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2023年のふり返り&2024年にやりたいこと。

どーも。afroscriptです。

1年のふり返りnoteを書き始めて気づけば5年目になりました。

過去のふり返り記事をみると、その時々に考えてたことを思い出せるのでいいですね。

その時しか吐け出せない言葉とか表現があるのもまたおもしろい。

前回のはこちら。

2023年のテーマは、以下の3つでした。

  • "Rewind" (原点回帰 from Zorn & OZRO)

  • "Be Brave" (勇気‼︎ from デスパー/王様ランキング)"

  • "Be Patient" (続けるってこと自体勝負 from THA BLUE HARB)

これら3つのテーマをベースに2023年をふり返ってみます。


ETF積み立ての解約と人生初めての借金

自分の事業に全ベットするため、2年くらい積み立てたETFをすべて現金化した

2023年に最初に取り組んだ最初のBe Braveは、2021年から2年くらい積み立ててたETFを全額現金化したことです。

全部事業資金に回そうという意図で。

去年の振り返りnote

多分、自分がもっと稼ぐ力をつけたかったのは、単にお金持ちになりたいとかではなく、「守りたいものを守る。そのためにより強くなりたい。」なのかもしれないなーと。

なんてエモめなことを書いてたわけですが、それを書いてる時点で、ETFをチマチマ積み立てるのって違うなーと思ってました。

年100万円を65歳くらいまで積み立てたとしても7000万くらいにしかなんなくて、

それってまぁ自分の老後が困らずゆったりすごせる程度の額でしかなくて、自分が目指す人生のスタイルはそうじゃない。

加えてこのシミュレーションは、65歳まで積み立てる原資を稼ぎ続けなければいけない前提なので、そもそも65歳まで何の問題もなく働き続けれる保障なんてなく、何かで働けなくなる可能性もあるし、例えば1,2年間ちょっと仕事ゼロにしてフリーダムに過ごすわ〜みたいなこともしたかったりするわけで。

そう考えると、今の収入の中から絞り出したチマチマを資産としてコツコツ積み立てるよりも、失敗してもいいので、自分の稼ぐ能力を向上させることに投資した方が人生のトータル資産はたぶん爆上がりするはず。

年利平均4%と言われる金のなる木を"買う"よりも、もっとパワーある金のなる木を"創り出す"ことができるように自分を育てた方が今はいい。

まだ30代だしな。

あと、僕がずっと欲してる能力はやりたいと思ったことを実現する力。それをより広げていきたい。

特に現段階で世界を変えるような大それたやりたいことがあるわけではないのだけど、自分だったり、自分の周りの家族とか友達とか、知り合いとかが喜ぶような、人の人生をもっと豊かにできるような、そんなやりたいことはいろいろあったりする。

mamacoもその一つで形になり始めてるけど、他にもたくさんあるそういうやりたいことをちゃんと形づくって世に生み出していきたいし、そうやって身の回りを楽しくしていければ、自分自身の人生自体もよりおもしろいんじゃないかな〜と。

そんなことを考え、年初すぐにETF積立してた分は全部現金化して事業に全振りしようと、ETFをゴソッと解約したのでした。

まぁタイミングよく20万くらい儲けが出てたし、ラッキー。


人生初めての事業用の借金した

mamaco1店舗目を開店したときに思ったのは、事業する上で手持ちの現金ってものすっごく大事だなーと。(ごくごく当たり前のことで恐縮なんだけど。いやでも頭で分かってるのと実感はまた違うのかもしれない。)

1店舗目用に確保した資金、1店舗出したらほぼ底をつきたので、あれ、黒字分でまたお金が貯まるまで2店舗目出せないじゃんと。

1号店は1年くらいで回収の計画を立ててたんですが、3ヶ月くらい赤字もあったりで、このままいくと1年以上2店舗目出せないじゃんと。

ということで、拙い学びで恐縮だけど、例えば100万円貯めて100万で事業始めるよりは、その100万円を担保にお金借りてその数倍の資金でやるほうが、いろいろとやりたいことの実現スピードが上がるんだなと。

