4/13は障害レースの最高グレードであるJ・G1レース「中山グランドジャンプ」の日。指定席が当たったので中山競馬場に行ってきました。

藤岡康太騎手の献花台が設置されているとのことで、私もささやかながらお花を用意しました。
第1レース開始前から長蛇の列ができていたそうで、私が中山競馬場に到着したときも、献花できるまで３０分～１時間程度の時間を要していました。
私はシンプルに一言だけ記帳いたしまして、お花を供えて手を合わせてきました。故人が派手めな色使いのファッションが好きだったようで、そんなお人柄を反映した色彩豊かな献花台になっていました。

改めて、ご冥福をお祈りいたします。どうか安らかに。

その後は普通に競馬観戦。のまえに腹ごしらえと言うことで銀だこでたこ焼きを２パック、ハイボールを購入して指定席へ。銀だこってなんでこんなに旨いんだろう…銀だこラブ。２パック購入したのでお箸2膳つけられたが、これはワイが一人で食べるので大丈夫でした。あとチーズペッパー頼んだつもりだったけどエビマヨだったよ。美味しかったです。

それはそうと中山競馬場って、南側を背にした作りになってるから、スマートシートに一生日光が当たらないんだよな。。夏日のレース観戦だったらいいかもしれないんだけど、暖かいとされている今日でさえ、外にいると若干寒さを感じたんだよな。。風も吹いてたし。。。2月のめちゃくちゃ天気がいい日に行った東京競馬場のほうが暖かかったとさえ思う。

一応中山グランドジャンプだけ見られれば良かったのと、指定席側がまあまあ寒かったので、競馬場内をいろいろと見学してきた。
そういえばＵＭＡＪＯスペースなる女性専用スペースがあった。今度使ってみたいと思う。ワンドリンク無料らしい。

皐月賞にちなんで、有名馬のエピソードなどを紹介するコーナーなども設置されていた。中山競馬場は、競馬場内に向かうまでのコンコースに展示された写真などを見るだけでも楽しい。さすがに明日はだいぶ混むだろうが、こういうのを眺めるだけでも競馬場に来た甲斐を感じられる。

で、中山グランドジャンプの時間がやってきた。

私の心の本命はもちろん小牧加矢太騎手が騎乗するポルタフォリオ。オッズは200倍と、馬券的には絶望的だが、心の本命にそんなことは関係ない。

で、普通にマイネルグロン軸ながしの枠連も購入。
マイネルグロンは、「JGⅠ・中山大障害」「JGⅡ・阪神スプリングジャンプ」「JGⅡ・東京ハイジャンプ」を含む障害重賞レースを5連勝している障害レース界のスターホース。オジュウチョウサンに次ぐ「絶対王者の後継者」と目されている。その結果、オッズはなんと1.1倍。2番人気以下のオッズが10倍以上になってしまうほどの圧倒的な支持を集めた。それくらい、「マイネルグロンは絶対に馬券に絡むし1着を取る」と誰もが思っていた。

で、結論から言えば、ポルタフォリオは中盤以降集団についていけずに大差をつけられ、最終障害を飛び越えずに競争中止。多分疲れてもいたと思うから、無理に飛越させなかったのは賢明な判断。それでも一応頑張ってゴールには自力で移動し、客席からは大きな拍手が送られた。本当によく頑張ったね。
なお、競争中止の理由は異常歩様とのこと。しかし、「障害調教再審査（平地調教を含む）」という判断になったあたり、体に異常があるというよりもレース能力に焦点が当たっている節がある。

そして圧倒的1番人気に支持されたマイネルグロンは、若干スタートが出遅れたばかりか、レース中に右前肢跛行（はこう）を起こしたため、なんと6着。ゴール後のグロンの様子が明らかにおかしかったし、軽症であることを祈りたい。
結局1着はイロゴトシ、2着はジューンベロシティということで、私の馬券は散々だった。

とはいえ、今日の競馬はとにかく「全人馬が無事にレースを終える」ことに意味があったと思う。
無事、となると少し違うかもしれないが（やっぱ落馬もあったし）、予後不良になってしまった馬もおらず、けがをするような騎手もいなかったので、今日のところは、それでいいんじゃないか。

加矢太騎手のことは引き続きほんのり温かく推していきます。いつか特別・重賞を取れる日が来るのを、ファンとして応援していきます。だから絶対最終障害でアセんなよ。落ちるなよ。ケガするなよ。頼むぞ。

＜以下追記＞

さすがに泣いた