※自分エピソードを長々と書いています…

誰でも経験するであろう挫折。
私も、今まで19年間生きてきた中で『挫折』は幾度か経験した。

その中でも鮮明に覚えているのは『高校受験』だ。

私は高校受験に向けて、中学1年の夏から塾に通っていた。割と成績は良い方だったので、その校舎で1番上のクラスに振り分けられた。模試を受けても校舎で3位以内に入っていたくらい、勉強には力を入れていた。塾の先生や友達とも仲良くやっていた。


中学生時代に楽しかったことは？と聞かれたら、『吹奏楽部』『合唱コンクール』『体育祭』と並ぶくらいまたはそれ以上と言っても過言ではないくらい『塾』が大好きだった。

多分それは、勉強が好きってこともあるし様々な環境（講師、友達とか）が自分に向いていたんだと思う。

私は数学・社会科・英語が得意だった。国語は問題との相性による。取れる時は取れるといった感じ。逆に理科には他の科目に比べると苦手意識を持っていた。

そして、私には当時やりたいことがあった。それは『高校でクイズ研究会に入って、高校生クイズに出場！！県代表になってテレビに出たい！！』というものだった。だから、高校を選ぶ時もまずは『クイズ研究会があるかどうか』を見ていた。そして、クイズ研究会があってかつ家から通えて偏差値も丁度いい高校を見つけ、そこを志望校として勉強に明け暮れていた。

中学3年になり模試でその高校を書くと、B判定。
夏は毎日のように夏期講習に参加した。年末年始も休みなく、大晦日も元旦も朝8時から夜まで塾にこもって特別講習を受けていた。その頃にはA判定が出るのが当たり前で、漠然と『私は〇〇高校に受かるんだろうな〜』と感じていた。

そして、受験当日。

塾から、自己採点をするために問題用紙に写しておくよう言われていた。それにはさほど時間はかからないし、問題もスムーズに解けたと思っていた。見直しもしっかりやった。

受験が終わり、みんなで塾に集合して解答速報を見ながら自己採点をした。私はいつも一緒にいた友人たちと5-6人で集まっていた。そして自己採点をした後、私は泣き崩れた。いつも高得点を取れていた社会の点数が、取ったことが無いくらいの低い点数だった。周りの友人に慰められながらも、塾長からは｢泣いても点数は変わらないよ、明日の特色検査の対策をしなさい｣と言われた。

特色検査とは、全ての高校受験にある訳ではなく特定の学校（志望者が多い公立の進学校によく見られる）に設けられている、5科目とは別の試験である。友人5-6人の中で、特色検査を控えているのは、私ともう1人だけだった。塾が閉まる22時まで自習室で勉強しようと泣きながら意気込んでいたら、その友人たちも励ましながら夜まで付き合ってくれた。あれは本当に嬉しかった。今思い返しても、いい仲間を持ったなと感じる。ちなみにその友人たちとは今でも仲良くしている。

結果からいうと、その高校は落ちた。悔しかった。高校の前に塾の先生が応援に来てくれていて、結果を伝えるのが辛かった。合否結果を渡され、その帰り道に母の携帯から自分で塾に泣きながら電話をかけた。

帰りに塾に寄った。多分私は、途中から期待に応えたくて勉強していたのかもしれない。だから、自分がその高校に通うことを許可されなかった悔しさよりも、親や塾の先生、友達の期待に応えられなかったのが悔しいという感情が強かった気がする。

塾の先生から｢あいはこの調子で行けば〇〇絶対受かる！｣って言われたり、友人から｢あいが落ちたらもうみんな落ちるよ！！｣って言われたり、そういった期待を沢山浴びていた。

そして、多分そう言われている事を真に受け、自惚れていた。当時は｢人よりも勉強していたのになんで、、｣という気持ちが大きかった。けど数年経った今考えてみると、『A判定出てるし多分受かるだろう！』と油断していたのかもなぁとも思う。

本命の高校とは縁がなかったため、姉も通っていた私立の女子高に入学した。

でも、正直今（大学1年）の私がいるのもそういった挫折を経験した末だし、仮にその高校に受かっていたらまた違う人生だっただろうなぁと最近思う。私は今この大学に入学してよかったって心から思ってるし、高校・大学で出会えてよかったって思える人が何人もいる。（辛かったこともあるけど、それも含めて…）

だから、私が言いたいことは『挫折した直後（場合によっては数年）は、後悔するかもしれない。けれど、もう少し頑張って生きてみて、ふと自分の歩んできた道を思い返したら｢そういえばあんな事もあったけど、なんとかなったな｣って思える』ということ！！

実は私自身最近辛いことがありました。こんなに辛かったこと今まで無かったなーってくらい（笑）。でも、上の言葉を自分にも言い聞かせて、未来の自分が今を思い返した時にそう思えるようになりたい！というメンタルで前を向いて生きています。

私が今回書いたことは、高校受験についてなので、人生が大きく変わるような挫折ではないと感じる方もいたとは思います。でも、私にとっては結構大きな出来事だったのでつらつらと書かせてもらいました、、😌

最後まで読んで頂きありがとうございました🙇‍♀️