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青の街シャウエンで、”一人旅同士”の出会いを楽しむ

ひとり旅のいちばんの魅力は、同じようにひとりで旅をしている素敵な人たちと対話をするチャンスが多い…ってことな気がする。

今日はモロッコ北部にある「青の町」シャウエンを散策。旧市街?は本当に青と白の壁の建物がいっぱいで、どこを切り取っても絵になる。本当に可愛らしい町。

その景色にワクワクした反面、観光客への地元の人たちの目線が、どこか冷めて見えるのがすごく気になった。それだけ観光地化していないっていう良さでもあるのだろうけど…

自分たちの生活空間に、どかどか入り込んできて、周囲への配慮なくカメラを向けられたら、それはイヤだろうなぁって思ったり。

特に、がっつり肌露出している人たちをそこかしこで見かけて、すごいモヤモヤした。(上半身、胸の部分だけで、おへそも肩も丸出しの人もいた…)
宗教も違うし、その人たちからすれば、自分のバカンスに好きな格好で自由に過ごしたいのだろうし、それはそれで一つの「正解」なのかもしれないけど…でも現地へのリスペクトって持たなくていいのかなぁ??うーんうーん。。。🤔

いっぽうで、真昼間は室内でのんびりしようと思って宿に戻ったところ、同じドミトリーの女性が遅く起床してきてた。彼女はオランダから来ていて、「モロッコにいる間は一緒にラマダンをしてみたんだけど、よかったから、自分の国に帰ってからもやってみようと思ってる」と話してくれた。けっして”義務感”からではなく、その土地の文化を自分で経験してみて考えてみるっていう自然体の姿勢に触れて、モヤモヤしていた気持ちが少し落ち着いた。

結局、彼女とそのあと1時間半ぐらいおしゃべり。トランプ大統領の話題から、お互いの国の晩婚&非婚の話、移民・難民の話や、宗教の受け止め方の話まで。

たぶん「旅好き」っていう時点で、求める社会や政治のあり方、望む未来の形って、おのずと似たものになるんだろうなぁ。共感の連続で話が止まらなかった(笑)。

夜は夜とて、宿泊先( Dar Elrios)のご主人が、屋上での夕飯に誘ってくれて、同じドミトリーに泊まっているケニア人女性とごはん。じつは、今回の旅でケニアも候補地の一つだったのだけど、思いがけずモロッコでケニアの話を聞けました(笑)🇰🇪

宿のご主人が、この宿を始めた理由や、これまでの5年間での変化、1ヶ月滞在していたというバックパッカー歴40年のおじいちゃんの話なども聞いて、さらには絨毯もプレゼントしてもらっちゃって…

すでに濃ゆい旅路になっています👣

明日は首都のラバトへ。シャウエンとは全然違う世界なのだろうなぁ。ちゃんと朝7時のバスに間に合いますように🙏

(2017.6.3)

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