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オンライン即売会(pictSQUARE)にサークル参加してみたよログ

きっかけ

 ご無沙汰しております。革波です。暑いっすね。もう梅雨明けちゃったんですかね?
 今年の3月初旬に長編「シブヤのサンゾク」を完結させまして、今まで手を出してこなかった諸々をたくさん摂取して毎日を過ごしています。シブサン連載中は週一更新をベースにしていましたので、土日はほぼ執筆に費やしていたところもあり、長時間かかる娯楽にはなるべく手を出さないようにしていました。
 なので積読を崩したり、歌舞伎を観に行ってみたり、美術館に行ってみたり、映画を観てみたりとやりたい放題なのですがゲームもそのひとつでした。
 積んでいたゲームをやろう。そうだ、気になっていて40%OFFの時にSteamで買ったゲームがあったからやってみるか。「OMORI」。

※ジャンルとしてはホラーゲームなので苦手な人は気をつけてね。

 ……はい、これが今回オンライン即売会(pictSQUARE:以下ピクスク)に急遽参加を決意した私の泥沼コンテンツです。
 
号泣しながらエンディングを迎えて茫然自失になり、それから廃人のようにpixivで神絵をあさり、自分でも二次創作小説を書いてしまったわけです。

 OMORIの何がそんなに私の心を掴んだのかはまた気が向いたら違う記事で書きたいと思いますけれど、そうやって沼っているところに、私の目に飛びこんできたのが冒頭でお伝えしたピクスクを使ったOMORIのオンリーイベントだったのです。

pictSQUAREはゲーム感覚でオリジナルの即売会を
作成・参加できるオンラインサービスです。
いますぐあなただけの即売会をはじめましょう!

pictSQUARE公式サイトより

※終了しているイベントです。

 しかも気づいたら参加申し込みの期日が明後日まで。二次創作小説を書き終わったばかりの私は思ったのです。「今書いたやつを冊子風にしたら参加できるんじゃね? もっと人の目に触れるんじゃね?」と。いつの間にか出店料の500円を払っていた。というのがきっかけでした。

ピクスクって何が必要なの?

当日のかわなみスペース/実際はもっと小さい

 約半年間の参加申し込み期間があるようなイベントを残り一日で滑り込み参加を決めてしまったわけで、開催まで一ヶ月くらいしかない。頒布するものも粗い原稿のみという状態ではじまりました。それで、まずは何を準備すればいいのか調べるところからはじまりました。

 その中でこちらのnote記事を見つけまして参考にさせていただきました。

 ピクスクで必要になるものとしては、
◯頒布物(必須、これがないとはじまらない)
◯お品書き(当然優先順位高い)
◯サークルカット(看板に当たるもの、優先順位高い)
◯店舗外観(必須ではないけれどオリジナリティが出せる)
◯アバター(イベントに関わりあるキャラクターとかにするとテンションぶちあがる)
 大体こんな感じでした。これらを拙いながらに絵があまり描けない人間がなんとか準備しましたのでログを残そうと思った次第です。

頒布物

※2023/07/01にページを非公開しています。

 BOOTHを活用して頒布いたしました。頒布といっても今回は無料配布で小説のPDFデータ(A5サイズ)で参加をしています。文章や感想ページの作成等の細かな部分に関しては以前「シブヤのサンゾクecho」を刊行するにあたって使ったものを活用していますので、こちらについてはあまり多くは書きません。

 ここでまとめたサイトに今回も非常にお世話になりましたし、約二年前のことでもやり方をすっかり忘れていたので、ログを残すことは財産だなぁと痛感しましたね。

 表紙・裏表紙は製本用に段組をする必要もなく、収益も出ないし時間もないしの状況だったので今回は依頼しませんでした。無料編集アプリの革波大好き「Canva」さんで作成をしております。

Canvaさんにて作成

 無料で使える素材を活用するだけで結構それっぽいものが作れるのでオススメです。紙のざらざらした感じを出したかったので、無料アプリの「ibisPaint」で紙のテクスチャを追加しています。

