こんばんわ。アヒルです。本日は留学のためにIELTSで必要最低限のスコアを取得しなければならない人、あるいはほかの理由でIELTSで何としてでも最低限のスコアを取りたい人のために、必要なTipsをまとめてみることにしました。IELTSとは、イギリス系の大学留学、大学院留学で求められる英語力証明のための試験です。一度の受験につき、2万円強ととんでもない額が求められ、留学を志望する生徒からするとぜひとも一発で通りたいテストです（一発で行くのは本当に難しいですが…）

今回も有料記事にしてみますが、なるべく多く自分の知っていることを書き込むので許してくださいまし。（ただにしました）自分はこの方法でIELTS7.0を無事獲得できましたので。試してみてくださいな（ちなみにReadingは8.5です。）。

必要な教材とTIPS

まずは、IELTSにこれから取り組むうえで必要な教材を紹介したいと思います。IELTSの勉強は、基本はこれらのテキスト等を中心に行っていくことになります。たくさんのテキスト等が発売されておりますが、テキストの海に沈まないようにしましょう。基本はこれらのIELTS教材を使っておけばまず間違いはないだろうと思います。一つ目は公式問題集です。

当たり前ですが、公式問題集は全ての勉強の基本となります。最新版のIELTSの試験版は直前の模試代わりにとっておくとしても、ほかは徹底的にやりこみましょう。なおIELTSにはGeneralとAcademicがありますが、大学院留学等の証明で使いたいのであれば、使うのは必ずAcademicです。お間違いなきよう。

次に必要な教材は、ターゲットバンド７です。

こちらの教材は、文字通り、イギリス大学院留学で求められる最低スコア、すなわちOverall 7.0まで最速で連れて行ってくれるTipsをまとめている超優良テキストです。ぜひとも読み込み、やりこみましょう。著者のユーモアにあふれた励ましと共に、IELTSをどうやって攻略していけばいいか、その概略がすーっと理解できるようになるはずです。

さて、次にチェックしておくべきなのはIELTSの元試験官、別名Simon先生がまとめるBlogをチェックしておくことです。IELTSに必要な基礎的なTipsを定期定期に教えてくれるだけでなく、問題なども出してくれますので、TIPS兼問題集としての役割を果たしてくれるはずです。またコメント欄を見ると、ほかにもIELTS受験者がたくさんいることが分かり、孤独に勉強している方は励まされます。定期的にチェックして問題やtipsを理解しましょう。余裕があれば過去のblogポストを見ることもありだと思います。英語で書かれいるので、ちょっとしたReadingの練習にもなるはずです。

ここから下が各科目ごとの対策になります。Reading, Listening, Writing, Speakingの順にみていきます。

Reading

Readingをするうえで何より大事なのは、（英語力を高めるうえでもそうですが）多読です。多読は無茶苦茶大事です。とかく英語の本を読み漁ることに集中しましょう。公式問題集だけとか論外です。レベル別に分かれていて、自分が読んでいて苦にならないものからスタートできるものなら何でもいいと思いますが、目安としては、８～９割辞書を引かなくても意味が理解できるレベルのものからスタートして大量に読んでいってください。ここでおすすめなのがPenguinReadersのものです。

これはかの有名なシャーロックホームズシリーズの一作ですが、レベルに合わせた読者用にやさしい英語に変えられています。とかく無理のない、読んでいて苦痛にならないレベルのものを大量に読むことが大事です。

またイギリス留学が決まりイギリスに関心があるということであれば、Guardianのウェブサイトでは、全ての記事を無料公開しており、イギリス英語で大量の記事を読むことができます。こちらも既に英語力に自信ありならおすすめです。イギリスの現状もわかりますので、ぜひためしてください。

Listening

さてIELTSのリスニング教材には様々なものがありますが、個人的には公式問題集+アルファとしてTEDtalkを活用するのをお勧めします。英語字幕付きでも見ることができます。様々なスピーカーが様々なイントネーションで自身のideaを発表するプラットフォームであり、コロナに関する話題もたくさん出ています。IELTS受験者であれば、将来的には留学をし、様々なイントネーションでしゃべる学生、教授陣と交流しなければならないわけですから、二重の意味でお勧めです。あとは当然タダです。

ほかには、レベルの高い人向けですが、Guaridianのポッドキャストを聞くこともありだと思います。こちらも先ほど紹介したウェブサイトからダウンロードでき、無料（重要）です。なお、当たり前ですが、公式問題集は必ずやりこむこと、これは四科目全てに共通しますが、公式問題集は必ずやってください。

Writing

Writingですが、これはReading,Listeningと比較して、格段に難易度が上がります。理由は二つあり、一つは、①着手するのに気が重くなり、後回しになりがち、②自分一人では何が正解で何が不正解なのかわからないことです。①についてですが、後回しにするのはお勧めしません。イギリスの大学院の英語試験の要件では、一部の科目が低いとOverallのスコアが要件を満たしていてもだめといったハードルが課されていることがあり、特定の科目のスコアが足を引っ張って失敗することもあるからです。

②についてですが、実際に書いて添削してもらうのが一番いいです。IELTSの添削サイトは探せばいくらでもあるかと思いますが私が利用したのは、こちらの、IELTS－Blog.comの添削サイトです。

自分が書いたIELTSのWritingの添削をしてくれます。他にもあるかもしれませんが、私はこれを使いました。あとは、後述のようにBestTeacherの先生などに頼むのもありだと思います。

Speaking

最後の最終課題がSpeakingです。本音を言えば、ベルリッツにでも通えればよいところなのですが、今回は独学で勉強していこうということが趣旨なので、お値段の高いベルリッツは利用せず、こちらのBest Teacherというサービスを利用することをお勧めします。

こちらは月額１万6500円と比較的安値で上限なく英語の先生とのレッスンを受けることができます。事前に自分で英語の先生と英語の文章を使ってやり取りをする必要があるので、Writingの勉強にもなる優れものです。また先生を自分で選ぶことができるシステムですが、IELTSのスピーキング対策をしてくれる先生が結構な数いるため、IELTSの勉強のために即興で指導してくれます。とても便利なサービスで、お勧めです。

最後に

最後に、これはサイモン先生もおっしゃっていたことですが、遠回りが実は一番の近道、IELTSで高得点を取る方法は、コツ（TIPS）を覚えることではなく、自分の英語力を挙げることです。ぜひ、上記のサービスを駆使して、英語力を挙げて、夢をかなえてくださいね、応援しています。アヒルでした。