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コーチングを受けて自分の状態がなんとなく見えてきた話

「そのままで、ありのままでいいです」
約1時間のコーチングでいただいた言葉はこれだった。
エンジニアであり、スクラムマスターやマネージャーでもあるチームボックスの安西さんに1on1コーチングを実践していただいた。

なぜコーチングを受けたのか?

個人的にコーティングを受けてみたい。ここ半年くらいそう感じていた。
年末に転職し魅力的な業界で高い志を持ったチームメンバーと共に、納得いく評価の上、目指していたインハウスプロダクトデザインに従事している。
なのに、なぜ葛藤を覚え仕事に不安がつきないのか。
自分の中のモヤモヤの原因は何なのか、以前の職場と違って得ているもの、失ったもの、その価値があるのか?
やりがいを感じて仕事をできているか、5年、10年、20年先にあるべき自分の姿への布石となっているのか、家族を幸せにできる豊かさはあるか、勤め人から卒業した時に個人能力でビジネスができるのか、生きていけるのか?
仕事以外にもやりたいことがあり、それを楽しみながら社会貢献や人材育成に寄与したい。
それを実現させるために今やるべきことは何か?
知るべきことは一体何なのか…

悩みつつ答えが知りたくて本を漁ってみるが、ウェルビーイングやマインドフルネスなどホットワードの本を読んでもイマイチ理解できずにいた。ずっと霧がかかり、周りの景色どころか足元もかすみがちなこの状況を打破できないか。。自分の居場所を明るく照らしてくれる、そんな暖かい日差しを求めていたことが理由である。

「1on1コーチング体験」参加者募集を見つける

コーチングでキーワード検索していく中で、「1on1コーチング体験」参加者募集という内容を知る。それが安西さんを知ったきっかけだった。

プロフィールも含めいくつかの質問に答えてアンケートフォームを入力した。後日安西さんから快く承諾の返信が返ってきたという経緯である。

このコーチング体験は希望の場所を選択できる。わざわざ勤め先まで足を運んでもくれるし、最寄りのカフェなどでもできる。またオンラインで電話コーチングも可能らしい。小一時間ほどの時間の中で無料体験が可能だ。

私が受けたコーチング体験

まず思ったことは、初対面、出会って数分でとんでもなく自分が語っていたということ。
事前に何を話そうか、自分は何をコーチングによって道筋を示してもらいたいのか考えていたが、それと関連しつつもひたすらに言葉がでてきた。今思うととても不思議な体験だった。安西さんの雰囲気がそうさせたのか、その瞬間までに言葉が蓄積されていたのか。
様々なキーワードの中、安西さんがポイントとしてピックアップしてくれた自分の発した言葉が「あせり

なぜあせったのか、あせる原因は何か、そのあせった時に何を感じたか、答えが見つからず沈黙もありつつ自分自身に問い、どんな感情が生まれたのか見つめ直す。
思いついたことや、ひとつの事を話ながら思い出した関連ごともとぎれなく話し、それを丁寧に黙って聞いてくださった。
自分が認めることも言葉にするのも恥ずかしいくらい赤裸々な言葉だったと思う。
それでも安西さんはポジティブな言葉を投げかけ、ありのあまで自己肯定することだと語っていただいた。
ただ漠然と不安や葛藤を抱いていただけれど、それを気にすることなく自分がやっていることを続ることで、自然と自信がつき迷いもなくなると教えていただいた。

コーチングを受けて実践したこと

notionで続けている反省と気づきの一言メモ、日記形式で感じた・発見したことを綴るクローズドミニブログ、これに自分感じた感情を加えそう思った原因は何かを探る。
それを2週間繰り返し、結果や成果を安西さんにお伝えすることになった。
思った以上に自分がネガティブだったこと、心配性で過去を引きずる人間だったことを知れた。
周りの目も気になるし、人に先を越されると拗ねてしまう。そんなちっちゃい器の人間だけど、しっかりと自分自身について考え、必要なことを理解している、またやるべきことを実行しているあなたはそのままでいい、と言っていただいた。
グサリと刺さるというよりは、じんわり響いていく感じ。
よけいなこと考えなくてひとつずつ続ければいいのか、と少し気が楽になった心地よさ。
曖昧な感想だけどそんな風に思えた。

2週間後の変化

日記のようなプライベートに近い内容だけれど、今後の人生に置いて大事にしていきたいことや、直近で自分がやるべきことと自覚し、取り組むために細かいタスク分解しながら進めること、などとにかくひとつずつ気になったことを整理し、メモり、優先順位をつけていくことを続けている。
その大きな武器となったのがnotionで、これまで以上に充実したコンテンツがアウトプットできているし、日々の生活にかかせないものになってきたことが大きな変化。
毎日みる。毎日ログをつける。またそれぞれの関連があればタグ付けし、組み合わせ、マージして実行できるようタスク分解する。日々の仕事に近いような感覚で身の回りのことを見えるようになってきた。
まだ成功どころか小さなステップを見える化した程度だけど、コーチングで今のままの自分でいい、という言葉を受けて今のままで混沌としていきながら、それでも形にし実行するための整理力が大きな財産になったと感じている。

恩師さとなおさんの「1/100を作ろう」にも繋がる考えだと思っていて、何の1/100になるか、それを見出して実行していくプロセスを作っていける。安西さんのコーチングを受けて私が手に入れたものはまだ曖昧で色も形もはっきりしないものだけど、それを鍛金し続けることを教えていただいた。改めて安西さんに感謝。

そんな安西さんのウェブサイトがこちら。
コーチングの無料体験もここから申請できます。

最後に、いくつか読んだコーチングの本の中でこれはとても基本的で初心者にもすんなりわかるような気がして気に入っている。


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