だいもん様

私がだいもんの魅力に気付いたのはONCE UPON A TIME AMERICA でした。

星みて、月みて、時々花みて…
もうこれ以上、手を広げるわけにはいかない…と自粛してたばかりに魅了されるのが遅れてしまったのです。

そこから気付くと、
この歌ウマで
芝居を突き詰め舞台を埋め尽くすような醸し出す雰囲気、ダークグリーンが良く似合うだいもんに堕ちてました。

といっても申し訳ないけど在団中の舞台は数えるほどしか見てないのですが…。

大劇場に遠征したfffが人生初の3列目(コロナ禍だったため1列目は人がいないため実質2列目)で、新年から運を使い果たしたようだったけど、ほんっと良くて。
オケ中止だったからオケスペースも使って存分に声を響かせる望海風斗は最高に美しく、最高にかっこ良かった。


今まで在団中に大好きだったトップさんも、退団するとなーんか心が離れていき、やっぱり男役の姿が好きなのか…私って薄情…とか思ってた。

しかし、だいもんはなんか違う。

女性のお姿でもかっこいいお姉さん、こんなスタイル素敵!髪型真似したい!お洋服可愛い!とか、なーんか憧れの存在になり。

コンサート《SPERO》に参戦。
そしたら、、、ヅカ以外で久しぶりに泣いた。
彼女の声や、歌で届けようとする姿は心に響くのですよ。
パンツスタイルもかっこいい女性じゃんっ、かと思ったらハットを男役バリに撫でる仕草にキュンとさせる。ピンクのサテンのパンツ…とか全てに良い具合にマスキュリン。

横浜市歌を楽しそうに歌っちゃう無邪気さ。
笑うと大きな口でニカッ!
コンサートでこんな満足度高いなんて…と感激。

どうしてこんな思い出しトークかというと、
スカステで《SPERO》を見たわけ。

それで思ったのですが…
私は《Look at Me》がイマイチ好きになれなかったのです。好きな人の舞台なら見れるだけで満足なんですが、すごい演出家さん総出で期待してただけに…セットリストなのかなぁ…
《SPERO》のだいもんだからこそ届けられる難易度の高い(ブルーノートとかにいる錯覚するような)聞き入るレベルの音楽が聞けなかった気がするのです。

何度観ても《SPERO》は大人なシネマ、ジャズ、ポップスで望海風斗の世界観に浸らせてくれるのです。

長くなりましたが、、
菊田一夫演劇賞を受賞するのも納得の望海風斗。
だって退団後もネタに尽きることなく、舞台出まくり、全部ピタリッとくる役でしたもの。
もちろん、彼女が自分のものにしてると思うけど。

彼女の実力がやっぱりズバ抜けてるのはもちろんですが、マネジメントもうまいからなんだろうな。

とにかく、これからも応援します。望海風斗。

《SPERO》おすすめです。

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#観劇記録 #宝塚

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