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【2018年6月】中国本土の銀行口座開設テクニック方法for旅行者/出張者向け&香港から気軽に行ける深センの最新事情

意外にも中国本土で銀行口座を開設したいという方々がおられるようなので、ブログ内容も一部修正と追記を行いました。今後中国本土へ旅行もしくは出張、留学などで行く機会がございましたら、是非こちらの記事を参考にしていただければと思います。

私は2018年5月に旅行で初めて中国深圳を訪れ、そこで現地の中国系銀行にて口座開設に成功致しました。多くの方がブログで報告されておりますが、2017年12月頃までは外国人旅行者でも中国本土の銀行口座は簡単に行えたようなのですが、2017年1月から共通報告基準(CRS)という規制が入った為に、2018年1月頃から本格的に日本人旅行者が口座が開けないなどの口コミがツイッターやブログなどで報告が多数寄せられてきました。例えば以下のブログの人は実際2017年11月に平安銀行の西麗支店にて口座開設に成功しており、他の人も同じ支店で成功事例があるので私も実際2018年5月に同じ支店に行きました。

しかしマネーロンダリング対策含めて先ほどの法律が銀行全体に浸透している傾向があり、この支店では外国人旅行者では口座開設が不可能になっておりました。つまりいろんなブログやツイッターで報告されている2018年1月より前に外国人旅行者や出張者が中国本土で銀行口座開設出来た同じ支店へ行っても状況が変わっている可能性が非常に高いのです。

今回私は2日間で30件近く銀行を訪れて外国人旅行者という理由で断られ続けて、なんとか口座開設出来ました。招商銀行、中国銀行、中国建設銀行、交通銀行、中国工商銀行など目の前の銀行を片っ端から責めましたがどれも作れませんでした。しかし30件も断られると何件か行けそうな雰囲気な銀行も見えてきて、そこでこれをやったら行けるんではないかという感覚を掴めて実践したら一発で口座開設が出来たのです。

正直2018年5月現在で現地の中国人の助けがあっても旅行者が現地に口座を作るのは非常に難しいと思います。中国に住所があれば話は別ですが、どこの銀行もホテルの滞在住所ではNGを喰らいます。私は中国語が一切話せなく、英語は話せるものの、中国の銀行で誰もが英語を話せるわけではありません。ただし私のやり方で実践すれば語学が出来なくても現地に頼る人が居なくても銀行口座開設は行えるのでご安心してください。

上海だったり北京で口座開設してもいいんですが、深圳は香港・マカオに行くついでに電車で1時間くらいでいけるので非常にオススメです!しかも物価も安くて人も暖かいし治安もいいし。是非観光したついでに深圳に寄ってみて下さい。深圳は昔の秋葉原以上に電化製品や電子部品ガジェットがかなり安い値段で手に入るので、スマートフォンやドローン、パソコンのパーツを買いに来るのにもおすすめです。テンセントという巨大企業があるのも深圳でシリコンバレーのような経済特区になってます。また、街が非常に栄えてきているのでショッピングモールで買い物のほかに、偽物ブランドしか扱わないショッピングセンターに足を運ぶのも面白いと思います。後はマッサージが激安!ムフフ系も楽しめます!香港と比べて物価が非常に安く、男性であればサウナなんかにいくのもお勧めです!深圳を訪れれば中国の発展にものすごく驚くはずです。日本はもうあらゆる面で中国に負けているんだなとつくづく中国パワーに圧倒されました。日本では2chやマスコミが中国のネガティブなことしか発信しないので、中国に対して印象が良くないと思いますが、深圳に訪れれば中国のすばらしさを実感できると思います。私は実際深圳で中国を楽しめたので別の都市へも旅行したくなりました。

