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「オトナのタイムトライアル」撮影レポート 2019.1.6

これまで市民レースを撮影する機会があまりなかったのですが、「オトナのタイムトライアル」が創り上げる今までにないスポーツ空間を撮影したみたい!という思いから、こちらから主催者の方に撮影させてほしいと連絡し、参加させていただけることになりました。

僕たちにできることは、撮影した写真を見てくれた人が「オトナのタイムトライアル」の凄さを感じてくれたり、次は参加してみたいとか、私も走ってみたいとか、少しでも思ってもらえることなんじゃないかと思ってます。

それでは、このレースを撮影した長田がスポーツフォトグラファー目線で振り返ってみたいと思います。

ポイントは天気でした。
冬の朝9時から始まるスポーツイベントにあまり行ったことがなかったので、太陽の低さと光のキレイさがとても新鮮でした。天気予報は晴れ曇り。
晴れているうちが勝負だと思い、まず撮りに行ったのは逆光ゴリゴリのシルエットカット。普段のスポーツイベントでは夕方に狙いますが、朝の光でも撮れそうだったのでここぞとばかりに。


逆の空を見れば、青い空にいい感じの雲がまばらに。
順光でもキレイに撮れたので、地面に寝転がって超ローアングルで狙いました。ちなみにこれがこの日の基本姿勢になりました。


朝の光や雲の動きに感動し、さらにペースランナーのキャラも面白く。
2組くらい撮影した時点で、色々なバリエーションを撮ることができました。M高史さんは初めて生で見たのですが、遠目から見たら本人そのものでした(笑)


昼頃になると空が曇天模様に。
作品作りにおいて光に頼りがちな自分にとって、あんまり良い展開にならず。が、ここで登場したペースランナーが竹澤選手でした。
全然関係ないですが、僕の大学の同期。(面識はないです。。。)
スポーツ新聞を作っていた頃によく一面で目にした大学のスターとこんな形で会えるとは!自然とギャラリーやボランティアとハイタッチしながら楽しそうに走る竹澤選手はとても新鮮で印象的でした。


ここから、少し曇天タイムだったので、どうすれば画が楽しくなるか考えました。まず試したのは、スローシャッターです。

この日の基本姿勢である寝転がりからの、ストロボを焚いてのスローシャッターは普段撮影しているスポーツイベントではあまりチャンスがない、というはほぼ使用がNGなので、画が新鮮に見えました。
その中で露光間ズームをしてみたり、色々とチャレンジしていました。


そうこうしているうちにランナーのスピードがかなり上がってきて、ゴール直前まで先頭争いをしている展開も見えたので、ゴール前の競り合いを狙ったり。


残り1周になった時のボランティアの方々の応援やランナーの表情もOTTならではを感じました。僕は陸上経験者ではないので5000mの醍醐味をこれまであまり感じることができなかったのですが、この日は、この種目に打ち込む選手の気持ちが少しだけですが分かった気がしました。


次は10000m。
このタイミングでずっと待っていた太陽さんが少し姿を見せてくれました。
夕方時は「この少し」で十分なんです。空の雲模様がカッコよさ気な辺りを背景にして、日中シンクロでドラマチックなRUN風景を狙います。こういう時は、快晴も良いですが雲があると雰囲気が出ます。僕は雲がある方が好きです。あとはひたすら日中シンクロ。ここぞとばかりにストロボを使わせていただきました。ランナーの皆様、少し眩しかったと思います。すみませんでした。


10000m最終組の時には空は真っ暗でした。
駒沢競技場はナイター設備が少し心許無いのですが、それがこの日は奏功しました。主催者の方の計らいで走路ギリギリまでギャラリーが近づいていたため、コースに人の影が良い感じに写真にコントラストを生んでくれました。


そして先頭ランナーがゴールに入る直前、誰かのフラッシュが発光。
まったく予想していませんでしたが、もらいフラッシュがいい感じにハマりました。


初参戦のオトナのタイムトライアル。
主催者の方々の楽しむ姿、ランナーの熱量、ボランティアの声援、様々な天気が作る素晴らしい空間に恵まれ、僕たちが普段撮影できないような「カッコいい写真」が撮れたのではないかと自負しています。

皆さまありがとうございました!


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アフロスポーツ

アスリートの一瞬を永遠の一瞬に。 私たちは世界のスポーツを追いかけるスポーツフォトグラファーチームです。日本オリンピック委員会の公式記録の撮影を担当。

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