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漫画やアニメの絵のタッチ(画風)だけをLoRA学習して、実在しないキャラクターを量産&操ってみた

漫画の画風を学習させたLoRAを作りたい!
そんな需要にお応えする記事です。

キャラクターそれ自体ではなく、絵のタッチ(画風)だけにフォーカスしてLoRA学習してみる試みです。

今回は、著作権フリーで漫画を公開している「ブラックジャックによろしく」を使用させていただきました。

クレジット表記: ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰

実際にできるようになること

実在しないキャラクターなのにイラストの雰囲気はかなり寄せれてるかなと思いますがどうでしょうか?

ノーマル
ノーマル
おじさん
怒り
笑顔

ポーズ指定も可能です。

ベースのポーズ指定①
ポーズ指定①
ポーズ指定②
ポーズ指定②

画像の選定します

ひとまず特徴的な画像を多めにダウンロードしていきます。画像の解像度を高いのに絞っておきます。

こちらのサイトで画像をjpgに統一します。

png to jpg: https://www.iloveimg.com/ja/convert-to-jpg/png-to-jpg
webp to jpg: https://www.iloveimg.com/ja/convert-to-jpg/webp-to-jpg

さらに、画像を一コマごとにトリミングしていきます。色んな構図やキャラクターの画像を選ぶと良いですね。

トリミングが完了しましたがちょっと画像が多いですね。50枚くらいに減らしておきます。

最後に画像を連番にします。
Windows: https://chiakimemoblog.com/filename_renban
Mac: https://holybea.com/2015/09/24/finder-batch-rename/

完了!!

今回選定した画像はこちらに格納しています。
assets > 20_bjy

KohyaとStable Diffusionの立ち上げ

KohyaとStable Diffusionの立ち上げ方は以下の記事を参考にしてください。
すでに完了されている方はスキップしてOKです!

この記事に沿って解説している部分も多いのでよく読んでいただくことをおすすめします。

Stable Diffusionで画像の前処理を行う

Google Driveの中でマイドライブ > kohya > dataset > training > 20_bjyを作成して、選定した画像をアップロードします。

ここから先は

3,367字 / 40画像

¥ 980

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