生成AIの営業交渉例
最近、営業職のお客様に面白いChatGPTの使い方を聞いたので書き留めておきます。
背景
あるお客様が契約書のある条項に基づいて従来より広い範囲で所有権を主張することがあり、それに対応することになったそうです。
ChatGPTの使い方
プロンプト
次のように使ったそうです。
「何を言っているのか。そんなこと認められるわけないだろう。」
「重要顧客なので関係を損なわないように丁寧に書いてください」
結果
ChatGPTの出力は次のようになっていて、長い営業職のその方もなるほどこれはいい、使わせてもらおう、となったそうです。
最初に自社のポジションについて丁寧に明確に述べる
次に、先方が主張している点について、具体的にどの点が適用されるとお考えなのかをお伺いする
反論を明確化を求める質問というふうにワンクッション置いています。
効果
単に営業に使えるメールを書いているだけでなく、相手に気を遣わなければならない状況でも、次の点が有効だと思いました:
主張点を明確に述べる
自社社員のカタルシスになっている
むすび
丁寧に言い換えるだけでなく、言いたいことを言うというストレス発散になっているという話に感心しました。最初のプロンプトを間違って送らないように注意が必要です。
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