見出し画像

福島県農業短期大学校(アグリカレッジ福島)野菜経営学科

福島県農業総合センター農業短期大学校(アグリカレッジ福島)野菜経営学科より、2年間を振り返って、授業の様子や学校の様子をご紹介します。
私が農業短期大学校に入学したきっかけは、高校から農業に携わり高校で農業を学ぶにつれて現在の農業の問題である後継者不足ということを知り、高校の知識よりももっと深く農業について学びこれからの農業を支えていけるような人になりたいと思い農業短期大学校に入学しました。
1年生の講義では、肥料計算や農薬計算を初めとした農業で大切な知識を学ぶことができる他に、土壌肥料概論や農業機械といった専門的なことも学ぶことができます。農業機械の授業の中で、草刈機やアーク溶接の資格を取得することができます。実習では、四季折々の様々な作物を栽培しは種から収穫までの基本的な知識や技術を学ぶことができます。他にも1年生では、2週間の先進農家研修があり、実際の農家さんに行き学校生活の中では得ることのできないことを得ることができるとても刺激になりました。
1年生での思い出としては、実家から学校が離れているため初めての寮生活で最初は不安なこともありましたが、学科の違う寮の仲間と仲良くなることができ皆で楽しく過ごしたのが思い出です。
次に2年生の講義では、マーケティングでプレスリリースを作成したり、農業情報処理でネットショップの作成方法を学んだり、農業経営の授業ではInstagramを活用し学校の様子などをショート動画として投稿したりなどこれからのネット社会の中で役に立つことを学ぶことが出来ました。さらに、2年生では農耕車限定で大型特殊やけん引の免許を取得することができます。実習では、1年生で学んだ基礎的なことをもとに1人一圃場使用し卒業論文に取り組んでいます。卒業論文では、自分で栽培したい品目を決め、課題を設定し課題解決のために栽培方法を変えたりしながら取り組んでいきます。他にも、自分で企画して研修に行く企画研修などがあります。
2年生での思い出は、企画研修で東京農業大学のオープンキャンパスに参加し短大では得ることのできない4年生大学ならではの敷地の大きなキャンパスに驚きとてもいい経験をすることが出来ました。さらに、農業短期大学の大きなイベントである欅隆祭(文化祭)です。今年から規模を拡大し、地域の飲食店や農業機械の企業などを呼び色んな地域から沢山の方が来て下さり盛り上がった1日になりました。
最後に、野菜経営学科で栽培している品目を1部だけ紹介します。
https://www.instagram.com/reel/Ctx9dPRLu6G/?igsh=emE0NzAzNHM0MHJr

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?