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”もよう”ができるまでのお話

「この”もよう”のほうが面白いよ。」

昨年とあるお店の方の思わぬ一言でした。

”もよう”ができる以前はずっと人形を創って
いました。

頭の中で浮かんだイメージをカタチにする。

人がそれぞれちがうように ただ、ひとつだけというものが創りたかったから。

そして、写真を撮り、いつしか画像加工をはじめました。最初は人形を創っていたので
コラージュやコマ割りのような感覚で配置
したり。


そしてアクセサリーも撮影し、画像加工や
コラージュを繰り返し、

今の”もよう”は生まれました。

どこか懐かしいような、手で創った造形に
更に手を加え画像加工をすることで不思議な”もよう”ができていく。

永遠に創り続けられる。。!
くらいこの作業は楽しく、空き時間があればずっと創り続けて、お気に入りはinstagram
に投稿していました。

人形の方は、なかなか置いてもらうことも叶わず、やっぱりアクセサリーのほうが見てもらいやすいのかなあと方向転換。

ワイヤーを使い、糸でクルクル巻きアレンジした1点もののアクセサリーを作っていました。

でも、迷いながらやってました。(この話は追ってまた書きたいです。)

そしてある日、もようの元=アクセサリー
を販売しようと思いあるお店に
置いてもらえないかとお伺いし、話の流れで
”もよう”をお見せした時に

「この”もよう”のほうが面白いよ。」

というお言葉をいただきました。

正直、アクセサリーをお見せしにいき複雑な思いもありましたが笑そのあと嬉しい感情が浮き上がってきた。

心の奥の奥では今、一番いいなと思っていたけど、商品にできないからと押し込んでいたという感じです。

その方は丁寧に商品や”もよう”を見た上で
ズバッと見抜いてくださった。衝撃でした。
ズシン、ときました。
そしてシンプルに

「あ、楽しいって思うことやっていいんや!」

この”もよう”の次の展開=景色が見たい。

どうしていいかわからないけど
楽しいを追っかけよう。と

もよう を さがす たび
A journey to find a pattern

というテーマで私の旅ははじまりました

”楽しい”を続けていこうと思います。

少しづつ変化していく景色を、
一緒に眺めていただけたらうれしいです。

marun  ナカタニ アイ

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