しかも返済額より全然黒字出せる見込みあるなら、それなら(死なない程度に)どんどん借りたがいいじゃん!と考えるようになりました。

まぁでもこれは黒字を出した実績があって、いくら突っ込めばどれくらい収支が出せるかの見込みがたったからではあると思うけど。

普通のサラリーマンしてるとなかなかこういうお金を借りることの意味とか感覚というのが育たないもんだよな〜。


ということで2月頃に金融公庫に事業計画書持ち込んで、無事融資をおろしてもらいました。

事業計画書はいろいろと穴や空想に頼った部分も多々あって大丈夫かな〜と思いつつ、サラリーマンパワーでスッと通った感触。

サラリーマンの一番いいところは、気軽に借金できることなんじゃないか。ほぼ確実な定期収入があるという社会的な信用性はこんなに高いんだな〜。

あと別視点で、借金のいいところは、ある種お金の価値を測る物差しができることかもしれない。

例えば200万円の自己資金のみで事業スタートしたら、月いくらくらい儲けなきゃいけないかとか、あまり気にならならい。最悪自分のお金だから、なくなってもその分経験は積めるはずだから、まぁいいやとも思ってしまったり。

(いや、恥ずかしい話、レザーブランドで初めて起業したときはそんな感覚だった。ほぼ売上に繋がらない広告費に毎月4,5万突っ込み続けたり。売上たってないのに、売上にはほど通し雑誌広告に10万くらい突っ込んでしまったり。サラリーマン給与から毎月補填すればいいやーと思ってたけど、あれは本当考えなしの無駄遣いだったな…。)

でも200万円の"借金"で始めると、例えば5年返済なら月4万くらいは返さないといけない。つまり200万円突っ込んだのなら、少なくとも月4万くらいの利益は出さないといけないというプレッシャーが生まれる。

そういう意味でも自己資金のみでやるのではなく、借金したほうがいいよな〜と思ったり。


mamacoの移転と2店舗目オープン

mamacoの移転 (三茶→池尻大橋)

3月にはmamaco 1号店を三茶から池尻大橋に移転した。(手伝ってくれた後輩たちには、本当に感謝)

移転理由はまぁいろいろあるんだけど、1つ目は部屋に入るまでに5段ほどの階段があったこと。(ベビーカー移動のお客さんにはめちゃ不便)

2つ目は部屋があるマンションがかなーりオンボロだったので、周囲の住民の方から騒音が気になると連絡が入るようになったこと。

まぁ人様に迷惑かけてまで続けるもんでもないよなーと考え、わりとすぐに移転を決めた。

初期費用全然回収できてなくて、財政的にはだいぶ涙ものだったけど、たまたま隣駅の池尻大橋でSRC造の丈夫なマンションの一室が見つかって、三茶で使ってた物品もそのまま転用できたからまぁいいか。

今のところ大きな問題も発生してないし。なにより騒音を気にしながらたまにクレームもらいながらの運営は精神衛生上、非常によろしくないので、それから開放されたのがなによりよかった。

あと三茶1号店で、どのへんがトラブルになるか、どこが推しポイントかなどのコツが掴めたので、それも移転後の安定運営に多いに貢献していると思う。


mamaco 2号店オープン

11月にはmamacoの2号店もオープンした。

池尻よりも交通の便がよく、こちらも無事に機動に乗ってきている。

本当はあと1,2店舗オープンしたかったのだが、まぁこの事業のネックは本当物件探しだな…なかなか適切な物件が見つからない。


社内転職でmercari R4Dへ

7月からは新しい部署に異動した。現在はmercari R4Dという研究開発組織でOutreach(研究広報みたいな役割)をやっている。

詳しくは下記のBlog参照。

異動から半年経ったけど、長らくエンジニア界隈にいた身としては、アカデミック界隈はまたいろいろと勝手が違ったり、そもそも人文学系からゴリゴリ理論系の研究まで、関わる分野が広すぎて、分からないことだらけで最高におもしろい。

