『知らなくていいコト』(第7話)-僕がそこに居たかったんだ-

今日は体調不良でお家にいます。

三連休なのにね。

マイダーリン、ごめんなさい。

最近、何故か浮気を心配している彼。

彼が心配する程、私にモテ力はございません(笑)

そんなんいらん。

どうせなら文才がもう少し欲しかった(笑)

そんな私が書く、つたない記事を読んでくださる皆様。

本当に感謝です。

アクセス数として数字を見ると嬉しくなります。

『念仏』(第4話)の記事は未だに伸びており143アクセスとなりました。

勿論私が書いた記事で断トツです。

全体で210アクセスなんで(笑)

今週の『念仏』(第6話)ですが、これまたいい台詞が随所に使われていて書き残しておきたくなりました。

ですが、今日は連ドラ途中から観だした『知らなくていいコト』(第7話)について書こうと思います。

このドラマは1話目から観てなくて。

編集部物は好きなんですが、何だか興味が湧かなかったんですよね。

でもいつだったか、洗濯が終わるのを待ってる時に何気に観て、それから何となく観るように。

世間は佑くんに注目してますが、ここでは違ったところに視点を置いてみようと思います。

個人的には特集班・黒川デスクを演じてる山内圭哉さんに惹かれますが(笑)

今日は元カレの野中に視点を向けてみたいと思います。

彼は何故、他所の雑誌へ情報を流したのか。

それは、彼の嫉妬。

誰もがそう思うでしょう。

尾高と真壁、ふたりの関係性への嫉妬。

勿論それもあるでしょう。

ですが、私は違う視点の嫉妬が彼を掻き立てたのではないかと思います。

* * *

襲撃事件後の編集部は、翌日の校了に向け記事の仕上げに躍起になっていた。

未だ周りには話していないが、付き合い始めた連載班の同僚の小泉は、襲撃事件の際、動画を撮っていて、すんなりとその躍起となっている中に溶け込んでいる。

そんな中、小泉と同じ連載班の自分は特別仕事を与えられることもなく、ただそこに居るだけ。

気が付いたら、ポッカリと空いていた穴。

俺はその穴に落ちるまいと、見えない何かに必死でしがみついていた。

そんな時、WEB班のデスクから呼び止められた。

俺にも仕事が、、、?!

「何かさ、みんなに飲み物買ってきて。」この言葉で僕はポッカリと空いた穴にあっさりと蹴落とされた。

俺だってケイトみたいにバリバリ書ける編集者になりたかったんだ。

俺とケイトと何が違うんだよ。

俺だって本気を出せばあれくらいの記事は書けるんだ。

俺だって、、、俺だって。

アイツだってそうだ。

刺されたあの瞬間、もし俺が動画を撮ってたら、今アイツがいるあの場に居たのは俺だったんだ。


居心地悪い、こんな居場所なんかいらない。


---俺はさっき掴まされた名刺のダイヤルを押した。---


俺だって、ケイトみたいになりたかったんだ。

俺だって、ケイトみたいに書きたかったんだ。

でも、、、

俺にはケイトみたいな記事は書けない。

あんな取材して、もし訴えらでもしたら世間にどんな目で見られるか


俺だって、尾高さんみたいにケイトを好きだったんだ。

だけど仕方ないじゃないか。

ケイトは犯罪者の娘なんだ。

そんなの親が許すわけないし、そんなことがもしあからさまになって世間に知られたらまともな生活なんて送れない。

普通のことだろ?

何が変なんだ?

俺だって本気でケイトが好きだったんだ。

でも、、、

俺はケイトを庇って刺されるだけの覚悟があったのか。

俺は、本当にケイトのことが好きだった?


俺がもしあの時動画を撮ってたら、WEB班に混ざって動画を編集してたのは俺だったんだ。

でも、、、

あの場に居た俺は動揺して固まって、何も出来なかった。

俺は尾高さんみたいにケイトを庇って刺されるなんてことも出来ないし、咄嗟に動画を撮ることも出来ない。


そうか、、、なんだ、そういうことか。

居心地悪いこんな居場所なんかいらないじゃなくて、今の週刊イーストに俺の居場所がないだけか。

*  *  *

「今日突然乱入してきた女に刺されたのは、うちの社員の真壁ケイトです。」

「はい。」

「そして、真壁ケイトの父親は、30年前、夏休みのキャンプ場で起きた無差別殺人事件の犯人、乃十阿徹です。」

「はっ?」

「乃十阿徹です、ご存知ないですか?」

「あの?」

「母親は映画評論家の真壁杏南さんです。」

「去年亡くなった?」

「そうです。」

「俄かには信じられないような話です。」

「真壁ケイトから直々に聞いたので、間違いありません。」

「あっ、あぁ。」

「乃十阿徹と真壁杏南が知り合った頃、乃十阿徹には妻子が居、ふたりは不倫関係でした。」

「えぇ?」

「週刊イーストは、いつも真っ当なことを書きますが、実は殺人犯の子どもがそういう記事を書いているんですよ。なくはないですか。不倫の果てに生まれた子どもが、不倫を糾弾しているんですよ。」

* * *

ケイト、、、俺はお前みたいな記者になりたかったんだ。

体当たり記事を書いてスクープ取って、なんだかんだ言っても周りに頼りにされる、周りの中心に居れる、そんな記者になりたかった。

お前みたいな記者になりたかった。

どこで違ったんだ。

なぁ、、、どこで間違ったんだよ。

ケイト、、、教えてくれよ。


+ + + + + + +


さて、いかがでしたか?

ヤフーブログに書いていた頃の、Adomaticみたいな記事に仕上げてみました。

あの頃は窪田くん主演のNHK『下流の宴』を毎回事細かにこんな感じで書いてました。(あのブログが消えてしまったのが本当に残念です。。。)

でもこれって本当に時間がかかるんですよね(笑)

だから今回はラストの方だけ汲み取ってみました。

これからも、こんなことを時たまするかもしれません。

そんなTaAのことを今後ともよろしくお願いします。


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