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【327日前】記録スポーツの結果とは

最近の葛藤テーマで、「記録」と「結果」について考えている。

私はスポーツ選手であるが、スポーツ選手といっても競技が異なれば、求められるスキルや特性は大きく異なる。陸上競技は記録スポーツなので、勝利条件、つまり「結果」は他の選手よりも良い「記録」を出すことであり、その「記録」こそが評価基準となる。

しかし、その「記録」というシンプルさが陸上競技の魅力であるとともに、時として選手の葛藤となりうる。

その理由は、「記録」がその世界での評価基準となる以上、選手は「記録」に支配されてしまうからだ。

ざっくりとした例をあげると、
・悪い記録で試合に勝ったとき
・良い記録で試合に負けたとき
正直どちらがいいのかわからないときがある。

さらに言えば、おもしろいことに「記録」で過去の選手や自分と勝負することもできてしまう。また未来の選手、自分に負けないようにすることもできる。

その中で自分の中で納得する「結果」とは何だろう。大会順位以上に意識する「記録」に対して、総合的に内省をするスキルが記録スポーツの選手には求められると私は感じている。

人の心を動かす、そんなチャレンジがしたいです。パラリンピックに向けた取り組みをぜひ応援よろしくお願いします!