強制的に新しいことたくさん学ばなきゃいけなくなるし、学びたくなるし、アンラーニングだらけ。

不定期にまったく違う領域に突っ込むってのはやはり大事だよな〜と思う今日このごろ。世界は広い。まだまだ知らないおもしろいことがたくさんあるな。


人生で初めて絵本つくった

異動して最初の大きめのPJとして担当したのが、サイエンスアゴラという科学イベントに、mercari R4Dと東京大学で一緒にやってる価値交換工学のメンバーでブース出展やつ。

ブース出展の企画全体のディレクションをしてたわけだけど、その中のひとつの取り組みとして、価値交換工学が目指す世界観を絵本にするというのに挑戦してみた。そのストーリー(文章部分)を書いた。

右が絵本の表紙

絵本は、実は前々からひっそりとつくってみたいなーと思ってたので、とてもいい機会だった。


と言いつつ、もちろん絵本なんて作ったことないし、作り方もまったく分からなかったので、絵本の作り方みたいな本を数冊(よかったのはこの本とかこの本)買って、スケジュールも死ぬほどタイトだったので、爆速で要点だけ頭にぶち込んだのがすでに懐かしい。

科学や価値がテーマになってる絵本も10冊くらい買い込んで、娘から「なんでわたしの本をパパの部屋持ってくの!」とたまに怒られながら、読み込んでストーリーのイメージを膨らませていった。

絵本ならではの、ここは文字で伝えたほうがいい、ここはあえて文字では書かずに絵で表現したほうがいいとか、絵と文字だけの世界、しかも文字は子どもでも分かる表現しか使えないという制限が、なんともクリエイティビティを刺激してくれつつも、何度も(いい意味で)吐きそうになるくらい、久々に睡眠時間ごっそりけずって何度もストーリー書き直したな〜。


ストーリーのブラッシュアップを手伝ってくれたり、すでにスケジュールパツパツな中やったことない絵本をつくるのOKしてくれた社内や東大メンバーの人たち、心温まりすぎる最高のイラストを添えてくださったイラストレーターのasafumiさん、デザイン会社の方などなど、関係者には改めてスーパー感謝。


反省点としては、(細かいのはいろいろあるけど一番は) 時間がなくて紙にこだわれなかったこと。

やっぱり子どもが手にするものだし、絵本のよさのひとつは手触り感だと思いつつ、素材としての紙の知識なんて全然ないので、ラクスルの絵本のオススメプランにしたら、思ってたのと違った。あとA4でつくったけど、正方形とか、もっとサイズ感にもこだわりたかったな〜。

まぁそれでも絵とストーリーはすっごくいいものができたと思うし、これ、どこかでどうにか出版したいなー。笑

なにか機会をみつけて本業で出版ねじ込んで行こう。

あと、個人でも絵本つくりたいなー。こうしてやりたいことはどんどん増えていく…


2023年総括:

2023年全体をふりかえると、最初に掲げた3つのテーマがかなりよかったんじゃないかと思う。

<2023年のテーマ(再掲)>
"Rewind" (原点回帰 from Zorn & OZRO)
"Be Brave" (勇気‼︎ from デスパー/王様ランキング)"
"Be Patient" (続けるってこと自体勝負 from THA BLUE HARB)

ETF解除とか借金するとか、mamaco移転とか、部署異動で異業界に突っ込むとか、初めての絵本づくりとか、喉元過ぎたのですでに熱さを忘れかけてるんだけど、

実行する前はやはり「本当にこれでいいんだっけ?」「今のそこそこ安定的な人生プランでも十分じゃない?」「本当にお金借りれるの?返せるの?」「移転してまたトラブルまみれなったらどうする?もう立ち直れなくない?」「もっと過去の経験がそのままいきる道を探した方がいいんじゃない?」「絵本なんてつくったことないのに、なんで書けると思ってんの?」とか、大量の不安の声が伴うわけで。

そんな有象無象の不安や恐怖をふりきるのに、"Be Brave"、"Be Patient"の合言葉はすごくよかった。デスパーさんとTHA BLUE HARBの言葉が強く心を後押ししてくれた気がする。

