農業始めます_4話目__1_

旅人が農業はじめます【報告】 5話目

成田空港で10時間のトランジェットがあるので誰よりも、この時間を有意義に使おうと鼻息を荒くしてパソコンに向かっています(やばい人)

どうもケンスケです!

9月3〜16日までの北海道遠征を終えて
これからオーストラリアに戻ります。

今回、北海道に一時帰省した目的は
来年から新規就農の研修を受けるための場所探し(受け入れ農家さん探し)。

結論から言うと無事に研修先は見つかり来年の3月より夢が少しづつ形になっていきます!

研修先は北海道余市町

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札幌からも比較的近く、海も山もあり資源の種類が豊富にある場所です!

余市ではりんご・ぶどう・さくらんぼ・トマトの生産量が多く
個人で作った農作物にブランドをつけて販売している農家さんが多い傾向にある地域。

お互い協力しあいながら農業をすると言うよりは
個人で独立して運営して行くイメージが印象的な場所でした。
また、地域としてのまとまりがそこまで強くない?ためか
新規就農者への受け入れ体制はそこまでよくはありません。

余市町から新規就農者への支援は家賃1万円のみ(19年9月時点)
これは他の地域と比べ新規就農がしにくい環境ではあります。
(就農は支援金額ではなくヤル気だ!と言うのもわかりますが金銭面だけで比較した場合です。)

余市町の隣にある仁木町では
基本的に農協への出荷となっているため
新規就農者への受け入れ体制は非常によく
金銭面やサポート体制はかなりいいです。

この2週間で得たこと

この2週間はトマト農家さんのところでトータル10日間働いてきました。

農業の仕事は5年間経験しているので
そこまできつくはなかったですが

実際に働いてみて不安に感じたのは

・資金繰り
・就農時に作物がちゃんと育つのか

不安に感じるのは圧倒的な経験不足から来るものなので
実際に手を動かして勉強していかなければこの不安は払拭されません。

机の上で考えているだけじゃあまり意味がない部分ですよね。

あとはそれこそヤル気の問題で
どれくらいの熱量(主体性)を持って働けるかが大事だと考えています。

研修に入る段階から就農後の具体的な目標を立てて
それに向けてタスクを細分化していかないと
そもそも経営はできないでしょう。

自分だけではない未来(生活)を守って行く責任

今の彼女と結婚したら自分だけの未来の話では無くなります。

さらに、パートさんを雇用するとなると
給料の未払いなんて絶対にあってはないことだし
パートさんが稼げるように仕事を作り続けなければなりません。

これこそリーダー(経営者)の仕事で
常に未来のことを考えた上で
今できる最高の選択肢を選ぶ必要があります。

2018年にお土産屋さんの店長を経験しましたが
人を雇用するってすごく難しくて
一度採用したら簡単にはクビにできないし
人間関係が悪くなっても他責にすることはできません。
(誰かが解決してくれる訳でない)

本当にすっごく難しい。
これはセンスじゃなくて素直さと場数を踏むことが大事かなと思っています。

さて、今日はこの辺で。

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