2歳ちょうどとアドラー心理学

次男が2歳ちょうどとなりました。

この1ヶ月の変化を最初に書いて、今回は生まれた時から2歳までアドラー心理学を実践して子育てしてみた感想を最後に書いてみたいと思います。

この1ヶ月の変化

まず、言葉を随分と憶えてきました。最近は、電車にはまっているようです。ビデオで『機関車トーマス』をよく見ていて、気に入っているようです。

次男:「しゅっぱー、しんこー」(=出発進行)
次男:「やぱ、やぱ」(=やだ、やだ)

次に、良く跳ぶようになりました。床の上でジャンプをしています。イルカジャンプが好きなので、その真似だと思いますが、よく跳びます。床の上で跳ぶとうちはマンションなので、騒音が心配です。

あと、パパがソファーに座っていると、膝の上でも跳びます。パパの急所がいつ壊れてしまうのか、大変に恐れています。

長男の上にも乗ります。これには、対処します。

次男:(長男の上に乗る)
長男:「助けてー」
パパ:(次男の方によっていく)
   「ダメでしょ。上に乗ったら、ダメ」
次男:(笑)
   (目線をパパから外す)
パパ:「人の上に乗ったらダメ。分かった」
次男:(目線を外しながら)「うん」

「ダメだ」と伝えるのですが笑ってごまかそうとします。ダメだと言われると、逃げようとするのが心理なのかもしれません。そして、分かっていません。

まあ、2歳児と言う事で、ダメなものには毅然と対処しつつ、気長に育てていこうと思います。


1ヶ月単位で次男の2歳までを書いたきた理由

さて、これまで1ヶ月単位の次男の成長をこの場で描いてきましたが、次男の2歳を以て、1ヶ月単位の話は終わりにしようと思います。1ヶ月単位で次男の成長を描いてきたのは、複数の理由によります。

一つ目の理由は、自分が忘れない為です。二人目の子どもになって思いましたが、子どもの小さい頃に何をしたのか、どうだったのかはすぐに忘れます。だから、自分の為に書きました。

二つ目は、「他の人に参考になるかもしれない」と思った事があります。

特に第一子に男の子を持つパパママさんに参考になり、少しでも育児の不安を取り除き、より育児をたのしむ一助になっていれば幸いです。そして、叱らない子育ての実践がどのようなものかを何となく感じてくれれば良いと思っております。


2歳までの総括

2歳まで『叱らない子育て』を実践してきたつもり(完全にできたかは別にして)、なので、それまでの総括をしていきたいと思います。


「どの子育てが正しいのか」は「分からない」

「何が正しいのか」は、様々な説があることが分かりました。

昔、子育てに良いとされていたことが今はダメであるということも良くあるので、アドラー心理学が子育てに良いのか、叱らない子育てが良いのかは、はっきり分かりませんでした。

「子育ての善し悪しは、その子の人生が終わってみないと分からない」ことが分かりました。

なので、子育てとしては、親がリスクを取って、責任持ってどれを採用していくのか判断していく以外ないと思います。逆に、その責任を追う事が、親になると言う事であり、そのたのしみであるとも言えると思います。

という前提で、私の意見を下に書いていこうと思います。正しいと思えば、採用すれば良いし、違うと思えば、捨てれば良いと思います。


パパの心がけ次第で、パパの子育ては楽しくなる

パパにとり、二人目の2歳までの子育ては楽しい体験でした。

うちは、男男の男兄弟なので、発達の段階もある程度分かるます。その分、心に余裕があり、不安が少なかったと思います。

その分、私は積極的に子育てを楽しみました。
(概して、二人目は案ずるより産むが良しだと思います)

子どもをだっこしたり、肩車したり、膝の上に乗せることを、産まれてから2歳までの間、たくさんしました。「だっこ」「肩車」「おんぶ」はいつまでも出来ないので、小さいかわいい時にしておけば良いと思います。2歳でも随分大きくなってしまっていて、少し残念なぐらいです。それくらい、貴重で楽しい思い出になりました。大きくなると出来ません。