1つ目の"Rewind"も、大事にできたかなー。休みの日の日中は90%くらいは本業も複業もせずに、家族や友達と遊ぶ時間に充ててたし、友達たくさん集めてパーティーしたり、旅行計画ぶち込んだり、数年ぶりの友達に会う機会もつくったり、ちゃんと定期的に実家にも返って孫の顔見せれたり。

人生の幸福度を上げるには、自分が持つ時間のなるべく多くを「未来の幸福度を上げるための時間」と「幸せだなーと実感する時間」に費やすことが大事だよな〜と常々思ってたりするんですが、

これバランスがすごく大事で、頑張ろうとしすぎると前者ばかりに時間を取られて、未来ばかりを追いかけて結局幸せだったかよく分からない人生で終わる気がする。

定期的に後者の「なんともいえないいい時間」を意図的につくるとか、ちゃんと実感する(身の回りの当たり前になってしまってる幸せに気づく的な意味)とかが、楽しい人生を過ごすには大事だなーと思っていて、2023年もRewind聞きながら、やるときはやりつつも、ある意味では頑張りすぎずただ楽しむだけの時間も適度にとりつつ過ごせた1年だったと思う。


2024年にやりたいこと

mamacoの拡大と法人化

今年いっぱいは東京(or近辺)エリアを引き続き狙って、3~5店舗くらい増やしていきたい。

特に東京の東側エリアに出したいな〜。11月に高校の友達と子連れで集まろうと場所探したとき、やっぱり気軽に子連れで集まれる場所の選択肢、全然少ないなと実感した。

そんで来年には関東エリア以外にも進出していきたいな〜。

そんで今年&来年あたりでひとまず十数店舗くらいつくれば、もう働かなくてもいいかもなー。ほぼほぼ無人運営の仕組みもだんだんできあがってきたし、不労所得化したい。

目指せプチFIRE?(まぁFI(Financial Independence)できてもRE(Retire Early)はしないだろうけど。FI達成はより自分の楽しいことに注力できる権利を得るための基盤だと捉えている。んで、すでに仕事は楽しいことベースでしてるので、まぁリタイヤはしばらくは必要としないだろう、きっと。)

とはいえmamaco拡大は、物件ありきなので、慌てすぎずほどよく急ぎつつちょっとずつ着実に大きくしていこう。

あと今年はもろもろ動きやすいように法人化進める。


難しいこと噛み砕いて世に発信する

こっちはどちらかというと本業の話。

R4Dや関連機関でやってる研究は本当におもしろいものがたくさんある。こんなおもしろいものが世に知られてないなんてもったいない!と日々感じる。

が、研究というものの特色なのか、研究という言葉のイメージなのか、中にはなかなかおもしろさを伝えづらいものやパッと分かりづらいもの、小難しいものもあったりする。

例えば量子コンピュータとか量子ネットワークとか、すんごい理解難しいなー、自分の脳ミソがんばれーと思いつつも、知れば知るほどおもしろい。その原理もその先に広がる可能性も。

空気で膨らむ乗り物も夢があるし、温めたらどんな立体にも自動で折りたたまれる折り紙シートも夢があるし、木材内部の3Dモデリングや釘を使わない継手の簡単設計で木材を究極の循環素材に昇華しようという取り組みとかもすごくおもしろい。

ここには書ききれないほどいろんなおもしろいものがある。もっと世に知ってもらって、ワクワクしてほしい。


科学の発達は、一昔前の人からすると魔法だと思う。

スマホで地球の裏側にいる人とリアルタイムでビデオ通話できるという現代の当たり前も、100年前の人からすれば、テレパシー使ってるみたいなもんだと思うんです。

そして、これまではインターネットとかWebとかが魔法の中心にいると思ってたし、それはこれからも変わらずいろんな魔法の基盤であり続けると思うけど、世の中にはもっとたくさんのワクワクする魔法があるぞ!

