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◆逆求人ユーザー必見◆オファーやスカウトから内定へ近づく準備のコツ

「就活は長期で大変」「早期から動いてなるべく早く終えたい」そんな思いで情報収集に動く就活生の皆さんが「逆求人」「スカウトやオファー」を活用するのもスタンダードになりつつありますね。

「逆求人」といえば、仕事をしながら就職情報サイトにユーザー登録し、自分の新たなキャリアを考える人が触れることの多い転職時のツールでした。今回はそんな「逆求人」メリット、適切な活用ポイントを探究します!

そもそも「逆求人」とは?

逆求人とは、募集要項を企業が出してその「求人」に対して学生が応募する手順の「逆」、つまりは学生が自分の強みやプロフィールなどを開示して、企業から学生へのアプローチがあるといった仕組みです。

「売り手市場」という言葉を聞いたことがありますか。この言葉が示すのは、売り手=自分を売り込む学生(応募者)が優位になり、買い手(ここでは企業)によっては、学生からの十分な募集や興味・関心を集められない企業も少なくないという最近の傾向です。

そんな企業が、自社にフィットする学生と出会い、直接コンタクトをとっていくための方法として編み出されたのが「逆求人」です。採用活動を円滑に行いたい企業、まだ見ぬ未来のインターンシップ先・就職先となる企業との出会いを求める学生、それぞれのニーズを満たす仕組みと言えます。

【就活生目線】逆求人ユーザーのメリット

「ダイレクトリクルーティング」とも呼ばれる、逆求人という仕組み。採用される側である就活生にとっては、どんなメリットがあるのでしょうか。

|まだ見ぬ企業との出会いが得られる

逆求人は、企業からのコンタクトがあるので、自分の狭い視野の中だけで、応募先を選ぶだけでは出会えない「まだ見ぬ企業」との遭遇が期待できます。自分も想定していなかった意外な企業からのオファーがあるかも!

20数年の人生経験から、あるいは就活のわずかな期間だけで、自分に合った企業・仕事を見つけるのは難しいです。偏った業界・企業研究、自己分析によって「自分はこの業界(企業・仕事)に向いている」と思いこみ、客観的な視点を保てなくなるのは就活生誰しもが陥りやすく惜しいことです。

もちろん「応募する企業をしぼる」ことが悪いという訳ではありませんが、まずは視野を広げてさまざまな企業をみる時間をつくるのも貴重でしょう。逆求人の活用は、そのためにうってつけのツールになります。

|自己成長・発見チャンスが育まれる

逆求人のサイトからは、就活イベントやインターンシップのオファーが届くことも。就活や将来のキャリア形成に向けて、早くから動き出したい方にとっては、自分を成長させてくれるチャンスが舞い込んでくるのと同義です。

インターンシップで社会人と関わりをもつこと、さまざまな就活にまつわるイベントに参加することで、それまでは見えてこなかった自分の価値観・思考・行動時の強みや弱みを見いだせたり、ビジネス・仕事における困難の疑似体験のみならず、楽しさや感動・やりがいを実感できたり......

就活を本格化させる前に、こうした自己を見つめる機会や成長させられる貴重なチャンスを生むのが「逆求人」なのです。

|自己分析の機会になる

プロフィール欄に記す情報・自己PRが、企業がオファーを送るか否かの判断材料になります。経験の「棚卸し」を行い、これまでの生き方・実体験を洗い出して整理することで、魅力的なプロフィールをつくる鍵です。

また、そのために欠かせない自己分析で、自分自身の強みや弱み、PRを自ずと考えるよい機会になるのも「逆求人」を使うメリットと言えます。

【企業視点】逆求人で採用活動をするメリット

視点を変えて、企業にとってのメリットも意識してみましょう。

|就活に意欲的な学生へアプローチ

早めに登録し、就活を行う学生は「就職活動に対して前向き」だと企業担当者の目に映ります。また「自分の魅力や能力を企業にアピールしよう」という意欲の高さ、企業視点では積極的で秀でているととらえることができて、そんな意欲の高い学生にアプローチできるのが「逆求人」です。

| 自社を知らない学生に知ってもらえる

最初こそ自社に目を向けていなくても、実は自社に馴染めそうなタイプだったり、自社の職種・業務で発揮できる強みをもった学生は必ずいます。「逆求人」サイトでは、企業もそんな学生向けに自社の情報を伝えて、知ってもらいやすくなるメリットがあります。

自分に合ったオファーをもらうために

「逆求人」は就活生にとって有意義な仕組みですが、ただ単に企業からのオファーを待っているだけでは始まりません。どのようにして、自分に合った企業からのオファーをもらえるかを意識した準備が必須です。

|人柄が伝わりそうな写真を準備

必ず、手書きの履歴書やES(エントリーシート)に使うような証明写真を使わなければならないという、ルールはありません。あなたの人柄や、雰囲気が伝わるすてきな1枚を選ぶのがいいでしょう。ただし、以下のような写真は適していないので、選ぶ際に気をつけてくださいね。

・いま現在の見た目と、かけ離れてしまっているもの
・集団で写っており、どれがあなたか分かりづらいもの
・アプリなどでの補正・顔の変化がありすぎるもの

|魅力的なあなたの自己PRをつくる

「逆求人」で最も目をひくのは、採用担当者が読むあなたの自己PRです。ここで、魅力の伝わるPRをすることで、思わぬ優良企業からオファーが届くことも。魅力的な自己PRは「あなたの強みとその根拠」がよく伝わるように表現できている文章です。

自己PRを読む採用担当者は「この学生の強みは何か」「その強みを自社で活かしてくれそうか」といった点に着目しオファーを送るか判断します。つまり、自分の強みを明確に把握し文章で端的に伝えることが大切です。

この3段構成を意識して書くことです。書いた文章を自分で読み返すのはもちろんのこと、第3者に客観的に見てもらって準備をしましょう。

まとめ

「逆求人」の仕組みとメリットを、学生と企業の両方の視点から考えてきました。ここ数年で、逆求人用のサイトの種類も増えました。かけ合わせて使うことで選択肢を広げられますし、使える利点を活かしながら、将来に向けた準備は先手で進めていきましょう。

プロフィールの添削や、企業情報の提供、キャリアコンサルタント資格を有する専任アドバイザーのWeb面談でもお手伝いします。ご予約はお気軽に!


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