お品書き

 お品書きの推奨サイズは横500px × 縦px1000です。結構縦長ですね。スペースのサークルカットをクリックするとお品書きが開く仕組みになっています。

Canvaにて作成

これもCanvaで作りました。本当に新参者だったので「無料で!配布中です!」を強調したかった。

サークルカット

 サークルカットの推奨サイズは500px × 500pxです。正方形ですね。

Canvaにて作成

 スペース自体かなり小さいので、サークルカットも大きく書かないと字が潰れてしまう印象です。このくらい大きくてちょうどいいくらいでした。本当はイラスト付きのやつに差し替えたかったんだけど時間がなかった……。

店舗外観


ibisPaintにて作成

 おそらく一番時間をかけたのは店舗外観だと思われます。必須ではないのですが大体の参加者さんは店舗外観を変えていた印象です。絵が描ける方は推しの絵をそのまま貼りつけて店舗外観にされている方もいました。私は「ibisPaint」で、タイルは塗ってその上にドット絵を配置する方法で作成しました。

原作にあるこのエリアをイメージして作ってます。

 店舗外観についてはこちらのサイトを参考にして作成いたしました。サイト内にある「店舗外観のテンプレート」を使用させていただいております。
 サイトにもある通り、本来は机に商品が乗っかっている状態なので、机の部分が歩行できない仕組みになっています。なので改変する際も、商品の両脇には何か障害物になるものを配置しておく必要があります。(今回の場合は真ん中の茂みと木)

 また配置するドット絵についてはこちらのフリー素材を使用させていただきました。素材を使わせていただけるのはもちろんのこと、色調の変更も許可しているサイト様だったので大変ありがたかったです。こちらのサイトの木と茂み、雲のドット絵を使用させていただきました。

店舗外観スイカだけ自作しました。笑

  後述するアバターの作成も一緒ですが、基本的に「ibisPaint」のデジタルペン1mmを使用してズームを使いつつ書いては消してを繰り返していく作業ですわね。

アバター


ibisPaintで作成/strangerくん

  せっかくなのでアバターも作りたい!と頒布物を完成させる前に着手したアバター作成。それこそ本当にいろんなサイトが丁寧に説明してくださっているのでメモ程度に。全方向を歩くキャラチップを作成すれば良いわけですね。1キャラは32px × 32px。これを12個で1セットなので画像サイズは縦長の96px ×128pxになります。左右反転を使用していけば12個のうち7個を描けばいい計算になります。背景は透過にするのをお忘れなきよう!

 今回作ろうと思ったのは「OMORI」のキャラクターで、そもそも原作ゲームのフィールド探索がドット絵で進行しますので、原画のトレスに近い形で作ることができました。サイトを検索すると雛形がたくさん出てきますので、利用規約をちゃんと読んで上で活用するのも良いと思われます。

 ただ、アバターに関してはオンラインイベントの日が近づいてくるにつれて、界隈の方がイベントを盛り上げるために素晴らしいアバターを配布してくださったりしていたので、それでも十分楽しめただろうなとも思いました。界隈の雰囲気によってそのあたりは違うのだと思いますが、結論的にアバターを作るのは最後の手が空いた場合だけで良い。と思った次第です。

余談

 オンラインイベント当日。なぜか今回のイベント(OMOイベ)は6月25日00:00から始まるということで、朝方人間である私は目を何回も擦りながら、ぴったりなって自分のBOOTHを開けて、お目当てのスペースに駆け込んでアクスタ買って……と大忙しでした。(ちなみにそのアクスタは00:20頃売り切れたらしい。凄すぎる)何年振りかに同人誌を買ってみたり、滝汗をかきながらコンビニ行ってスクショしたネットプリントのIDを打ち込んだりと楽しませていただきました。夜間、多いときには150人を超える人がイベントに顔を出していました。オタクバンザイ。

 今回、上記の諸々を準備するのに精一杯でOMORI用アカウントを作ったにも関わらずほぼ広報に使えなくて、誰も来なかったらどうしよう……まぁでも参加したことに意味があるか……とも思いましたが、無事に合計で約50回のダウンロードをいただけたようです。ありがたや。

BOOTHの履歴

やっぱりやってみるものですね。

おわりに

 簡単にですけれどピクスクに参加したログとして記事を残してみました。シンプルに何かを作ることって楽しいですね。こうやって残したことがまた新しく何かを作ろうと思った時の糧になったら良いし、もしこの記事を読んでくださった方がいらしたら、読んだことでこれが小さいアイディアの種になったら嬉しいです。

 では、また!


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