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四谷の奇跡の軌跡(後編)

引き続き、四谷真祐くんのPRODUCE101JAPAN Season2での軌跡を追っていきたいと思います。(前編はこちら)

4.グループバトル(四谷の奇跡)

次回順位発表式で41位以下が脱落にも関わらず、殆ど本編に映らないまま脱落圏内へ順位が落ちてしまった四谷くん。
よつプ(四谷くんファン)のみなさんは非常に不安な日々を過ごしたことでしょう。

そんな中訪れた、四谷の奇跡。
話は第3話グループバトル※のチーム決めへ遡ります。

※練習生6名1チーム(計10チーム)でステージの出来栄えを競うバトル。国民プロデューサーを会場に招き、2チームごとに同じ曲を披露。どちらがより良い舞台を作ったか、その場の投票で決めてもらう、というもの。”チーム編成”と”対決グループ”が鍵となる。

まずは第一回順位式で1位だった木村柾哉くんが、優先的にチームメンバーを選ぶ権利を獲得しました。もちろん「勝てるメンバー=人気かつ実力が有るメンバー」が次々と選ばれていきます。

木村くんが選べるのは残り1名、迷っている様子です。そのとき司会から「仲良くなった練習生は?」と聞かれ、出てきた名前がまさかの四谷くんでした。四谷くんがようやく画面に映った喜びとともに、全よつプがこう思ったでしょう。
「…え?いつの間に仲良くなったの?????」
これまで二人が一緒にいるところなど一度も映ってなかったのですから。(後々判明したのですが、テーマ曲センター決めのときに四谷くんから話しかけにいって仲良くなったそうです。)

選ばれたいと祈る四谷くんですが、惜しくも最後の1名には選ばれませんでした。いや、こんだけ前フリしといて選ばないんかーい!と大声でつっこみたいところですが、これは仕方のないことです。
そして木村くんが結成した、戦闘力ゴリゴリのチームに対する感想を求められた四谷くん。このようにコメントしました。

「アベンジャーズが揃ってるので…このチームに勝ちたいです。」


よつや!!!なんて男気!!!いいぞその心意気だー!!!!

と全国プが思ったに違いありません。デビューを目指すならば、必ず越えなければならないアベンジャーズの壁。下剋上してこそプデュでしょ!

しかし、2チーム目からはくじで選ばれた練習生がメンバーを決める権利を得ます。つまり、チーム編成ができるのは残り54人中9人。そして、レベル・人気の高いメンバーほど早くチームに取られてしまうので、一刻も早く「くじで呼ばれる」or「メンバーに選んでもらう」ことが勝利への近道となります。

運命のくじ1人目、練習生が祈る中、司会のナイナイ岡村さんが取り出したボールに書いてあった名前は………「四谷真佑」!!!
オオオオ!!!練習生たちも大盛り上がり!!!なんということでしょう!!

これぞ四谷の奇跡。下剋上を誓ったそばから運でくじを引き寄せました。
こうして四谷くんは実力ある練習生たちをメンバーに選び、木村くんに対抗できるチームを作ります。

しかし、まだ対決が決まったわけではありません。ここからチーム対抗のゲームにより、曲を選ぶ順番が決まります。つまり、同じ曲を選ばなければ、直接対決は叶わないわけです。
ゲームの結果、なんと木村くんチームの次に選曲することが決まりました。木村くんたちが選んだのはJO1の「無限大」、続く四谷くんチームは迷うことなく「無限大」を選びます。

「アベンジャーズに勝ちにいく」という熱い気持ち。そしてここまでの流れ、綺麗すぎないですか?この選曲順までを含めて「四谷の奇跡」と言ってもよいでしょう。

そして出来上がった「JO1無限大2組」の舞台がこちらです。

これはぜひ1組(木村くんチーム)と見比べてください。
本当にどちらも甲乙つけがたい素晴らしい舞台でした。実際現場投票もかなり割れており、もはや好みの域だったかなと思っています。

残念ながら敗北してしまった2組ですが、ここで得た経験や築いたチームの絆の強さは、見ている側にもひしひしと伝わってきました
このチームには、全員まとめて応援したくなる何かがあります。

四谷くん個人のパフォーマンスに関して感想を言うなら、最初こそ緊張が見えたものの、パワーのある歌声で予想外に曲とマッチしており、さらに最後の高音!!ビジュアル含め、意外な一面が見られて期待を超える舞台でした!

