再開することなく娘が死んでしまうのはちょっと悲しい

note(ノート)の方では気楽に書きたいと思っています。


リヴァイとハンジの安否は、いま原作「進撃の巨人」のなかで起きていることのなかでもっとも気になることのひとつだろう。

たくさんの読者が気になっている。

「わからないものはわからないのだから、考える意味あるの?」と思うかもしれないけれど、それを言い始めたらおわりで、考えることに愉しさがある。

だからぼくのように考えるひとがいる。

リヴァイは助かるのか?

ここがすごく気がかりなところで、114話「唯一の救い」が公開された当時はもうすごかった。

115話ではハンジがリヴァイを連れて逃げるが、そのあとがわからない。

ハンジがリヴァイを連れていったということは、ハンジがリヴァイはまだ生きていると見ているということだと思うけれど、実際はそうとも限らないわけでだから考えると怖い。

いままで謎だったアッカーマン一族の歴史が語られたのは大きなことで、それがリヴァイ兵長の復活につながるかもしれないとぼくは見ているが、同時にそう「うまくいくものだろうか?」とも思う。

リヴァイ巨人化の予想もあるようだけれど、その可能性は低いと思っている(というよりはそういう展開をあまり思い浮かべようと思わない)。

それはきっと、ぼくの頭のなかでリヴァイ兵長という潔癖な存在と、巨人というグロテスクな存在があまりにも結び付かこうとしないからだろう。

瀕死のリヴァイに巨人化注射を打って知性巨人を喰わせて復活させる!?って思った。
その場合、誰を喰わせるか?って話だけど…一番確実なのは『アニ』かな?

一方でこう考えている読者もいる。

複数のひとが同じことについて考えると、それぞれの考えが異なってくるからおもしろい。

現在結晶のなかで眠っているアニ・レオンハート。

アニを食わせるとなると、もちろんアニは死亡することになるけれど、ちょっとアニの父親が頭に浮かんでくる。

99話(あるいは100話だったかもしれない)でとうとう登場したアニの父親。

いつ登場するのかと待っていた読者も多いと思う。

父親がやっと登場したにもかかわらず再開することなく娘が死んでしまうのはちょっと悲しい。

まだ父親が生きているということだから、どうせなら二人の再開を見てみたいし、再開してほしい。

水晶体を雷槍で破壊できれば可能でしょう。
ただ、アニがいる場所までの移動とアニをリヴァイに喰わせるポイントまでの移動、更に雷槍(立体起動装置)を装着する事を考えるとメッチャ時間かかるけど(^^;)

さきほどのコメントの続きだ。

たしかにリヴァイ兵長にアニを食わせるとなると、それなりにやることは多いように思える。

アニが安置されているのは極北のユトピア区だから、南側にいるハンジ、リヴァイは真逆にいることになる(フロックらがハンジを連れて巨大樹の森に向かったとき、シガンシナ区から壁外に出たと思われるのでリヴァイとハンジがいるのは南側なのだろう)。

雷槍で結晶を破壊することについては、アニにとってはかなり危険だ(とはいっても巨人に捕食させるのなら脊髄液さえ得ることができればいいのだが)。

リヴァイが復活し、またアニ捕食の展開がないと仮定するとやはりそのプロセスにはアッカーマン一族の謎が絡んでくる気がしている。

ハンジがアッカーマン一族の歴史を知っているのかについても気になるところだ。

いまのところエレンがハンジにそのことを話していた描写は登場していないし、ハンジがアッカーマン一族についてなにか考える描写もない。

だからハンジは知らないのかもしれないし、あるいは知っているのかもしれない。


壁内と壁外

ここらへんで少し話を変えてみよう。

リヴァイ、ハンジはここしばらく登場していなくて、このさきもしばらく登場しないんじゃないかとぼくは思っているのだけれど、これに関して作者の意図を考えてみたい。

諌山先生はいったんリヴァイたちを退場させることで、シガンシナ区に集中することを考えているのかもしれない。

もしくはリヴァイ、ハンジの登場を途絶えさせることに意味があるからやっているのかもしれない。

もしくは両方だ。

後者の方を考えていきたい。

壁外(リヴァイたち)と壁内(シガンシナ区で行われる戦争)をエピソードとして別にして、「いまは壁内のパート、つぎは壁外のパート」というふうに切り分けているようには思える。

どちらも同時並行で描いていると進みが悪くなってしまうから、それを避けるためにどちらか一方に集中して物語を進めている、と考えてみる。

壁内の方を見ていると、121話ではエレンとジークの意識のなかの話になっていて、たしかに長くなりそうだ。

そして壁外も壁外で話が長くなるのかもしれない。

一方に集中させるためにいまは壁外は休憩中、そうぼくは考えている。


こうやって想ったことを書きのこしておきます。


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