「子どもには笑いかける」のが良いと思います。子どもは笑うと笑ってくれます。家庭が明るくなるので、子どもとの距離を縮める為にも、親が笑いかけるのが良いと思います。子どもは親の笑顔をコピーするらしいので、特にパパは心がけると良いと思います。

「子どもに言葉はかける」のも良いと思いました。意味が分かっていないと思っても、パパが乳児に話しかけると反応があります。笑顔になる事もあります(こっちも笑顔になります)。子どもとの距離を詰める意味でも、言葉はかけてあげるのが良いと思います。

「怒らず、代わりに正しい方法を提示してあげる」のが良いと思います。子どもは、必ず悪い事をします。悪い事と言うのは、親に取って都合の悪い事であり、親に取って悪い事です。怒りたくもなりますが、そこは堪えて、代替案を教えてあげた方が、解決が近いと思います。「走るな」ではなくて、「廊下は歩いてね」と言った方が効果的で、「テレビがうるさい」ではなくて、「テレビの音量を3つさげてくれない?」の方が子どもは言う事を聞きます。

そういった意味で、怒らないことは有効だと思います。


兄弟がいる場合「お兄さんには子育てになるべく参加してもらった方が良い」と思います。上の子に疎外感を持たせる事は、良くないと思います。お兄さんは子育てしてもらう側にいる方が良いと思います。

うちの次男に取って、距離が近いのは、

ママ > 長男 > パパ

の順番です。ママが赤ちゃんと一番近いのは良いとして、次は長男です。パパは一歩引いて接しています。すると、長男は積極的に次男を面倒を見てくれますし、パパが余計な事をすると、長男がパパを叱ります。こうなると、長男が次男をいじめる事は少ないし、多くのシーンで次男を助けようとしてくれます。

長男が次男の世話をすることは、すればするほど良いと思うので、お兄さんに育児を押しつけるぐらいで良いと思います。但し、長男がやら無い時は、何も言わず、パパが引き受けることは必要だと思います。パパは、長男を援助する必要があると思います。バックアップにパパが入ればよいと思います。


「男の子には何かをするのを『ダメ』と言わず、他の仕事を与えた方が良い」と思います。そうすると、良くなついてくれると思います。子どもは、なつくと、かわいいです。

例えば、私は洗濯したタオルと自分の服を畳む家事を引き受けていますが、この時に、長男次男が私を手伝ってくれます。タオルが畳めるようになった長男は戦力として手伝ってもらいますが、次男は役に立ちません。でも、こんな時に次男をどこかに追いやるよりも、適当な仕事を作ってやらせてしまった方が、次男の対処が付きます。

うちでは、次男に選択籠からパパに靴下を渡す仕事を与えています。無論、役には立っていませんが、洗濯物を畳む邪魔にはなりません。仕事を与えないと、泣き叫ぶのに加え、畳んだ洗濯物の山を崩します。

企業の運営において、無駄な仕事を作る事は悪ですが、子育てにおいて、無駄な仕事を作っておく事は便利だと思います。


誰に援助を求めるべきか?

子育ては大変なので、外に助けを求めるべきだと思います。
恥も外聞もありませんし、気にする必要は無いと思います。
大変な仕事をする時は、周りに援助を求める必要があります。

私が援助を求めると良いと思う人たちを挙げておきます。

産後の悩みは、経験豊富な助産師さん。
子育ての悩みは行政関連で経験豊富な保育ママさん。

経験者が良いと思います。

病気等の悩みは、評判の良い小児科医の医師と看護師さんに電話で。
事故や高熱等は救急関連の相談ダイヤルに聞くのが良いと思います。
ネットで検索して、Yahoo!知恵袋系は、ダメだと思います。医療系の話は、専門家に聞きましょう。素人は間違いが多いので、不安を増幅させるだけだと思います。結局、私の場合は役に立ちませんでした。子育てに暇はないので、子どもが病気だと言う一大事に、雑魚の話を聞いている暇等ないのです。その道の専門家に聞きましょう。

