お出かけはいつも突然に

2023年4月23日晴れ
お天気いいなぁ、風強いけど。
おバイク乗ろうかなぁ。風強いけど。
どこ行こうかなぁ。風強くなさそうなとこ。
そういえば、四国カルストはバイクで行ったことなかったなぁ。
と、目的地以外は無計画でプイッとグラトラちゃん(グラストラッカー)で出かけるのはいつものこと。

車同士ではなかなか離合が難しい山道を抜けて、やってきた四国カルストは、まさに天空の道。
ずっと空に向かって走っているような感覚。
あぁ、私は天国に向かって走っているんだなぁ…
なんてな。
いや、でも、ここは天界と言っても過言ではないと思う。

ウィンカーはこまめにチェック

道中、休憩中のライダーさんが手を振ってくれた。
「わぁ、良い人🤗」と思って振り返したけど、
後々気付いた。
あれはウィンカー付きっぱなしだよの合図だったかもしれない🤔
どちらにしてもそのライダーさんは良い人だし、もし後者だったとしても、私が「アイツ気付いてねーwww」などと思われただけである。意気揚々と手を振りかえしていたかと思うと非常に恥ずかしくなってきたので、ウィンカーはこまめにチェックしよう☑️

バイク乗りの上司

ふと思い立ってバイク乗りの上司に「なうです。」の言葉と写真をLINEで送る。
休日の真昼間に突然LINEを送りつけても、ちゃんと返事くれる上司、優しい人だな。
気分がいいので「ツーショ送りますね！」とさらに写真を送りつける。ツーショットの相手が牛なことにもきっちりとツッコミを入れてくれる。
翌日「ヘルメットが見切れてるから自撮り棒買ったら？」と勧められた。身長151センチ、いわゆる低身長の腕の長さなどたかだか知れている。これが精一杯の自撮りなので、早速昨日自撮り棒を買いました。自分大好きか。

大野ヶ原でソフトクリームでも食べようかなと思って行ってみたものの、そこそこ人がいて、「人多い怖い無理😨」とそそくさと退散。よく三十ン年生きてこれたよね、まったく。ソロ活していくには相当な精神訓練が必要なご様子。

藤の雨が降る

大野ヶ原を抜け、走り始めたのは野村柳谷線。
どえらい山の中ですが、木漏れ日の中を走るのは大好きです。最高。
途中何度か「坂本龍馬脱藩の道」という看板を見かけました。坂本龍馬、こんな山奥歩いたんだね。
ところどころ人里があり、そこで見つけた藤の花。
藤棚とはまた違って、手を加えられていないこの藤は、まるで雨のよう。

後日談

翌日から仕事で、上司からは「四国カルストよく行けたなぁ！」とお褒めの言葉をいただき、先輩からは「写真見せてー！わぁ！この藤の花の写真と、青い空とバイクの写真送ってくれませんか？癒しです！」と喜んでもらえました。
同僚からは「免許取って1年半で、よくあの山道いけたねぇ！すごいよ！」と。
そうか、免許取ってから約1年半、私は当たり前のように乗っていたつもりでも、少しずつ着実に成長していたんだなぁと、あたたかい気持ちになりました。

素敵な日々を送れますように。
bye (^-^)/