です。

幸い滞在中は良い天気でした♪

このホテルは元々米軍用のリゾートだったので、広々した設計で快適です。テラスの作りはハワイっぽくて、今年も癒やされました。

パッと見ほぼハワイ?なムーンビーチのテラス

常宿も紹介

毎年利用している宿も紹介します。上記で紹介した「ホテル・ムーンビーチ」の・・・隣にある「ムーンヴィラ」です。設備も十分でお安い♫。しかも経営者同士の「ゆいまーる」(沖縄の地域コミュニティ)のおかげで、追加利用料無しでムーンビーチを利用できます。

洗濯機も無料で使用できるので「ほぼ自宅」の感覚です。

ホテルのオーナーさんとも仲良くなったのですが・・・この方、ホテルのオーナーでありながらライブハウスでオールディーズ・ロックを歌うシンガーでした(汗)。なかなか日程が合わないのですが、一度ライブも見ないとです。

▼オーナーの玉城さん

水納島でシュノーケリング

3日目には、本部の先にある島「水納島」のシュノーケリングツアーに参加してみました。マップ右側にある「渡久地港」から左側の水納島まで、フェリーで15分ほどの距離です。

渡久地港=水納島まで15分ほど。

こちらが水納港。利用客は大学生のグループが多かったです。明らかに海が目的で来ていない、フルメイクの女子大生たちが印象的でした。

水納港。いちおう待合所もあります。

離島に来ると、一段と空や海の色が違いますね。湘南や須磨の海もいいけど、さすがにこの色彩はありません。遠景には特徴的な形の伊江島が見えて良いロケーションです。いつも思うのですが、伊江島の形って・・・

遠景に見えるのが伊江島です。

ピザハットに似てるなと思います。

とりあえず、シュノーケリングまでの待ち時間にマリンスポーツを試し・・・。

その後、メインイベントのボートシュノーケリングをやってみました。GoProとか持っていないので資料映像で見て頂くと・・・こんな感じで「宝箱や~」と言いたくなる水中の風景が広がります。天候次第ですが、これはお勧めできる内容でした。

まさに宝箱♪

シュノーケリングツアーは6歳から参加できるので、ファミリーでも参加可能です。金額的にも比較的お安いので、ぜひお試しください。

恩納村や本部と比べても、水の透明度が凄いです♪

県民食あれこれ

さて食事の方も、沖縄県民の皆さんの普段の食事を頂いてます。今回、初めて試すことができたのが、こちらの有名店「ブエノチキン」

「ノ」がどこに行ったのか?気になる「ブエノチキン」

商品は「鶏の丸焼き」の一択・・・なんですが、その特徴は、鶏のお腹に詰められた大量のニンニクとビネガー。ガッツリなんだけどビネガーのサッパリした後味で、他に無い美味しさ!です。

ザク切りのニンニクが大量に♫

あとは定番のエンダー(A&W)とか・・・

2人で行ったのに3人分セットを購入。

これまた定番のタコスとか・・・

「石川の駅」で食べたタコス。予想外に旨くて有名店「メキシコ」に迫る味でした。

個人的に好物の「てびち」(豚足)煮付けを食べたりと、年に数日しかない沖縄県民生活を楽しみました。

嘉海食堂のちびち。トロトロです♫

変わったところでは・・・水納島の後に寄った本部町のカフェレストランLA  TILLAさん。窓から瀬底島、伊江島、水納島が見渡せ、天気のよい日にはサンセットも楽しめる絶景スポットでした。

「SNS映え」するカフェレストラン LA TILLA
画面右の海上に薄く広がって見えるのが、先ほど上陸した水納島。

切り口がこんなサンドイッチや、レモンを絞ると色が変わるアイスティーなど、SNS映えを意識したメニュー展開。店内は女性が多かったです。

「映え」を計算したと思われるSNS向きメニュー。こんな沖縄もあります。

今回の旅行費用公開

・・というわけで個人的にルーティンの旅を紹介してみましたが、如何でしたか?参考までに、今回の旅行費用(交通費+宿泊費)も公開します。8月末に名古屋出発の3泊4日、2名合計で以下のお値段でした。名古屋=東京の新幹線往復+東京3泊でもこれ以上掛かるので、安くなったなあと実感します。水納島シュノーケリングツアーは別途1人6,000円でした。

名古屋発沖縄3泊で1人43,000円程度(飛行機・レンタカー込)。

皆さんも個々に旅行スタイルをお持ちかと思いますが、日常から離れて新たな知見や活力を得られる「旅」は、それが豪華であれ質素であれ大切な体験ではないかと思います。物価高や未だに残るコロナなどの障害もありますが、体力に不安を感じることなく旅に出られるのは平均で70歳までです(大手旅行会社調べ)。悔いが残らないよう、良い旅を続けられたらと思います。(RYU)