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アメリカで長期にかつ郊外に移動することも視野に入れて「海外(周遊)SIM」を使うときには、ローミング先のMNOも気にしたほうがいいかもしれない

どこのSIMを使っても同じじゃないの? と思われるかもしれませんが、アメリカにも移動体通信事業者(MNO)が複数あります。そのどれにつながるかによって微妙に違いがでます。

では具体的にはどれほど違うのでしょうか? 各MNOのカバー範囲を見るとよくわかります。ハワイのホノルル島を例にとってみます。上からT-Mobile、真ん中がAT&T、そして一番下がベライゾンです。

実はこの地図ではうまくごまかされちゃってますが有名なダイヤモンドヘッドもT-Mobileは微妙でした(入らないとは言っていない)。

日本の場合と同じようにアメリカでもMNOのアンテナカバー率には違いがあるわけです。市街地ならどれでも同じようですが、郊外や山岳地帯となるとベライゾンならよさそうですがT-Mobileは場所によっては検討が必要になってくるかもしれません。

ここで考えなければいけないのは数ある世界周遊SIMの多くがT-Mobileをそのパートナーとして選んでいることです。これはユーザーではどうしようもなく「どうもここは入りが悪いな、じゃ別のMNOに変えるか」というわけにはいきません(中にはそのようなことが可能なSIMもあります)。

じゃあベライゾンの回線を使うSIMを使えばいいじゃないかということになるわけですが、個人的な調査ですが今のところそれは見つかっていません。ですがAT&Tならありました。

タイのTrue TRAVEL World SIMと3香港のWorldwide Travel SIMです。しかしどういうわけかそのどちらも日本のAmazonにはまだ売っていません。残念。

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