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何で続けられたんだろう


地元に帰ってきて、やりたかったことの一つ。
それはピアノのレッスン◎

どちらかというと、なかなか一つのことを続けるのが苦手なわたしが、20年近くつづけられた、唯一のこと。なぜ続けられたんだろうな、とぐるぐると考えていたけど。やっぱりよき先生についたから。それに尽きる。

先生は厳しいし、誤魔化せない。時には本が飛んでくることもあった。練習できてなくて、レッスンが嫌になるときもしょっちゅうだったけど、なんとか踏ん張れたのは、先生がいたから。

コツコツと一個ずつ音符を読み、音の粒を揃えていくのは、かなり地味だし、たいへん。だけど、辿々しい指が、だんだん心地よく鍵盤をすべるようになる快感がたまらなくて。曲が形になる、達成感が楽しい。

一つのことを続けられた経験は、しんどいとき、負けそうになるとき、もうちょっと!と踏ん張る力になるんだと、大人になった今、実感する。

今日、ピアノを調律してもらったら、ゆるんでた弦が、ハンマーがシャンとなって、心地よい音に整った。

ポロンポロン。
ピアノに向かう時間がなんだかうれしい。
子どものころはあんなに練習嫌いだったのに。

ひさしぶりのレッスンの曲に
ドビュッシーの月の光を選んだ。

正直言って譜読みが辛い。笑
ただ積み重ねた先に見えるものがあると信じて。
地道に、少しずつ。

今年中にすらすら弾けるようになりたいなぁーーー!
楽しみながらがんばる。

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