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シブヤのサンゾク短編集 月末報告(5月)

1.はじめに

革波です。早くも梅雨のようなお天気ですね。
お元気にされていますでしょうか。

私はあいかわらず、のんきに生活しています。
バイトのほうも少しずつ慣れてきまして、コーヒーを零す頻度が少なくなりました(なくなったとは言えない)学生さんから主婦層まで幅広い方が働いているので、話を聞いていると面白い。「明日、課題提出なのにバイトロングで入っちゃったよー終わったわ」みたいな会話がかわいい。かわいいぞ。でもこういう時世だから、授業が出来なかったりして課題が多いみたいだね。色んなところで影響は出ているのだろうな。

トレンチ(トレー)の持ち方が下手くそなのか、小指に負荷がかかって痛むのがちょっぴり悩み。小指を折り曲げてみては「お前も頑張ってんだな」とか鼓舞してみるけど、痛いもんは痛い。

シブサンに関しては無事に本編を止めずに更新していて、うんうん偉いぞーって思ってます。自分で誉めていくスタイル。20万字を超えました。前作が19万字くらいで完結しているので、最長記録です。物語は折り返し地点を超えたし、終わるときは30〜35万字くらいかなぁ。

短編と同時並行で書いていくの、きついなというところです。中編終わらせたら、本編休んで短編に注力します。本編の書きたい内容は決まっているのに、書くと出てくる「コレジャナイ」感でスピードが全然出ない。折り合いつけなきゃいけないのはわかっているんだけどねぇ。

2.寄稿の進捗

(4/5)でございます!
6月末締め切りで、とお伝えしているのですが5月末時点でここまで集まるのはびっくり仰天です。ありがとうございます。
このように書くと残りの方が「え!?」となってしまいそうなので、どうぞごゆっくり書いてください。作者はまだ本腰入れて書けていないので(爆)

4~5月の間に二作品追加でご提出いただいております。

ひとつめの題は「あの日、僕はシブヤでサンゾクを見た」です。

この作品は第三者の目線としてシブヤという街がどのような場所か。他の街の特徴と照らし合わせつつ、書いてくださっています。
「ジユウガ丘」はどんなところ?「ダイカンヤマやアオヤマ」は?「ナカメグロ」は? ……そして「シブヤ」は?

これらを書かれたところが、渋谷をよく知る作家さんということもあり「そうそう。そうなんだよー!」って革波自身ウキウキして読んでます。

ふたつめの題は「シブヤ・パラメトリクス」です。

同じく第三者の目線でシブヤを見つめていく物語になっています。「シブヤ」の捉え方がみなさん異なっていて、先程の「あの日、僕はシブヤでサンゾクを見た」では地元に住む男の子が主人公であって、今回の「シブヤ・パラメトリクス」の主人公は夜行バスでシブヤに向かっています。距離の捉え方も人により違いますね。

建築を観にきた「ワタシ」が涼むために入ったところでやっていた「五人展」。そこにあった絵は。それを観にきた人は?

『ドウゲン坂編』をお読みいただいた方は「おっ」と思われるかもしれません。私は「うぉぉぉぉ」ってなりました。

なんか尊いとやっぱ語彙なくなるわな。
本当に書籍にしなければ。そのために私も執筆をするのだ……。

余談ですが、シブサン本編を書いているとシブヤウンチクしたくなります。猛烈に。そこを楽しんで読んでくださっているかたは少人数だとは思っていて、ストーリーを進めたほうがいいのだろうなと考えつつ……書いてしまいます。

そもそもシブサンを執筆しようとしたきっかけが前職での会話にあります。高齢者の送迎が業務のひとつであって、道玄坂を下っているときに「道玄坂の語源って山賊の名前なんだよ」と教えてくれたんですよね。

こんなにいかにも最新のトレンドを掴んでいる現代の街!って感じなのに、山賊!?え!?みたいなのが面白くって仕方なかった。

他にも……

「金王坂のことはよく金玉坂って呼んでいてね」
「原宿は昔、追い剥ぎが出るくらいに暗い道だったんだよ」
「渋谷川は『春の小川』のモデルだけど、汚い川でよく鼠が出ていたんだよ」
「恋文横丁という場所があってね。異人さんと文通したい人が集まったんだって」

など、など。

こんな言葉の数々が、私の中での渋谷が間違いなく変質して。彼、彼女らの言葉を物語として残したいっていうのもあったりします。

話が脱線しましたが、今回寄稿いただいた作者様のおひとりが「ひとまずマクさんのツボは押さえておこうと思って!」とおっしゃってくださって、私の渋谷好きが滲んでいたようで嬉しくなった次第です。

3.革波の進捗

●自分の執筆実績
ごめん短編まったく書けていない。ごめん。(大事なことなので二回謝ります)
特に今、本編で書いているところが難産でして。「早く挿絵もらっているところまで書きてぇーー!」ってなってます。ここだけの話、かなり際どい挿絵の依頼をしました。「Twitterに載せないし、サイト内も取り下げするかもしれません」と前バ!さんに許可とりました。そんな一瞬の命かもしれませんが、楽しんでもらえたら嬉しい。

予定としては6月末にはコンノウ坂中編が完結しますので、後編に入る前に猛烈に書こうと思っています。やるぞ。

▼コンノウ坂編「スクランブル」で三人が歩いた遊歩道モデル。渋谷東。

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●御礼の寄稿
こちらに関しては(2/3)ということで、寄稿完了いただき、かつご希望いただいた作者様には書かせていただいております。

御礼の寄稿に関してはマイペースに書くのはあかんので、寄稿完了いただき次第、ただちに取り掛かるようにしています。人様のキャラを書くのは、ものすごく緊張するし、だからこそ勉強になります。

リスペクトしつつ、どこが作者のツボであって、私の文章で喜んでもらえるにはどうすればいいのか。

特に現在寄稿いただいている二作品は、キャラが非常に魅力的な作品で、私がいつも書くものより台詞が多めな作品ということがあって、それに合うように台詞を多めに書いていました。台詞でキャラの特徴出すために色々工夫されているんだな。と感じます。そうするとまた純粋な読者として楽しんでいたときとはまた違う魅力に気づいたり。本当に勉強になります。

4.おわりに

寄稿いただいたものの御礼以外は、生存報告みたいで申し訳ない。

あと、もうひとつ。実は友達氏にシブサンモチーフでスマホケースを作ってもらえるように依頼していたりします。手帳型スマホケース。手帳型でないと画面バリバリにしてしまうもので。6月末くらいに出来上がる予定です。
▼革波の誕生日に神誕プレを作ってくれた友達です。

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一応自分用として作ってもらいますが、友達との協議次第ではsuzuriさんでの販売とかもやるかも?しれない。出来上がってから話し合おうというところなので、未定です。やっぱ紙の文庫も欲しいし、グッズだって欲しいのさ。アクキー作るのは陰ながらの夢。欲望は止まらん。

そんなところで、楽しんでこーぜ。
また6月末にお会いしましょう!

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