多くの人が新しい科学の力の恩恵を適切に受けられる社会の実現は、弊社風にいえば、まさに人々の可能性をUnleashすると思う。

世界のいろんなところで生まれてる新たな"叡智"やその種を、どんどん世に広げて、多くの人が自分たちの未来にワクワクするようにしていきたい。

そのためにいろんな最先端の"おもしろい"を嗅ぎつけて、(頑張って勉強して)理解して、自分なりに噛み砕いて、いろんな表現方法で世に発信していきたい。


2024年のテーマは「My Life」。自分のスタイルで生きることを大事にする

気づけば30代も後半に差し掛かってきて、この歳なってくると身近な人の中からもどんどんすごいなーって人がたくさん出てくるわけで。

いろんな国飛び回ってる人、自分とは全然違う分野で活躍してる人、起業して順調に会社伸ばしている人、バイアウトして何千万・何億なったみたいな話も聞くし、いろんなメディアで活躍してる人もいれば、サラリーマン社長でも何百・何千人の組織を引っ張ってたり、趣味や好きなことに没頭しまくってたり、好きなこと貫いて新しい仕事を生み出して気づけば世界的なアーティストになってる人もいるし、自然豊かなところでゆったり人生過ごしてるのも素敵だし、日本中や世界中を旅しながら過ごす人生もいいなーと思う。

人間ってのはボーっとしてるとなんとも欲深く、ないものねだりをしてしまうもので(知らんけど)

そういういろんな人がおもしろそうなことやってたり、すごいことを成し遂げてるのを見てると、

いいなー羨ましいなーとか、自分なんてまだまだ雑魚いなーとか、あれもやんなきゃ、これもやった方がいいかな?とか、羨望というか、妬み嫉み僻みのようななんともかっこわるい感情や自己嫌悪感に囚われて、

右往左往して、自分のやりたいこと・やってることもコロコロ変わってブレブレになりそうになったりすることもあるんだけど、

まぁでも人の人生と自分の人生を比較したところで何が生まれるわけでもなく、自分には自分のペース、自分のスタイルというものがあるので、

結局のところ絶対評価で自分らしく生きれてるかどうか1番大事なんじゃないか。

僕で言うと、自分らしく生きるとは、楽しく生きること。

自分が感じる楽しいを大事にすること。

自分の物差しで、自分の人生が楽しいと思えてるんなら多分それ以上のことはない。

世の中おもしろいことはたくさんあるけど、自分の嗅覚にひっかかって、おもしろいと思うだけでなくついつい自分のなにかしらの行動まで引き起こしてしまうようなものごとに、頭から突っ込んでって、コケてたまにケガしながらも突き進んで、なんかいつもなにやら楽しそうにしてるみたいな、日を追うごとに、歳を重ねるごとにどんどん楽しさを増してってるような、そんな感じの人生を引き続き過ごしていこう。


そういえば、「楽しく生きる」をモットーににして、もう20年以上経つな。

中学生の頃に習いたての英語でつくったやつ。高校入学前に初めて買ってもらった携帯のアドレスもenjoy my happy lifeだったな。

当時宇宙の誕生についてうっすら興味を持ち始めた頃で、まぁ宇宙がどうやって生まれたかのhowについては諸説ありつつ、なぜ生まれたか?みたいなこの世や生物の存在理由(why)って多分誰も分かんないんだよな、なんてことを思い、

しかし、理由は謎だけど、なぜか人間には根源的に楽しいと思う感情が備わってて、なにかしらにいいことに対してすごくハッピーに感じるように作られてるので、じゃあその人間の仕組みに則って純粋に楽しい人生を送ればいいんじゃないかなと。