また、困った時のチャネルは、双方向なものが良いと思います。

基本知識が欲しいと言う場合は、ネットで調べるのではなく、多くの本の中から本を一冊を選び、買って、基本的にはそれを信じるのが良いと思います(二人目だと読まなくなりますが…)。


良いかどうか分からないが、心がけていた事

ここから先は、良いか悪いか、議論があるところを書こうと思います。

「良い事をした時に、褒めない」方が良い、と私は思っています。
褒める代わりに、「注目をしてあげると良い」と思っています。

褒めると、褒められたからやる。注目されたくてやるようになります。褒められない事が分かると、やらなくなります。それより、自ら納得して、モチベーションを獲得したり、そちらの方が気持ちがよいと思ってやっていることは続きます。だから、私は、子どもを褒めません。

例えば、積み木を上まで積み上げた時に、子どもに
「上手にできたねー、えらいねー」
と言わないようにしています。そのかわり、
「高いところまで積んだねー」
と言います。子どもは、
「たかい」「たかい」
と得意になって言いますが、それは自ら積み木を積む事に喜びを感じているのだと思います。

褒めてしまうと、積み木を積む事ではなくて、親に褒められることが目的になってしまうので、親がいないとやらなくなるのではないかと思います。一方、「積み木を高く積む」ことに喜びを感じている子どもは、積み木を高く積むのが目的なので、親がいなくても積み木を積みます。


「子どもの事を、親の意思でやらせるのは、害しか無い」と思います。

親による矯正は、子どものモチベーションを奪うと思います。
私は、「子どものやりたい気持ちを待って、見守るのが良い」と思います。

例えば、食器は勝手に使いたいと思うようになると思います。あえて、親が子どもに使わせなくても良いと思います。親は、親の食事の姿を見せてやれば、子どももそうしたいと思うようですし、食事の仕方は、保育所や幼稚園で教えてくれると思うので、親が苦労して強制する必要は無いと思います。

子どもは、親が「立て」と言わなくてもいつかは立つし、「歩け」と言わなくてもいつかは歩くし、「走れ」と言わなくても勝手に走ると思います。

個人差はあるでしょうが、少し早く歩けるようになったところで、子どもの将来に大差はありません。それより、達成感を積み重ね、前向きな考え方をもち、自分の可能性を信じ、人を信じることになることは、子どもの将来に取って重要な意味を持つと私は思います。

やりたい気持ちが出てくる前に、親が強制してやらせてしまうと、子どもから「やりたい事が自分の力で出来る」と言う喜びや達成感を奪う事になると思います。喜びや達成感は、子どもに与えてやるべき事だと私は思います。

大抵の親の子どもに対する強制は、よくよく考えると、親のエゴか、世間体を気にしているだけなので、無視すれば良い部類のものであると私は思います。

親が子どもに野球をやらせたければ、ボールをそっとたくさん部屋に置いておけば良いし、走って欲しければ、転んでも痛くないように部屋にコルクマットを敷き詰めれば良いと思います。子どももやりたいと思うその時を親は待つべきであると私は思っています(ちなみに、私は大のサッカーファンですが、部屋に大量のボールを巻いておいた結果、長男は野球が大好きになってしまい、私は公園で長男と野球の相手をしています。サッカーボールを大量においておけば良かった…)。


子育てで、明らかにやってはいけないこと

「子どもを叩く」ことはいけません。少なくとも、2歳になるまでは、百害あって一理もありません。犯罪です。やめましょう。間違っても、強く叩く事はやめましょう。それは虐待です。

