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初めての転職、面接対策で力を入れるべきポイントとは?

こんにちは、アグーです。
わたしたちは、主にアメフト部をはじめとした体育会出身者に特化して、ES添削や自己分析、面接対策などをサポートする就活・転職支援サービス「Huddle(ハドル)」を運営しています。

今回は実際に約500名の求職者に向き合ってきた弊社カウンセラーへ、面接前にしておきたい準備や、特に聞かれやすい質問など、面接対策で本当にしなければいけないことについてお聞きしました!

!この記事のまとめポイント
■①現職を選んだ理由②転職理由③志望理由④自己PRは必ず準備する
■転職理由は「自責思考」で考える
■面接は「PREP」「一貫性」「本心」を意識して臨むこと

面接前に必ず準備したい、4つの質問

ーー面接対策の方法が分かりません…。絶対にしておきたい準備はどんなことですか?

面接で聞かれることはだいたい同じです。

★転職の面接で必ず聞かれること
①現職を選んだ理由
②転職理由
③面接を受ける企業への志望理由
④自己PR

この4つの質問はどんな会社でも、どんなフェーズの面接でも、必ず聞かれるのでしっかりと準備しておくべきです。

また、その4つの質問の回答に一貫性があるかが大切です。

ほとんどの企業の面接官は必ず「なぜこの人を通過させたのか」を議事録でまとめて報告しないといけません。

そのため、一貫性の無い答えを聞くと「結局、どこを評価すればいいの?」となってしまうんです。あくまでも、職務経歴書や提出した書類に書いてあることをベースにして話しましょう。

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※画像はイメージです

ーーよく聞かれる質問は決まっているんですね!その4つの中で、一番力を入れなければいけないのはどれですか?

転職理由です。

よくあるのは、転職理由を自分の中で消化しきれず「これを言ったら印象が悪いかな?」と思い、本心と違う転職理由を伝えてしまう人が多いです。

分かりやすい例で言うと、

「現職で成績を残していても、会社が業績連動型の賞与で、なかなか給与に反映されないから、自分のモチベーションを上げるために環境を変えたい」

という人が、年功序列型の企業を受けても面接官からすると「うちの会社に来ても、同じ理由で転職してしまうんじゃないか」と思われる可能性が高いです。

上記の理由を深堀ってみると、
実は「給料ではなく評価されている実感が欲しい」とか、「社内で辞める人が多くて、モチベーションが保てなくなった」とか、
最初に考えていた理由と大きく異なっていることもあります。

ここが皆さん苦労する部分ですね。

転職理由の「伝え方」で意識するべきポイント

ーー自分にしっかり向き合わないと、本当の転職理由は気付きづらいですね。

はい。逆に、転職理由に力を入れて作りこむことが出来れば、面接官に評価される可能性が高いです。

初めての転職の場合、4つのポイントを見直すと言語化しやすいです。

★転職理由を考えるときに大切な4つのポイント
選んだ1社目が自分に合っていたのか、合わなかったのか
1社目を経験して違う視野が広がったのか
③ ①~②の経験から次はどんな道に進みたいのか
④ ③の結果に辿り着いたキッカケは何なのか

面接では①~④の具体的な背景も聞かれるので、そこも併せて固めて欲しいです。

転職理由をしっかりと固めることが出来れば、志望理由も必然的に考えられると思います。

ーーなるほど。逆に転職理由で「これだけは絶対に気をつけろ!」というポイントはありますか?


伝え方を工夫することですね。
転職理由はネガティブでもポジティブでも、どちらでもいいんです。

大事なのは、その理由をいかに昇華させて伝え方を工夫するかです。面接官もネガティブな理由だからと言って、一概に不合格にはしません。

あくまでも伝え方なんです。

例えば、「会社に尊敬できる上司がいなかったので転職したいです」ということをそのまま伝えると印象が悪いですが、

「自分のキャリアを考えるときに自分のロールモデルとなるような人を追いかけて来ましたが、今の環境には見当たりませんでした。
また、自分自身が他の人のロールモデルとなるように取り組みましたが、現職の商材やクライアントの幅に限界を感じました。
以上のことから、より大きなフィールドで自分の力を試しながら、ロールモデルとなるような方達とキャリアを積んでいきたいです。」

というような言い方をすれば、面接官は「成長志向なマインドがあって、実力のある先輩が近くにいてほしいんだな」という捉え方になります。

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ーーたしかに…!

あくまでも「会社に尊敬できる上司がいなかったので転職したいです」と言っていることは同じですよね。

これを他責思考自責思考と言います。

「その環境を作り出したのは自分のせいだ(自責思考)」
「すべては周りが悪い(他責思考)」

基本的には自責思考で理由を伝えることをオススメします。

一番深堀りされるのは、転職を考えた原体験

ーー面接で、他の質問に比べて特に深く聞かれることはありますか?

志望理由の原体験ですね。

何でその業界、職種に就きたいと思ったのか、あなたなりの過去のエピソードは必ず聞かれます。

面接官は1時間でその人のことを知らなくてはいけません。聞いている内容は同じでも、本当に様々な角度から質問されて検証されます。

ーー自分の本心を伝えないと、選考が進むにつれて一貫性が無くなってしまいそうですね。

例えば、「新卒の時は親から勧められて入社を決めました」とか、「周りの目が気になるので大手を受けました」とか。

本心はそういった理由なのに、それを隠して違う理由を面接官に言えば言うほど、すぐに見破られてしまいます。

「新卒の時には、焦りとして大手企業に進みましたが、今後のキャリアを考えたときに、○○だったと反省しています。
私が○○をしたいと思った理由を深堀った結果、○○という志望動機に繋がったので、御社を選びました」

と正直に伝える方が全然良いですね。

特に最終面接のフェーズになると、原体験の深さが評価に繋がってきます。「前職での営業成績がとてつもなく高いから合格!」ということではないんです。

あくまでも、働くことに対して深く考え、そこに強い意志があるかないかが最終的なキーポイントです。

ーー面接で気を付けるべき、話し方のポイントを教えてください!

新卒の面接と同じで、PREP法で話すことを心がけてください。
結論から言えるか言えないか、が社会人はより求められます。

PREP法:主張や要点を相手に分かりやすく伝えることが出来る文章構成。
P(Point) :結論・主張
R(Reason) :理由(結論にいたった理由)
E(Example):具体例(理由の根拠となる事例)
P(Point) :結論・主張

ーー「社会人はPREPが出来て当たり前」ということですね…!

あと、意外と見落としがちですが逆質問も大切です。

同業界/同職種に転職したいのであれば、企業HPに載っているような情報を聞いてもあまり意味は無いです。

良くも悪くも、同業界の場合は志望度を試されています。

ーーなるほど。

同業界だからこそ、本当に入社したいなら気になる部分はたくさんあるだろうと期待されているのに、「やりがいは何ですか?」などの初歩的な質問をしても的外れになってしまいます。

「この会社は、何でこのサービスをやっているんだろう?」
「この業界の仕組みは○○で、今どういうことが起きていて、それを踏まえて自分は○○をしたい」

という深い部分を自分の解釈で考えることが出来れば、問題なく面接を通過できると思います。

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