5.ポジションバトル(さよならの歌いだし)

四谷の奇跡~無限大で国プに認知された四谷くん、第二回の順位発表式では32位で無事脱落を逃れました。あぁよかった…よかった…。

残る40名で次はポジションバトル※へ移ります。

※グループバトルとは異なり歌・ダンス・ラップに特化したステージを数名ずつのチームで披露する。自分の得意分野で勝負できるのが特徴。

ポジションバトルの選曲は、第二回順位式で順位が高かった練習生から希望曲を選んでいくシステムです。32位の四谷くんは32番目に選曲、ということになります。
そして選んだポジションはもちろん「ボーカル(歌)」、曲はいきものがかりの「さよなら青春」でした

実は四谷くんが選ぶ時点で残っていたボーカル曲は「さよなら青春」か「Pretender」の2曲でした。「さよなら青春」といえば、日プシーズン1の最終回の生放送で練習生たちが歌ったバラードであり、ある事情によって国プのトラウマとなった楽曲です。(個人差有)

ここで「さよなら青春」を選ぶのが、四谷くんらしいですね。他にもいろいろな要因があると思いますが、プデュファンとしては選ばざるを得なかったのでしょう。

こちらが本番の様子です。

ボーカルメンバーが集まる中、センター争いに敗れてしまった四谷くん。実はセンター再挑戦の場があったのですが、その時は立候補せずにこう語りました。
「正直今は、メインボーカルより 歌いだしを任せてほしい」

リベンジャーズというチームで日プシーズン2へ臨んだ四谷くん。しかしその仲間たちは、順位式で惜しくも脱落、または、やむを得ず辞退となってしまっていたのです。

「身勝手ながら、3人の気落ちを背負って、リベンジャーズとしてデビューしないといけない。そういう気持ちを表現できると思ったから、サビよりも歌いだしを歌いたいと思いました。」


ここでハッとさせられました。四谷くんの仲間を想う気持ち、歌と歌詞を大切にする気持ち、そしてデビューへの想い。どれも切実で、誠実で、言葉にすると軽くなってしまうけれど、本当に大切なものが何かを教えられた気がしました。

本番はそんな想いが詰まって、とても素敵な舞台でした。
衣装も似合ってましたね…衣装さんいつもありがとうございます。(コンセプト評価への盛大な前フリ)

(箸休め)四谷くんの気になる生態

ここで、ビハインド動画や本編の映像から読み取れる四谷くんの生態についてまとめてみたいと思います。一緒に癒されましょう。

①プデュオタク
これがはっきりとわかったのは、FRアプリ「お父さん見守りカメラ」のグループバトル編だったと記憶します。ペアで登場した田島将吾くんから「よっつーはプデュが好きでめちゃくちゃ見てる」とのタレコミが!
その後、マイスタ動画でもプデュシリーズの好きな曲を紹介してました。

②虫が嫌い
練習生のナイトルーティン動画にて、虫嫌いがバレてしまいました。(4:18~)

虫の印象が強すぎて、今見返すまで「瞑想」というナイトルーティンを完全に忘れていました。ちなみに「いち、に、さん、よーつや」という自己紹介は、確かここでしか披露していません。いつ使うつもりだったの…?

③ビビり
虫嫌いがバレた四谷くん、箱の中身は何だろなゲームではソロチャレンジを課せられてしまいます。(3:11~)

完全に乙女のビビり方です。

④人との距離感がバグりがち
番組中盤あたりから気づきましたが、四谷くんは人との距離感がかなり近いです。仲良しの練習生にひっつく姿もよく見られます。(顕著に表れたのはAnotherDayでの木村くんからですが、実は結構前から色々な人の腕をがっしりホールドしていました)
韓国アイドルは基本的に距離感バグが多いのですが、その血を感じますね。ひっつかれてる練習生もみんな慣れた様子なので、普段からこうなんだろうな~というのが感じられます。

⑤練習生と分け隔てなく仲良し
未公開映像や様々なコンテンツを見ていると、え?そこ繋がりあったの?なんて子たちと仲良しだったりします。
ビハインド写真でDKたちを捉えた姿が公開された時なんか、いつの間にー!って心の中で叫びました。(この写真、四谷・篠原の成人組だけが張り切って腕組んでるのがいい味だしてます)

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番組が進むにつれ、お喋りでボケたがりな一面もちょこちょこ見えましたし、あの人懐こい雰囲気で話しかけられたらすぐ仲良くなれそうですね。

以上、四谷くんの気になる生態でした!

