彼氏

 妙子には彼氏がいた。

 
 彼氏は科学教師の高橋。

 授業中にセクハラまがいの下ネタを連発するため、女生徒の大半に嫌われている。

 
 妙子も高橋のことが大嫌い。
 
 だが、チア部ではボーイフレンド制度というのがあり、チアの娘は全員一人以上は彼氏を持たなければならない。

 
 彼氏候補は全て聖マリエンヌ女学院の先生。
 
 もちろん彼氏は自分で選ぶことは出来ず、教師側が誰と付き合うかを決める。

 
 新入生の中で妙子は1番人気で相当に競争率が高かったが、最終的には高橋が獲得した。

 
 
 今日は高橋との放課後デート
 
 妙子は待ち合わせ時間の20分前には来ていたが、高橋は30分も遅れてきた。
 
 
 高橋「よお」
 
 妙子「来ていただき、ありがとうございます!!!」

 
 後ろからパンティが見えるほど深々と頭を下げて挨拶する妙子。
 
 一言も謝らない自己中な高橋。
 
 
 (そんなんだから30過ぎても童貞だったんでしょ!?)

 
 高橋は30過ぎても童貞だったが、聖マリエンヌ女学院の教師となったことでチアの娘で筆おろしを済ますことができた。というのは有名な話だった。
 
 
 高橋「スカートが長すぎるな。こっちに履き替えなさい」

 そう言って高橋はバッグから超激ミニのスカートを取り出した。

 
 チアの娘は制服のスカートもマイクロミニ。
 ただでさえほとんどスカートの役目を果たさないほど短い。
 それなのにさらに短いスカートなんて・・・・・・・・。

 
 高橋「嫌なのか?じゃあ、今日のデートは0点ということで」
 
 妙子「それだけは!!!!!!!!!!!!!!」
 
 高橋「じゃあ、そこのトイレでこれに履き替えてきなさい」
 
 泣きべそをかきながらトイレに駆け込む妙子。
 
 
 ”彼氏”とのデートも採点される。
 
 
 そしてもし点数が低ければあとで厳しいお仕置きが待っているのだ。
 
 
 妙子は高橋が渡した超激ミニスカートに履き替えてきた。
 
 そのスカートはそのままでパンティが見えてしまうほどだった。
 
 高橋「よし、行こうか」
 
 妙子「えっ!?いつもの車は?」
 
 高橋「たまには電車もいいだろう」
 
 そう言って妙子の手を引き、駅に向かった。

 
 途中わざと階段やエスカレーターの多い道を通った。
 そのため、妙子は恥ずかしさのあまり、赤面していた。

 
 高橋「妙子、今日は暑いね」
 
 妙子「そう・・ですね」
 
 高橋「暑いならパンティも脱いじゃいなよ」
 
 妙子「えっ!!!」
 
 高橋「嫌なのか?」
 
 妙子「それだけは許して下さい・・お願いします!!!」
 
 高橋「なら、今日は10点だな」
 
 妙子「いや、そんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
 
 
 妙子は涙目になりながらも再び近くのトイレに駆け込んでパンティを脱いできた。

 超激ミニスカートのせいでお尻が半分近く見えてしまっていた。
 
 
 高橋は妙子のスカートを捲り上げた。
 
 妙子「いや!!!」
 
 高橋「えらいえらい。本当に脱いできたんだ」
 
 妙子「・・・・」
 
 必死に笑顔を作って耐えきろうとする妙子だが、悔しさでその美しい顔は歪んでいた。

 
 (男の人とのデートって最悪・・・)

 
 好きな人とのデートなど経験がない妙子は高橋という最悪の”彼氏”のせいでデート=つらいもの。というイメージが刷り込まれてしまった。 
 

ここから先は

0字

バスト105cmの美少女、妙子はチアリーディング部に所属する女の子。彼女の通う聖マリエンヌ女学院では女の子達に売春を強要することで多額の利…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?