アドソル日進は、生産性向上や業務改革に向け、人やモノの「位置情報（デジタルデータ）」を活用した、DXソリューションを提供しています。
このたび、位置測位による現場の可視化 ・分析ソリューション「uS1GMA（ユーシグマ）」について、新機能の複数追加および対応デバイスを拡充するリニューアルを行いました。

1. IoT×位置情報で現場にデジタルの力を！

「uS1GMA」は、屋内／屋外の人 ・モノの位置情報のリアルタイム測位・収集、データの蓄積・見える化 ・分析により、現場の作業改善 ・業務効率化をサポートするとともに、GX・サステナブルな社会の実現に貢献するソリューションです。
現場の工数見える化機能や背景地図をユーザ自身が設定・変更できるといったユーザビリティが評価され、2020 年の発売以来、製造業・物流業を中心に採 用されてきました。

昨今、DX：ビジネス革新をキーワードにデータ利活用、データドリブン経営が進む中、さらなる効率化に 向けて、工場や倉庫内における人の行動や作業、モノ（製品、半製品、材料など）の動きについても可視化・分析したいというご要望が増えております。
こうしたニーズにお応えするため、今回、お客様から特にご要望が多かった「在庫所在管理機能」と「人の作業分析機能」をカスタム開発不要な標準機能として追加、スピーディなサービスインを実現します（※1）。 あわせて、ニデックグローバルサービス株式会社がこの秋から取扱いを開始した「高輝度 LED 明滅タグ “Forte+（フォルテ）”」に日本で初めて対応しました。

2. リニューアルの3つのポイント

(1) 在庫所在管理機能

無線タグ×センサーを活用し、人により行われていた在庫の所在管理・探索の時間を最大約80％削減（※2）。

(2) 作業分析機能

稼働分析に必須の「4Wチャート」や人の動線の再生機能等を追加。
ダッシュボードで必要な情報を複数組み合わせて表示することで、分析に要する時間を最大で85％改善することが可能に（※2）。
製造業・物流業のシステム管理・オペレーション管理者のみならず、生産管理部門やDX推進担当者にも使いやすい仕様に改善。

(3) 高輝度LED明滅タグ「Forte+」に日本初対応

ニデックグローバルサービス株式会社が新たに取扱いを対応した高輝度LED明滅タグ「Forte+（フォルテ）」に日本で初めて対応するなど、対応デバイスを拡充。「近くにあるはずなのに見つけられない」という在庫の所在管理の「ラスト１ｍ」を高精度デバイスとの連携で物理的にカバーし、探索時間を徹底的に削減。

3. アライアンス企業様からのエンドースメント

(1) ニデックグローバルサービス株式会社　代表取締役社長執行役員 郡司 義美 様

ニデック株式会社及び、ニデックグローバルサービス株式会社は、「uS1GMA 」のリニュー アルにより、当社がこのほど取扱いを開始した高輝度 LED タグ「Forte＋（フォルテ） 」をはじめ、対応デバイスがさらに拡充したことを歓迎いたします。
当社は2022年にアドソル日進と位置情報ソリューション事業で業務提携し、高精度屋内位置測位システム（IPS） 「Quuppa」を活用したご提案を核としてビジネスの共創を進めております。
「Forte＋ 」は、屋内倉庫などの暗い場所だけでなく明るい照明下でも視認性が高いLEDタグであり、「uS1GMA」とあわせてご活用いただくことにより、製造業界や物流業界の在庫所在管理の際に課題となっている「ラスト 1ｍ 」のモノ探しにおいて、飛躍的な効率向上が図れることが期待されます。 当社のデバイスとアドソル日進のソリューションとのシナジーをさらに高め、お客様の課題解決に貢献して まいります。

(2) 株式会社サトー　ソリューション推進部 推進部長 高山 暁 様

株式会社サトーは、今般実施された「uS1GMA 」のリニューアルにより、在庫所在管理機能が追加されたことを歓迎します。
当社は販売代理店として「uS1GMA」のご提案を進める中、製造業や物流業のお客様から「モノの所在管理をより効率よく行いたい」というご要望を多数いただき、アドソル日進様と検討を進めてまいりました。今回、その声が反映された在庫所在管理機能を迅速に実装いただいたことで、さらに幅広いお客様ニーズに対応できるようになったと考えております。
今後も「現場の声」を当社からしっかりとお伝えし、お客様の課題解決に貢献する「uS1GMA 」を共創してまいります。

4. 「uS1GMA」概要

「uS1GMA（ユーシグマ） 」は、近距離無線×対応デバイスを活用し、屋内 ・屋外の「人・モノと、その状態 」を「ひとつの画⾯でリアルタイムに把握 」できる IoT ソリューションです。人・モノの状態や作業 ・工程管理などの管理業務を飛躍的に効率化し、現場業務の改善 ・変革を支援します。

(1) 導入効果 ・メリット

① 現場の作業改善
各工程の滞在時間 ・移動履歴を蓄積 ・分析 ・見える化し、予実績比較により現場の作業を改善
② 在庫の所在・置き場管理
中間在庫 ・製品在庫の所在をリアルタイムに管理し、探索時間を劇的に削減
③ 人の安全管理
立ち入り禁止区域への侵入時や長時間滞在時のアラーム通知による事故予防

(2) 今後の展望

IoTを活用したデータ収集と利活用の動きは、業種・業界を問わず拡大していくものと見込まれます。
当社は、「uS1GMA」の機能拡充を先般取得した特許技術（※3）などを活用しながら継続的に行い、AIの活用、製造装置との連携、データ利活用など、お客様の業務効率化とDX・GXをサポートします。
さらに、製造業・物流業に留まらず、データセンター、商業施設などの大規模ファシリティや医療・介護現場等、人による作業や行動の可視化が難しかった現場にもサービスを展開することにより、様々な分野のビジネス革新に貢献していきます。

「uS1GMA」製品ページ

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