ではここで深圳の写真をシェアさせていただきます。

ここで本題の中国に銀行口座を持つメリットについてお話しします。

一つ目はWechat Pay及びAlipayのフル機能(支払い&チャージ)が使えます。いわゆるスマホだけで支払いが出来る決済方法ですね。中国の銀行口座を持ってればWechat Payに自力でチャージが出来るので、本当に財布がいらない生活が中国で送れます。例えば電車、タクシー、屋体、ショッピングモール、レストランなど中国では基本的に全てWechat PayかAlipayで支払いができるような仕組みになっております。スターバックスや大手のショッピングモールへ行っても日本のクレジットカードは使えませんし、お店によっては現金で支払いを拒まれる場合もあります。中国人は今や現金で支払いすることなんてありません。それくらいWechat Pay及びAlipayは中国で旅行するにも絶対に必需品になりますので、出張や旅行に行く際は必ず中国の銀行口座は作っておくべきです!また、日本でも最近はローソンやアパレルショップ、ドン・キホーテでもWechat payやAlipayが使えるので、色々と使い道はあるんです。あとは中国人の同僚や友人がいればWechat Payを通じてお金のやり取りが自由に出来ます。例えば中国人にお金を借りてて返す時、中国人マッサージのお姉さんやKTVなんかのチップ的な感覚でお金を渡したいときにはWechat Payでお金を渡せば喜ぶでしょうw

Wechat PayやAlipayというのは以下画像のようにQRコードをスマホで読み込んで簡単に支払いが出来ます。日本のクレジットカードやデビットカードでは自力でWechat Payにチャージが出来ないため、中国本土の銀行口座を持つ必要があるんです。それにベトナム、タイ、台湾、韓国、シンガポールなどもwechat payやalipayに対応してきている店舗が増えてるので、アジアに行く機会がある人ほどオススメです。

また、中国で急速に拡大している自転車レンタルサービスMobikeやofoなども利用するにはWechat Payで支払い可能なので、このサービスを使えれば中国をもっと楽しめます。中国は広くタクシーは怖いという方はレンタルの自転車サービスを使用してください。この時も中国に銀行口座がないが為に魅力的なサービスが使えないなんて損だと思います!

二つ目に中国のインターネットサービス(淘宝(タオバオ)など)を使用するには中国の銀行口座が必要になる事があります。私は特に中国のインターネットサービスを副業として捉えておりますので、当然中国元を稼ぐことになれば支払い受け取りは中国の銀行口座が必要なります。中国の魅力あるサービスほど閉鎖的で外国人が扱いにくくなっているのは事実なので、中国ビジネスでお金を稼ぎたい方にも中国の銀行口座取得はメリットになります。

三つ目は外貨預金目的です。日本の銀行金利はたかが知れてますが、中国の銀行金利は2-3%前後が当たり前です。なので投資目的の人にもおすすめなんです。

四つ目はUnion Payという国際ブランドが持てるということです!銀行口座を開設するときは通帳かキャッシュカードどちらを作りたいか聞かれますので、その時は必ずキャッシュカードと答えてください。その場合は日本でいう通帳はもらえません。そのキャッシュカードにはUnion Payと記されているはずなので、日本や中国のみならずどこの国でもそのキャッシュカードで支払いが可能になります。

五つ目は何度か中国へ行く人向けになりますが、わざわざ行くたびに日本円⇔中国元に両替する必要がなくなります。例えば中国元が余ってしまって日本の成田空港で日本円に両替したら手数料だけで馬鹿高くつくので勿体ないです!だったら中国の銀行口座に元を入れて、Wechat Payにお金を入れてそのお金を日本や中国で使えたほうがいいと思います。両替手数料は頻繁に海外へ行く人ならわかりますが、何度もやればかなり高いですからね。

ではここからは具体的に中国の銀行口座に必要な物やテクニック、そして私が実際口座開設できた銀行支店名なども全て公開させて頂きます。また、中国の携帯電話番号が口座開設には必須になるのですが、その日本人旅行者が最安で中国の電話番号を維持するプランや契約方法もお伝えします。初めて深圳を訪れる方でも問題ないように、ホテルのリンク先やお勧めの携帯契約ショップもGoogle mapの地図付きで公開します。尚、実際口座開設が出来た支店名をインターネット上に公開してしまうと多くの人がそこへ訪れて、結果その支店では今後日本人旅行者が口座開設出来なくなってしまう可能性があります。ですので、本当に口座開設をしたい方のみにこっそり公開したいので有料記事とさせていただきますので、ご了承ください。

尚、深圳ではなくても上海や北京など他の地域の銀行でもこれからお話しさせていただく記事を参考にして頂ければ銀行口座開設は充分対応可能だと思います。ただし、断られる店舗もあると思いますし、対応する人が悪いとできないこともあるようなので何店舗か周る根気が必要かもしれませんが、私が実際に行った店舗がやはりお勧めです。

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