大事なのは多分、楽しさの総量。死ぬ時までに感じた楽しさの総量なんじゃないのかなと思う。

そんなこんなで、自分のモットーにRewindする感じで、2024年もいろんなものに目移りしながらも、自分らしく楽しく生きてゆくとする。

ちなみにMy lifeという言葉もZornの曲から。「洗濯物干すのもHipHop」な名曲。


おまけ: 2023年にお世話になった言葉/曲たち

無いなら創れ、居ないならなれ / tha BOSS

2023年の1月1日、まさに年の始まりとともにリリースされたtha BOSSの「YEARNING」から。2023年の前半めっちゃ聞いてた曲。

なにか足りないものがあるのだと感じるのなら、ないことに嘆くのでなく、自分でつくれよ、みたいなかっこいいことを言ってる曲なんだと思う。

mamacoをつくったきっかけもまさにそれだった。子連れでも友達とゆっくり話せる場所がない、よし作るかみたいな。

そういうマインドは大事にしていきたいなー、もっといろいろ生み出していくぞー、と思わせてくれる曲。

自分じゃない他の誰になるためやるんじゃない 溢れ出る言葉派手にぶん回す この声が刀だから高らかに宣言 I AM ME!! / Awich

2023年に一番聞いた曲「LONGINESS REMIX」のAwich姉さんのパンチラインから。

2024年の僕のテーマ「My Life」のinspirationも実はほぼこの曲から。誰かと比較したり、誰かの真似したりするんじゃなく、自分らしさ・自分ならではを表現してくって大事だよなーとか思ったり。

この曲全体のメッセージもすごくいい。

Hookの「リーズナブルな完成度+スケスケまくりのimitation あいつになりたくてもがいても 底なし沼のように沈んでくよ」もまさにそうだよな感あるし、

OHZKEYの「俺ら発展途上でもかっけぇぞ」も最高の名パンチライン。

文句があるならやってみろ 子育て仕事に Peace to the World / AI

Bad Bitch美学のAIのバースから。またAwich関係の曲だけど。

僕もそれなりに子育てに仕事に頑張ってる方だと思うけど、AIレベルのスーパースターから「私は子育てに仕事に、さらに世界平和にまで動いてんぞ。お前そのレベルでやれてんのか?」って言われると、同じ人間としてもっと頑張んなきゃとすごくお尻を叩かれる感。

ゆりやんの「まだおもんないとか言ってんの? 文句があるならトロフィー見せろ 血反吐 吐くほどの努力の結晶 何度落ちてもまた登る決勝」とかもかっこいい。

この曲、ふざけてるようで、パンチラインの押収だし、それぞれがそれぞれの立場からしか吐き出せない言葉でバースを紡いでて、すんごいかっこいい。これも2023年ヘビロテした1曲。


おまけ: 2023年のその他のできごと

[3月] 初めての確定申告

2022年から自分の事業や副業を始めたので、初めての確定申告。

これもまたいい経験かと思って、1回は自分でやるかとか考えてたけど、忙しすぎたのと、ホリエモンが「確定申告なんて誰でもできる作業を自分でやるなんて時間の無駄だ!」ってどこかで言ってたので、秒で自分でやるの辞めて税理士さんにお任せした。

2022年はmamaco初年度でけっこうな赤字を垂れ流したのだけど、その大半が税金還付で返ってきたので、サラリーマン×自分で事業運営は最高じゃんって思った。

[4月] 娘の転園

引越しから9ヶ月、引越し前の保育園まで車で往復2時間弱の送迎を1日2回やってたけど、ようやくそれが終わって、4月から新しい保育園に。

9ヶ月だけとはいえよくやりきった感。1日の時間足りなさすぎて大変だった…。

転園先に娘がちゃんと馴染んでくれるかとかいろいろ心配はあったけど、秒で友達たくさんできてて、いつのまにかもはや2,3年前からいましたけど?くらいに馴染んでて、娘、強いな〜と感心。

[4月] Hack Fest #7開催

#2から運営に携わっているので、かれこれ6回目の開催。詳しくは以下記事参照


[4月] 副業でTech Playで技術ブランディングのお手伝いスタート

ひょんなことからTech Playの技術ブランディング事業のお手伝いをさせてもらうことに。

現在、R4Dに異動したので、本業では(ITエンジニア向けの)技術ブランディングはやってないですが、この副業の方でずっと携われてるけど、やはりいろんな会社のテック事情聞きつつ、そのおもしろさを伝えていく仕事はおもしろい。

ってことで、なにか技術ブランディングや技術広報、TechPRなど困ってる会社さんいればお声がけください。1社にガッツリ僕がお手伝いするのは、今リソース的に無理ですが、Tech Playに繋ぎつつ、僕も裏でサポートとかはできそうな気がします。

[4月] 新卒同期で社会人10周年パーティー(第1回)

