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価値観の逆転

先日、夕暮れ時でした、もう外は薄暗く運転する車のライトを点灯し始める頃でした。
80を超え、あと2,3年もすれば90歳に届こうかという年齢の父親を助手席に乗せて帰路を走っていました。
窓の外、遠くの空にヤコブの階段(天使の階段)が見えました。
陽光を遮る雲の隙間から、ササッと幾筋もの光が地上に向かって降りていました。
僕は、ああ、綺麗だな・・・神々しいな。と思ってハンドルを握っていたのですが、横の父は、「なんかあそこ薄気味悪いな・・・」と口にしました。
気味悪いとは、「物事に不快や不安を感じさせるものがあって、気持ちが悪い様」と説明されます。
僕が光の降臨について、美しいと思う事が、父には気味悪いと感じたようです。つまり、なんらかの超自然的な不安を感じたのだと思います。
これは、真逆の印象ということになります。

人によって感じ方や考え方が違う・・・
これは、親子においてもそうなってしまいます。
いわゆるライトワーカーと呼ばれる人たちは、この地上ではごく少数派であるのは間違いないと思います。
彼らの価値観は、一般的に受け入れられるものではないかもしれません。
その反対の大衆と呼ばれる一般的な人々は、おそらく真逆の価値観の中で物事を判断し認識しているものだと思います。
まるで、先のヤコブの階段のごとくです。

あるライトワーカー達のグループは、この地上が闇の勢力の支配下にあり、光の勢力がそれを解放しようとしていると信じています。
かくゆう僕もその一人です。
この世界は、マトリックス社会とよばれる監獄であり、私達は無意識なまま家畜か奴隷のようにその富を搾取され、本来の有り様を奪われていると考えています。
しかし、多くの社会人は、まったくそういった認識がなく、日常を過ごしているわけです。
ライトワーカーにとって真の光の降臨が起きても、彼らはそれを気味悪いと不安になるのは想像できます。
人類の解放とは、マトリックス社会の崩壊を意味し、彼らの生活基盤の崩壊でもあるわけですから。

彼らは、深い眠りの中で生きています。
いくら問題が起きてもあいかわらず某ハンバーガーを食べ、
たくさんの死者を出している毒チンを喜んで注射し、
不正や我欲にまみれた政治家や要人を支持しています。
もしかして催眠術や魔法にでもかかっているのでしょうか?
その魔法とは情報によって人々の脳に潜入し意識を眠らせていきます。
そこから目覚めるには強い衝撃が必要なのかもしれませし、その衝撃に不安を感じているのかもしれません。

やがては自分を害してきた食べ物や薬を拒絶し、
正しいと信じていた人々に背を向ける時が来ることでしょう。
悪が善となり、善が悪となる逆転の時がやってくるかもしれません。
その時に苦しまない為に、
おそらく、そういった意味も込めて女神は、「空っぽでいるように。」
とメッセージを送ってきました。

もし空っぽでいることが、なんだかバカになるようで抵抗を感じるのなら、こう言葉を変えても良いと思います。
「ニュートラルでいてください。」と
目の前で起きること、他人が伝えることなど、自分が遭遇するあらゆる情報について先入観や常識、古い信念にとらわれず、その中心値で受け止め、自分の行動と認識を選択することがニュートラルでいることだと思います。
そうでないなら、右は左に大きく揺れ動き、左は右の大きく揺れることでしょう。
この激しい動揺を防ぐには、揺れの少ない中心に位置することです。
又は、空っぽのまま、あるがままを受け入れることです。
それが価値観の逆転の時代を受け入れる術になるはずだと思います。

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