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福島県農業短期大学校(アグリカレッジ福島)果樹学科

福島県農業総合センター農業短期大学校(アグリカレッジ福島) 果樹学科より、
2 年間を振り返って、従業の様子や学校の様子をご紹介します。

私がアグリカレッジ福島に入学したきっかけは高校1年生の時に先生の紹介から知りました。大学に進みたいという気持ちはありましたが、実践的に作業内容を覚えたいと思い、短期制で実践的な授業が多いアグリカレッジ福島へ入学したいと思うようになりました。
入校し、初めの実習の時点から実践的な実習が多く梨の花摘み、解葯(花から花粉を取る作業)、人工授粉など様々な作業をしました。高校と違い、先生からの専門的な説明は初めは難しく理解するのに時間がかかってしまいましたが、少しずつわかるようになりました。
1年生では先進農家等留学研修があり桑折町で果樹園を営んでいる農家さんのところで2週間泊まりで作業を行いました。これまで学校で農作業の基礎的な部分を受けましたが、実際に農家さんのところで作業させていただき、農家さんの栽培技術、コミュニケーションの大切さ、忍耐力の強さを感じることができました。
2年生では卒業に向けて論文作成が本格的に始まり、私は桃「あかつき」を使用した論文を作成しました。近年は、地球温暖化の影響で「あかつき」の収穫時期が10日ほど早まってしまい、これまではお盆の時期に収穫日は被っていたが早まった影響でズレてしまい高値販売が難しくなっています。そのため、収穫時期を遅らせてまたお盆の時期に収穫日を合わせたいと思い始めました。3月から作業を初めて、蕾や枝がどんどん大きく成長していくのを見て、栽培の楽しさを実感しました。

こんなに小さかった実が
こんなに大きく!

また、新入生が入校し少人数で行っていた作業が1年生と楽しくコミュニケーションをとりながらできるようになり、楽しく作業することが出来ました。
私が1年生の時には教えて貰う立場でしたが、2年生になり1年生のお手本になれるよう日々の作業を一生懸命行えるよう心がけていました。これから卒業して私達2年生は学校からいなくなってしまいますが、行事で楽しいこと嬉しいこと、時には就職活動やテスト勉強で辛いことがあると思いますがみんなで支え合って乗り越えていって欲しいと思います👍

みんなで行った桃の収穫🍑

授業で作成した桃の生育経過です⤵
https://www.instagram.com/reel/CxHrQfMvGWU/?igsh=MWZ6cGtrdTZwNWN6cw==



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