2013年から僕の社会人生活は始まったので、2023年は社会人10周年の年でもあった。

てことで新卒として同期入社したみんなで10周年パーティー(ただの飲み会)を開いた。(第1回と書いてるように、年明け2月には第2回も開催した)

社会人生活、10年間いろいろあったけど、優秀で気のいいやつらで、半分以上が飲んだくれで、何度も朝まで、いや時には翌日昼まで飲み明かした同期たちの影響はとてつもなく大きい。

僕は大学時代は社会や仕事のことなんて微塵も興味なく、ストリートでバスケットボール持って踊るか、スノボするかしかしてなかったけど、

そんな状態から、社会人としていいスタートを切れたのも、東京移ってからもずっと楽しいのも、今でもいい刺激をくれてもっと頑張んなきゃと思わせてくれるのも、いろんな路線で活躍しまくってる同期たちのおかげだなーと。

…そんなエモい会になるかと思ったけど、やはりただ飲んだくれるだけの会だったかもしれない。

いや、でもリスペクト。今後もお互い頑張りましょ!


[5月] 福岡 -> 小浜島旅行

福岡では、高校時代からのバスケ仲間(部活ではないが)で子連れで集まって、おっさんなったねーって話をしたり、雨の中、実家の庭で姉家族たちも一緒に花火したり。

んでその後そのまま沖縄の小浜島へ。奥様へのプロポーズのとき以来の小浜島なので6年ぶりくらい?

島でチャリ旅したら、とんでもなく日焼けしたな。沖縄の紫外線、レベル違う。


[6月] バンライフイベント行ってきた&キャンプしてきた

前職後輩からお誘いいただいて、バンライフイベント行ってきた。

いろんなスタイルのバンライフ実情聞けたり、キャンピングカー欲しいので、キャンピングカー買ってレンタル事業するのありかなーと何度か試算したことあったけど、いろいろとそのあたりのお話も聞けたりとかでなんともおもしろいイベントだった。

バンライフはずっと気になってるので、娘が小学生とかなったら、ラングラーを車中泊仕様にするか、牽引型でも引いて、毎年夏休みは1,2か月プチバンライフで日本中旅するとかやりたいなー。なんなら他の国でも。

まぁでも直近は、他にもっとやりたいことたくさんあるので、4,5年後にやってこう。


[6月]【技術広報を考える会議 #1】に登壇

6/22に開催された「【技術広報を考える会議 #1】メルカリさんの事例を元に技術広報の全体像を俯瞰してみた」で登壇して、技術広報の役割について発表しました。(2022年春に発表したもののグレードアップ版)


[7月] 友達家族+僕1人という謎キャンプした@長瀞オートキャンプ場

とある7月の土日に、嫁と娘が泊まりで遊び行くということで、1人の時間ができた。

なので1人キャンプをしようとキャンプ場を探してたら、たまたま前から行きたかった長瀞オートキャンプ場がその土日だけ予約空いてるのを発見し、即予約。

でも川遊びもできるとこだし、自然いっぱいのいいとこなので、1人で行くのもったいないなーと思い、急遽友達家族を連れていくことに。

僕1人+友達一家4人というシチュエーション。

キャンプ道具全部持参の謎のガイドおじさん付き家族キャンプ。

残念だったのは、結局キャンプ場着いた頃から雨が降ってきて、川遊びできなしい、

いやむしろ夜は土砂降りになったりもして、マジでタープとかテントとか、どんどん屋根部分に水溜まっていって、潰れされやしないかとか、

それに川沿いキャンプ場だし(警報とかは全然出てなかったけど)氾濫とかしないかとか、なかなか生きた心地がしない場面もあったけど、

子どもたちはめちゃ楽しそうだったり、大量の家族写真を撮ったし(たまに僕も写ってるけど笑)、人の家族にいい思い出をつくれたんじゃないかと思う。笑

(無論、僕も楽しんだ。キャンプは何があっても無事に帰ってこれさえすればやはり最高に楽しい。佐々木家、付き合ってくれて感謝)

