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続けてみるといいことあるかも、の話。

ネット広告会社の広告ディレクターとして早1年が過ぎまして…
一区切りなので少し書いてみようと思います。

思った道と違くても少しやってみれば楽しいことが見つかるよね、という話です。

そもそも僕が今の会社に入ったのは、就活当時、「理系の素養が広告の世界で求められてるらしいぞ!」が新卒就活生にも流れて来たことがきっかけです。

理系院生の経歴からも必ず数字をみる職種(業界的には運用コンサルタントと言いますが)に配属されるだろうと思っていたのですが、蓋を開けてみたらクリエイティブ職でした。

「映像制作の仕事してました!」「自分でロゴ作るのが好き」などなど、ザ・クリエイティブ!という同期の中に放り込まれました。一方、僕はといえば、デザインのデの字も分からない、センスもない、写真を少しかじっていただけ、という、ちょっと自信のない状態からのディレクター職スタートでした。

最初は社会人としての振る舞いすら知らないのに、デザインの勉強もしなければいけない、というまさに火の車状態、頭の中もぐるぐるしていたのですが、これが最初だけだったかと思えばそんなこともなく、社会人1年目はめまぐるしく過ぎていき、もうすぐ2年目に突入しようとしています。

今振り返ってみると、半年くらいですでに「この仕事は向いてない」「他の職種ならもっと活躍できる」など、できない自分を隠すような発言を繰り返していました。(たまに今も言いますw)

ただ、上司からは「まだやることがあるはず」と諭されてきて、幸い人間関係は極めて良好だったので続けてこれました。

今は1年前に見えなかった世界が見えています。

具体的には、

数字の力を超えるほどの力がクリエイティブにはある。

ということですね。

数字はあくまで説得力を増強するものでしかなくて、「何かすげー!」があるだけで簡単に覆されちゃうんですよね、数字の話なんて。数あるクライアントワークの中でそのような場面を幾つも経験しました。

もともと理系の自分にはあんまり信じがたいような話ではあったので、これは間違いなく自分が変わったと思える考え方なんですよね。

意図した道とは違くてもやってみることで学びはあったなぁ、と。

1年間やってみてよかったなぁ、と思った3月の終わりの話でした。

(同じような境遇の社会人1年目の人とかに届くといいな)

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