中華書局宋史P14132L10より
　敏達。用明、当此土隋開皇中。崇峻。推古。舒明、皇極。🟣孝徳、白雉四年、当此土唐永徽四年也653年。🟣🟢天豊財重日足姫、当顕慶三年658年。🟢天智、天武、持統。文武、大宝三年703年、当長安元年。阿閉(元明)、(白+反)依(元正)、聖武、実亀二年、当開元四年716年。孝明(光明皇后)、天平勝実四年、当天宝中742〜756年、天炊(孝謙)、高野姫(称徳又は淳仁)、白壁(光仁)、二十四年、桓武、当元和元年也806年。諾楽(平城)、嵯峨、淳和。任明当開成836〜840年。文徳、当大中年間847~859年。清和、陽成。光孝、当光啓元年也885年。
　任和(宇多)、当此土梁○徳中。醍醐、天慶(朱雀)、封土(村上)、
冷泉 当此土周広○年也、今為太上天皇、守平(円融) 即今王也

　孝徳天皇は、倭年号白雉四年、唐年号永徽四年、西暦653年に遣唐使を送り出して居ます。間人連老(マヒトノムラジオユ)も同行して居ます。
　永徽五年12月に唐の高宗に献上して居ます。つまり、帰郷は655年です。
　日本書紀では、孝徳天皇は、皇后以下が難波高津宮から飛鳥板蓋宮に帰ってしまい、旧暦654年10月10日に崩御して居ます。

　645年乙巳の変で父の天タリシヒコ日本書紀では聖徳太子を殺された恨みを晴らし、倭国本朝の斉明天皇が即位したのです。

　万葉集3番4番歌は、天皇が取り行なう正式な行事です。
　遣唐使を送り出したのも、報告を受けたのも、天豊財重日足姫天皇です。倭国本朝の斉明天皇です。

　ですから、万葉集の3番歌、4番歌なのです。
当然、唐が新羅と組み、半島を攻撃する事を察知して、657年太宰府を土手で囲ったのです。確認の為、658年に再度遣唐使を送り出したのです。
　660年10月に百済戦争で、子のサチヤマー天武天皇は拿捕されて仕舞い、664年帰国するのです。

　次は、もっと重要な事を記載致します。