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位置情報ソリューション「uS1GMA」関連技術で新たに2件の特許を取得

アドソル日進は、生産性向上や業務改革に向け、人やモノの「位置情報(デジタルデータ)」を活用した、DXソリューションを提供しています。
このたび、位置情報ソリューション 「uS1GMA(ユーシグマ)」の関連技術で新たに2件の特許を取得しました。
創業以来、研究開発・独自技術の特許化に積極的に取り組んでおり、保有する特許権は23件となっています。


1. 位置情報ソリューション 「uS1GMA(ユーシグマ)」とは

「uS1GMA(ユーシグマ)」は屋内・屋外において、人やモノの位置・状態をリアルタイムに把握し、データを蓄積、現場を見える化。製造業・物流業のお客様などを中心に、業務効率化・DXの実現に貢献する、当社独自のソリューションです。

屋内外位置情報ソリューション「uS1GMA」

工場や物流拠点等において、人の作業同線やモノの所在等のデータを蓄積・分析することによる、業務効率化・DX化が進められています。しかし、屋外はGPSやGIS、屋内は無線やタグなど、複数のICTシステムが利用されており、運用コストや複数のシステム間でのデータ共有・連携などの課題が、多くのお客様から寄せられていました。
「uS1GMA」は、ひとつのソリューションで屋内・屋外の人・モノの位置情報を検知。これまで以上に効率的に、すべての空間における人やモノの位置・状態をリアルタイムで把握することが可能です。

2. 新特許技術①:屋内における位置検知方法の自動切替

今回取得した1つめの特許技術は、屋内における位置情報の取得方法を自動的に切り替えるものです。
モノの所在管理を行う際には、検知範囲の広さが求められますが、の作業動線等の分析・改善を行うためには、cm単位の精密な位置情報の取得が必要です。
これまでは用途にあわせた設定をそれぞれで行う必要がありましたが、特許技術により、精密な人の動作と、広範囲のモノの所在「uS1GMA」ひとつで検知・測位可能となります。

新特許技術①:屋内における位置検知方法の自動切替

特許番号:特許第7370149号
発明の名称:位置特定装置、位置特定システム、位置特定方法、
およびプログラム
出願日:2019年3月19日
登録日:2023年10月19日
特許権者:アドソル日進株式会社

3. 新特許技術②:屋内・屋外検知の自動切替

2つめは、GPSの補足衛星数を判定することで自動的に測位方法を屋外:GPS、屋内:電波に切り替える技術です。
「uS1GMA」は、ひとつのソリューションで屋外・屋内の位置検知が可能ですが、屋内における検知精度に課題があり、その向上に取り組んでまいりました。
この特許技術は、屋外/屋内で最適な測位方法を自動で切り替え、屋内においては電波による検知を行うことで、その精度向上を実現します。
さらに、新特許技術①:屋内検知における位置検知方法の自動切替)と組合せることにより、すべての空間における人やモノの位置検知を効率的に行うことが可能となります。

新特許技術②:屋内・屋外検知の自動切替

特許番号:特許第7370148号
発明の名称:位置特定装置、移動器、位置特定システム、
位置特定方法、およびプログラム
出願日:2019年3月19日
登録日:2023年10月19日
特許権者:アドソル日進株式会社

アドソル日進は、米国サンノゼR&Dセンター(100%子会社)や、企業・大学・研究機関との共同研究、また、AI研究所での研究開発等の取り組みを通じて、「SDGs(目標9):産業と技術革新の基盤をつくろう」の実現に挑戦しています。
また、独自技術の特許取得にも長年、取り組んでいます。

今後も、これらの活動を通じて、技術力の強化とサービスメニューの拡充を図ると同時に、最先端テクノロジーを活用したイノベーションの創造・提供により、豊かな暮らしと社会の発展に貢献してまいります。

関連資料ダウンロード
リリース資料(特許23件目:屋内における位置検知方法の自動切替)
リリース資料(特許22件目:屋内・屋外検知の自動切替)


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アドソル日進株式会社 経営企画室 広報・IR担当
TEL(代表):03-5796-3131
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