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【差が出る就活コラム】「失敗」のとらえ方でマインドをうまく高めるコツ

「就活が思うように進まない」「失敗したらどうしようかと不安」
「恥ずかしいので正直他の人には話せない」

実はこのようなマインドで、就活継続中の学生さんがいるのではないでしょうか。不安な気持ちがループして、どんどんネガティブな方向に考えも行動も陥りやすくなりますね。

今回はそんなマインドからワンアクションで抜け出して、就活成功への通過点、そもそも「失敗なんてない」ととらえる考え方にフォーカスします。

先輩に聞いた!就活に「失敗した」と思う瞬間

そもそも就活における「失敗」とは、どのようなことを指すのでしょうか。「失敗した」と思う状況は人それぞれですが、就職活動を終えた先輩に話を聞いてみたところ、主に次の3つにまとめることができました。

|第一志望先から内定がもらえなかった時

世の中には本当に多くの企業が存在していて、その中からどうしても入社したい企業が見つかったとします。その時点で、まず喜ばしいことです。

「内定がほしい」「入社したい」「その会社で活躍したい」という前向きな姿勢で、就活に臨める準備は万端なはず。とはいえ相手つまり志望企業にも事情や考え方は当然あって、あなたの強い希望が通るとも限りません。

この当たり前を忘れかけてしまうと、選考の不合格=「失敗」という状態を想起することになります。

志望度が「1番」と強い気持ちを持つ反面、その希望が通らなかった途端に「失敗」だと落胆する人が多いようです。志望に関わらず、内定をもらえない時も「失敗」してばかりだと、負の感情にとらわれやすくなります。

|自分に合う会社が見つからない時

就活を続けていて「自分に合う会社」が見つからないと焦って、先輩たちもよく「失敗」していると思い込んでいたようです。

「自分に合う会社」は、○○な会社という固定のイメージが頭のかたすみにあり、そのイメージに合わせて自分が働く姿も連想しているので、重ならないと「自分に合う会社」に出会えていない=「失敗」ととらえてしまいます。

社会人としては働いた経験のない学生である以上、1つの会社ではたらくイメージや仕事を理解すること自体、実は難しいです。自分に合うかどうかは、実際に働いてみて初めてわかり、ご自身で感じることでもあります。

周囲と比較して、終わりが見えない時

SNSやゼミでは、友人の「就活終了」という周囲の情報を耳にして、まだ思うように内定を得ていない自分自身を俯瞰すると、思わず「失敗」していると感じずにはいられないかもしれません。

「○○さんは何社からも内定をもらっている」「私は志望企業からは1社ももらえていない」と比較し、必要以上に落ち込むのは、状況を素直に受け止められていないマイナスの心の状態から起こります。

自分らしい就活の「成功」に近づく通過点

失敗は成功のもと」とはよく言ったもので、どのようにすれば、就活で成功できるのでしょうか。次は就活における「成功」について考えてみます。

|社会人として、努力できそうな環境を見つけられた時

就活では必ず「学生時代に頑張ったことは何ですか」と問われますね。

・大変さを乗り越えた実体験
・自分自身や周囲のために行動した経験
・その結果起こった、自分や周りの変化

企業に入社し、社会人として働いて学生時代同様の経験はなくても、あらゆる場面で試練が訪れます。そこでどのように向き合うのか、努力できるのかという部分まで、あなたの話を参考に採用担当は未来を見極めます。

企業にとって就活生が沢山いるように、あなたも必ずしも「第一志望」の企業への内定だけを、就活の「成功」とする必要はありません。

受験とも異なるご自身の選択で、いろいろな要因からこれから「努力できそう」と思える環境や会社を、見つけることに専念しましょう。特定の1社や業界に狭めすぎずに考えることも、就活の「成功」への通過点です。

|自分や周囲の人にも、納得のいく形で就活を進められる時

「自分や周囲の人に」という点が、大事なポイントです。ひとりで取り組んでいると思っている就活も、必ず結果を報告する相手がいるものです。

画面から顔をあげて、家族・バイト先の方・大学の先生・・・どなたでもよいので身近な「社会人」を思い浮かべてみてください。たとえ言葉には出さずとも、あなたを応援してくれています。

就職は人生におけるひとつの分岐点で、社会で働いている多くの人が経験します。よほどのことがない限り、永続的に就活をする訳ではありません。だからこそ今この時、「就活」と向き合うことをやめないでくださいね。

そして、どのような結果や決断をするにも、状況をきちんと報告をすることは大切です。就活において、あなたの決断を後押ししたり見直したりするアドバイスをくれるはずです。その結果、納得できる状態で社会人になる準備、就活の「成功」に向けた通過点となり、さらには近道にもなります。

まとめ

就活における「失敗」「成功」の考え方と、陥りやすいマイナスな考えを乗り越えるコツについてまとめてきました。

焦って就活をして勢いで内定を求めてしまう時、見つけなければと1社だけを探し続ける時、気持ちも追いつめられます。どうしても「失敗」の2文字が頭に浮かぶ時は・・・

ご自身にとっての「成功」のかたちをつくれるよう、落ち着いて考えを育める”時間”を意識的につくってみてはいかがでしょうか。シンミドウの就活エージェント+は、モチベーションやマインドを高めて就活に臨もうとするあなたを、そっと応援していきます。