[7月] 新しい事業開始しようとしたがやめた

結局ほぼ何も動けてないけど一応記録として残しておく。アウトドア関連の事業を友だちと始めようと、いろいろ調査してみたところ、あまりお金にならなそうだったので辞めた。

まぁおもしろいと思うことやるのは大事だけど、経済的に成り立つのは大事だよな。

でも新しいideaはめげずにどんどんトライしていこう。


[8月] 甥っ子が東京に来たので東京ツアーした

地本福岡に住む甥っ子がいつのまにか小学5年生になってたので、1人でも東京来れるお年頃だろってことで、東京ツアーを企画した。

回ったのは、お台場、東京タワー、ディズニーシー、国立科学博物館、チームラボプラネッツ、メルカリオフィス、スカイツリー。

そういえば僕も東京観光的なのちゃんとしてなかったので、ちょうどよかった。国立科学博物館とかもっとゆっくり回りたかったなー。近くても行けてないおもしろいとこ、まだたくさんあるな。


[夏頃] ひめさま、おむつ卒業

2月頃からトイトレスタートして、ひとまず「トイレでやってみよっかー」ってやらせてみたら、最初っから大小ともに成功して、え!一発でオムツ卒業じゃん!!すげぇー!!ってなった。

…が!!大の方だけどうも体の中から何か抜けてくのが怖いらしく、結局そこから半年ほどかかった。(小は初トライの後何度か失敗しつつもわりとすぐ卒業できたので、本当すごい)

なまじ最初にできてしまったがために、なんでできないんだー!!とイライラしてしまったのは申し訳なかったな…。反省。

終わってみればたった半年で卒業できたのはすごいと思う。ひめさま、頑張った。どんどん成長してく。

(でもいつになったら卒業できるか分からないエンドレス感に耐えるのはやはりなかなか大変さもあったな。笑)


[9月] 茨城airbnb旅行

前職レバ仲間で茨城旅行した。宿の近くで昼ごはん食べて、あとは宿にチェックインして、ただひたすら飲んで食べてゲームしたりしゃべったりダラダラする会。

大人8人+うちのひめさまだったので、みんなから遊んでもらえたひめさまも最高に楽しかったらしい。

今でも「次いつみんなとお泊まり行く?早く行こ?」って詰めよってくる。笑

2日目は娘にあわせてみんなでイバライド(茨城のなんか超巨大な公園的な遊ぶとこ)行ってくれた。

シルバニアファミリーの森で遊んで、動物にエサあげて、ひめさまの口パクで何言ってるか当てるクイズに付き合ってくれて、最後はみんなで温泉。

たくさんすぎるほどひめさまと遊んでくれてスーパー感謝。

それに限らず、こういうただただ楽しいだけの時間を過ごすのは、やぱ大事だな〜。Rewind。

今後も定期的にやってきましょ。


[10月] 三菱マーケティング研究会で登壇

メルカリのカルチャーについて話してきた。


[11月] チェコのPragueの出張&IETF参加

初の海外出張ー!!…ではあったんだけど、出国直前のmamaco2号店のオープンがあって、帰国後すぐにサイエンスアゴラの開催が迫ってて、

マジでスーパーバタバタで何の準備もできずに、しかも苦手な英語で未来のインターネットの話を聞きに行くという、なんともハードな旅でもあった。

が、普段普通に使ってるインターネットの根幹がこういう風に運営されてるのかをリアルに見るのは、なんとも言葉にできない感動があった。

なんというか、初めて東京に来てテレビの中の世界に降り立ったような、それよりももっと深く神秘的な場所に降り立ったような、そんな感覚。

そして空き時間には、量子コンピュータや量子インターネットの分からないところを(時にビールとシーシャを挟みながら)ひたすら解説してもらうという、なんとも贅沢な旅であった。



最後の方、書くのめんどくさくなってだいぶいろいろ端折ったり雑に書いたり書き忘れたりしてる気がするけど、

とりあえず、2024年もいい年でありますように。

最後まで読んでいただきありがとうございます。頂いたお布施は、嫁と子どもにおいしいものを食べさせてあげるか、僕がアフロにするための資金にさせていただきます。