子どもを叩くのは、本当に害しかありません。もしも、どうしても子どもを叩いてしまうようであれば、行政に相談しましょう。子どもを無理に自分で育てる必要は無いと思います。子どもを産んだだけで素晴らしいと思います。行政に相談しましょう。


「子どもを馬鹿にする」ことは、良くないと思いました。

謙遜して、自分の子どもをめちゃくちゃに言う親がいますが、子どもが尊厳を失う(子どもが自信をなくす)ので、やめた方が良いと思います。言葉の分からない年齢でも、なんとなく意味や雰囲気を察するものなので、避けた方が良いと私は思います。


「子どもを大声で叱る事はしなくて良い」と思いました。

パパが子どもに対して叫ぶ必要があるのは、危ない時に子どもの危険な行動を止める時だけだと思います。

特に、何か失敗をした後に叱る必要は無いと思いました。このケースは、「叱ったところで効果がない」と私は確信しました。

子どもが「やってはいけない」と思えばやりませんが、「やっても良いと思っているが、親に怒られるからやらない」という状況を作り出すと、「親にばれなければ良いや」になるので、子どもの行動がなんら変わる事がありません。

また、大抵の場合、子どもは「自分が失敗をした」事を知っており、子どもをさらに落ち込ませるべく、親が追い打ちをかける必要は無いと思います。子どもが失敗した時は、「次にどうやれば成功するのか」を考えるために、支援をしてあげる程度で良いと思います。

「子どもが公園で転んだ」などの小さな失敗にはノーフィードバックで良いと思います。転べば痛いので、子どもは転ばないようにするし、経験を繰り返すと勝手に脳みそは痛くない転び方を憶えるし、筋力とその制御が脳に備わってくるとあまり転ばなくなります。

ある人:「ほら、○○ちゃん、木の根っこが足下にあるでしょ。
     ちゃんとみて、ほら」
こども:(転ぶ)
ある人:「あー、もう。ほら、転んじゃったじゃないの!!
     どうして言った通りに出来ないの。
     怪我しちゃったじゃないの。血が出ているわよ。
     だから、下をみて歩きなさいって言ったでしょ!
     まったく、もう!!」
こども:「ごめんなさい」

このような会話は不毛なので、特に大けがをするような場所でなければ放っておけば良いと私は思っています。子どもは転びたくないので、勝手に学んで、バランスを取ったり、手をついて転ぶようになります。転ばぬ先の杖を親が出しては、子どもの成長の機会を奪う事になります。転ばせましょう。

逆に、パパが、大声を張り上げても止めなければいけないケースは、子どもに大きな危険が迫っている時があります。高い滑り台の上に登って落ちそうなとき、車が良く通る道路に子どもが飛び出そうとしている時は、命令形で、強い言葉で、大声で子どもを止める必要があります。

普段、大声で子どもを叱っていないと、子どもはそれが異常事態だと気付き、実に忠実に従ってくれるものです。大声で子どもを叱るのは、やめた方が良いと思います(子どもが他人に危害を加えてしまいそうな時等は、私は未だに声を張り上げてしまいますが)。

親の仕事は、子どもから大きな危険を遠ざけ、小さな危険を経験させる事だと思います。別の言い方をすると、親のすべき仕事は環境作りだと私は思っております。


母親のあるべき姿

母親のあるべき姿は、パパには分かりません。

また、パパのあり方にママが介入するのもやめた方が良いと思います。パパ本人がやる気にならないと、やらないと思います。


最後に

私に幸せをくれた二人の子どもとママに感謝を述べたいと思います。
それから、子育てを助けてくれた多くの方々に感謝を申し上げたい。
ありがとうございました。そして、これからも宜しくお願い致します。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

2

四谷三次郎

アドラー心理学と子育てと私

パパが子育てにて、アドラー心理学の実践しています。 といいつつ、最近、ただの子煩悩日記になっています。 長男、次男の男兄弟で、三歳差です。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。