6.コンセプトバトル(これぞアイドル)

いよいよ番組の花形、コンセプトバトル※が始まります。
通常コンセプトバトルの練習期間に順位発表式があり、さらに練習生が絞られるのですが、今回はスケジュールの都合上?40名全員で臨みます。

※スタイルの異なるオリジナル曲(ヒップホップ、可愛い系など)に練習生が振り分けられ、どのチームがより良い舞台を作り上げるか競うバトル。曲の振り分けは視聴者の投票によって決められる。

今回のコンセプトバトルの曲のうち、どれを四谷くんにやってほしいか、本人はどれを希望しているのか、そして何が一番いい選択なのか。
余談ですが、私は断然AnotherDay推しでした。一番イメージに合うし、純粋にこの曲で踊る四谷くんが見たいと思ったので!!

結果として、四谷くんが事前に選んだ曲も、ファンの多数決も、実際に振り分けられたのも「Another Day」でした。良かった~ホッとした~。

そこにいたのはキラキラアイドル。次から次へと溢れ出る愛嬌、見ているこちらがハッピーになるステージ、もう幸せのため息しか出ませんね。

練習風景にもありましたが、このチームは本当に優しい子が集まっていて、そんなチームの雰囲気も曲にフィットしていたと思います。
(VRのAnotherDay未公開映像がとっても雰囲気いいのでおすすめ)

もちろんそれぞれに苦悩や葛藤があり、それらを乗り越えて生まれたものなのですが…。お?苦悩や葛藤といえば…?

「四谷 消えた説」、サムネで完全に遊ばれてます。
焦りや体調不良から別室で調子悪そうに座り込んでいた四谷くんでしたが、すぐに木村くんに回収されていました。

あとAnotherDayで話題になったものといえば衣装ですね。なんとGUでお買い求めいただけます。今ならセールで590円です。

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え?どうした?急に予算無くなった…?いや、ファンがお揃いにできるようにしてくれたんだよね…!ということでしっかり購入しました。この夏はAnotherDayTシャツでキマり!!

さて、コンセプトバトルの結果は、残念ながら5チーム中4位でした。
こればかりは、放送と現場だと音響や見え方も違うだろうし、もちろん他のチームもどれも良いステージだったので、何も言うことはありません。
でも、私の心の中では1位だったよ!!!と8人に大声で伝えたいです。

また、今となっては、四谷くんにとって最後のステージチームがこのAnotherDayで良かったなと勝手ながら思っています。

7.最後に

第3回の順位発表式で、四谷くんは22位でした。20位までがファイナル進出のため、あと少しのところで手が届かず脱落となりました。

ごめんね、ファイナルステージまで送り出してあげたかった。名前が呼ばれるのを待ってる姿、脱落が決まった後の涙、どれも胸が痛くて、あと少しだったのに…順位発表から数日経った今もそんな思いでいっぱいです。

でも、「会える日がきたら、もっともっと成長した姿で笑顔で会いたい」という四谷くんの言葉を信じて、いつかその日がくるのを楽しみに待ちたいと思います。

それに、これだけの練習生の中で22位というのは本当にすごいことです。
序盤はほぼ映ってなかったし、グループバトルもポジションバトルも放送が後半で票が集まりづらい状況の中、ここまで順位を上げたのは奇跡なんかじゃなく、紛れもなく四谷くんの努力と魅力の賜物です

リベンジしてくれてありがとう!素敵な姿をたくさん見せてくれてありがとう!応援させてくれてありがとう!

拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

四谷くんとよつプのみなさんの進む道が明るいものになりますように。


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