SaaSを限界突破!イタンジで働く面白さ

こんにちは!

イタンジというSaaS企業で働きながら、副業でチョコレート屋さんをしている田村昂佑です。

今日は本業、イタンジの話をしたいと思います。
イタンジのやっていることがダイナミックすぎて、鳥肌を立てながら原稿を書いています。皆さんも映画を見ているような気分で、ワクワクしながら読んでいただけると嬉しいです!

イタンジはSaaSを超えている

私がイタンジに入社した2019年は社員が30数名のいかにもスタートアップな時期で、全くというほど無名な企業でした。入社して5年立った2024年、イタンジはそこそこ知られたSaaS企業になっていました。

そう、SaaS企業として。

しかし、イタンジ=SaaS企業と捉えると実は本質を捉えることができなくなってしまいます。イタンジはSaaSを超えた、業界変革者だからです。

業界の変革者とは

一般的にSaaSは顧客の課題解決をすることで、お客様に導入されるビジネスモデルです。イタンジのプロダクト(ITANDI BB/ITANDI BB+など)も不動産会社様の課題解決に貢献しているから、多くの会社様にご利用いただいています。

しかし、イタンジは目の前のお客様の課題解決をしているだけではないのです。では何をしているかというと74.1兆円と言われる超巨大産業の業界構造を変えているのです。

イタンジのプロダクトの強みの1つはもちろん、業務効率化や売上UPにあります。しかし、本質的な強みはリアルタイムな物件データベースを構築していることです。

おとり物件遭遇率46%の衝撃

リアルタイムな物件データベースによるわかりやすい恩恵はおとり物件の減少です。

おとり物件とは本当は空いていないのにポータルサイトに掲載されている部屋のことを言います。そんな部屋が発生する要因は、細かい点は端折りますが、部屋の在庫管理ができていない点にあります。要はリアルタイムな物件データベースが存在していないのです。

ホテル予約で例えると、半分以上の人がホテルに到着してから空きがないと言われた経験がある感じです。他の業界に置き換えるといかにヤバい状況か想像できますよね・・・

そんな目にあったらクレーム入れたくなりますよね。でも、それが当たり前になっているのが不動産業界なのです。

イタンジは不動産業界にリアルタイムな物件データベース、言い換えれば適切な在庫管理の仕組みを作っています。このように目の前のお客様だけでなく、業界のあり方までを変えています。まさに不動産業界のゲームチェンジです。

ゲームチェンジは最高に面白い|小売り編

ゲームチェンジ、業界のあり方を変える面白さをここで別の例で話してみます。

小売業において1970年前後で急速に伸びたのが総合スーパー、ダイエーです。スーパーが全国に広がってから、地域の八百屋さんやお肉屋さんが淘汰されてしまったのは周知の事実です。

なぜ1970年頃にスーパーが伸びたのか

なぜこの時期に総合スーパーが伸びたのでしょうか?
逆にいうとなぜそれまでは総合スーパーはなかったのでしょうか?地域のお店に負けていたのでしょうか?

小売業の競合優位性の作り方から考えてみましょう。小売業の利益最大化の最大のポイントは仕入れ力です。ここでいう仕入れ力は卸売業者から安く商品を仕入れられることではありません。適切なタイミングで、適切な商品を、適切な分だけ仕入れる力です。

1960年以前、地域に根ざしたお店は地域住民とコミュニケーションを取ることで需要予測をしていました。「おばちゃん、今日はしゃぶしゃぶだけど、脂っぽいのは苦手だから肩ロースください!」みたいな感じです。そして、この地域は、この時期に肩ロースがこれくらい売れるんだなど分かるわけです。

コミュニケーションこそが需要予測の鍵だったわけです。

全国展開を志すお店があっても、各地の各店舗に、コミュニケーションが取れて、需要予測ができる優秀な人材を配置し、最適な需要予測を行うのは困難でした。

なので、全国展開のスーパーより地域のお店が強かったわけです。

POSの誕生がゲームを変えた

しかしある時にPOSシステムが生まれました。物品販売の売上実績を商品が販売された時点で「いつ・どの商品が・どんな価格で・いくつ売れたか」単品単位で記録し、集計するシステムのことです。

つまり、在庫をリアルタイムでデータ管理しているということです。そう、リアルタイムな在庫管理システムです(聞き覚えあるな)。

これによりわざわざ優秀な人間を大量に雇って全国に派遣してコミュニケーションをとって需要予測しなくても、遠隔にいてもデータを使って正確に仕入れができるようになりました。

確実に地域のお店がコミュニケーションによる需要予測より効率がいいし、正確だと思いませんか?

ということでPOSをうまく使いこなした今日の総合スーパーが地域のお店を廃業に追い込んでいきました。(強みのあるお店は根強く残っています)

ゲームチェンジに気付けないと滅びる

ここで怖いのは地域のお店からするとバーコードでピッと読み取っているのがまさか、強烈な競争優位性に見えないところです。

多くのお店が入れたらちょっと便利にはなるシステムくらいに思っていたはずです。なので、ちょっと便利くらいではシステムを導入しません。こうして数十年かけてじわじわと気付かないうちにスーパーに顧客を取られていきました。まさに茹でガエルです。

次のゲームチェンジャーはあなただ!

話が横道に逸れたが、50年前に起きた在庫のリアルタイムなデータ管理により業界が一気に変わりました。まさにゲームチェンジです。日本の物の買い方が変わったわけです。

想像してみると壮大な物語に感じませんか?
同じことを自分がすると思うとワクワクしませんか?

ぼーっと生きているだけでは世界の変化に気付きません。しかし、世界は確実に変わり続けています。小売の世界は本当に変わりました。劇的なまでに。

同じことが不動産業界で起こされています。イタンジによって。

40兆円という超巨大な不動産業界。これが50年前の小売業の変革のようにダイナミックに動き出す。
その最前線に立っていると思うと本当にゾクゾクします。


あなたも一緒に世界を変えませんか?

カジュアルに話してみませんか?

長々と記事を読んでいただきありがとうございました。

少しでもイタンジが描く世界観にワクワクしていただければ幸いです。
もう少し話を聞いてみたいという方は、ぜひカジュアルにお話しましょう!今は転職を考えていなくても、ただの情報交換でも構いません。私もあなたのワクワクを聞かせてください!

続報書きました!


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