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Stable Diffusion のAI美女を YouTube でマネタイズしたらこうなった


いまからStable Diffusionを使ってマネタイズしたい人へ

このnoteは「いまからStable Diffusionをつかってマネタイズしたい人」向けて書いています。

なぜなら、私も0からStable Diffusionをつかってマネタイズしようと思って、独学で試行錯誤した人だからです。

私が行ったことや成功・失敗したことを伝えることで、より効率的にマネタイズしてほしいと思っています。

私がマネタイズをはじめたときの状態

私がマネタイズをはじめたときは、本当にStable Diffusionというものがなにかわかっていませんでした。

Chat GTPやCopilotをつかって生成AIに触れてはいましたが、画像をAIで作成することはまったくやったことがありませんでした。

また、YouTubeは観る専門で、YouTuberになるなんて考えたこともありませんでした。

ですので、0の状態であったといえます。ただ、ひょんなことから素人でもクオリティの高い生成AIでコンテンツ作成ができることを知って、将来性を感じたので一念発起してマネタイズをはじめようと思いました。

最初に取り組んだこと

まずは美女画像を再生するツール選びです。

画像生成AIについて調べたところ、Stable Diffusionがメジャーなツールでドキュメントや詳細なブログが多いということでStable Diffusionに決めました。

DALL•E 3やMidjouneyなどもありましたが、Stable Diffusionはやはり情報が豊富だし、フレキシビリティが高いのでまったく後悔はしていません。生成
AI美女を作りたい場合、Stable Diffusionでまずは初めていいと思います。

そのあとで、まずはStable Diffusionとはなんぞや?ということを理解しなければいけないので、まとまった情報を得るためにUdemyの学習講座を受講しました。

Udemyは月に1、2回程度激安価格になることがあるのでそれをまって受講しました。まずは以下のコースを受講するといいです。

次に取り組んだこと

次に、どういうコンテンツを作るか、を決めました。

私は最初はStable Diffusionでマンガ制作をしようと思っていたので、YouTubeのマンガ系チャンネルをいろいろと探して調査しました。

10時間以上は使ったと思います。構成を比べてみたり、Canvaで動画作成できるということを知ったのでCanvaをつかって実現可能性を調べてみたり。Canvaを触ったことで動画編集の基礎みたいなものの概念は理解しました(画像をいれて、音声を入れて、など)。

以下、動画編集フローを把握するのに非常に参考になった動画:

けっこうマンガも制作できるな、という印象をもちましたが、ストーリーを作成するのとマンガのコマ割りなどを計算したり、と画像生成以外の部分の負荷が高いなと感じたので断念しました。

この時にいろいろとYouTubeをみてどういうチャンネルやどういう動画があるかをみていました。ただ、Udemyの学習がある程度進んでいるおかげで、YouTube動画を見ている際にこれならStable Diffusionでできそうかな、というある程度のあたりがつきました。

そのときに、AI美女がスライドショーで流れてくる動画をみつけました。その際、よくよくみると生成した画像を単純にスライドショーにしているだけだということがわかりました。Canvaをつかったこともあり、簡単につくれる、ということがわかったのです。

また、視聴回数やチャンネル登録数も一定数のボリュームがあったのでこれは需要もあるということを把握できてAI美女でまずはマネタイズを始めようと思いました。

例えば、以下のサイトを参考にさせていただきました。

YouTube動画を1回再生するごとに平均で約0.05~0.7円の収入が入ると言われています。上記のチャンネルをみると数万から多い時で数十万回再生されている動画が散見されます。

広告単価の幅が広いのですが、ざっくりと計算すると以下のようになります。

  • 5万回 x 0.05円 = 2,500円 ~ 5万回 x 0.7円 = 35,000円

  • 10万回 x 0.05円 = 5,000円 ~ 10万回 x 0.7円 = 70,000円

  • 50万回 x 0.05円 = 25,000円 ~ 50万回 x 0.7円 = 350,000円

アダルト系の動画広告はそこまで高くないので、0.05円だとみつもっても1動画のアップロードで数千円収益が見込めるならやる価値はあるな、と思いました。

この時点ではUdemyで美女画像の生成方法やスライドショーの編集方法を把握していましたので、どれくらいの時間で1つの動画が作成できるか想像ができていました。つまり、労力とそれに対して得られる収入のバランスを見定められていたということになります。

おすすめは、Udemyで動画である程度自分がつくりたいコンテンツの工程を理解して労力の計算ができるようになることです。その上で、似たようなコンテンツを提供している他のチャンネルを調査して再生数から収益性を見積もることをおすすめします。

Stable Diffusionを使えるようになったけれども

ツールを決めて、作成するコンテンツも決まりました。その次は、Stable Diffusionのツールの使い方をより深く理解しました。

まずは基本的なStable Diffusionのセットアップ方法を学びます。繰り返しになりますが、以下のUdemyの動画が体系的にまとめられていてわかりやすいです。

上記の講座を受講したら基本的な使い方はわかりましたが、まずはこんな感じの画像しか生成できませんでした。

Control NetのOpen Poseで自由にポーズを変えたり、CannyやDepthをつかってシルエットを模倣したりも学習しましたが、美女画像の生成になれた今から思えばあまり使わないのでそこまで学習しなくてもいいかな、と思います。

またこの頃から、少しずつStable Diffusionをつかってアウトプットを行って、なんとか美女を生成しようとプロンプトなどを試行錯誤していましたが、いっこうに美女が作成できませんでした。

参考:初期の頃に作成した画像(一応、下目のアングルから撮影している風なポージングなどはできているが、美女っぽくはない)

世にでている生成AI美女は非常に美しく、整っているのに何か違うなと常に思っていました。

Stable Diffusionを使えるようになったけれども、美女を生成するにはそれだけでは足りなかったのです。これに気づくのに非常に時間がかかりました。

とにかく美女を生成したい。どうすればいい?

美女を生成したい。どうすればいいのか?

まずはWebを検索しました。いろいろ検索しましたが、以下のサイトが非常に参考になりました。

いろいろと調べていくうちに、おぼろげながら、美女の生成に必要なのは、以下の点であることを徐々に理解していきました。

  • Stable Diffusionで用いるモデル(=Checkpoint)

  • Stable Diffusionで用いるLora

  • Stable Diffusionで用いる拡張機能

  • Stable Diffusionで用いる各種パラメーターの設定

人によってはプロンプトを駆使すれば美女がつくれると思っている方もいるかもしれませんが、それよりも上記の点が美女の生成に非常に重要です。

プロンプト(+ネガティブプロンプト)は、上記の組み合わせを微調整したあとに、美女のポーズやちょっとした外見(例:服の色や背景など)を最後の仕上げをちょちょっと好みのものにするためのものですが、あくまで美女のを生成するースになるのは上記の4点です。

上記の4点について、具体的にどういう設定をしているかを知ることが非常に重要です。

そのために他の方の設定例を検索してみましたが、なかなか見つかりませんでした。恐らく、ここが美女生成のキモなので軽々しく公開はしていないのでしょう。門外不出の秘伝のタレといったところです。

私は、以下のような有料セミナーに参加させてもらい、具体的な設定例や便利なLoraや拡張機能を参考にさせて頂きました。

さらに、以下のTipsも購入して参考にさせて頂きました。以下では美女を生成する具体的なモデルやLoraなどが紹介されていました。

いろいろと調査をしながら試行錯誤をしているうちに、ある程度美女がつくれるようになってきました。

それでも最初はこんな感じです。だいぶ美女になってきました。ただ、なにか足りない気が。。

とにもかくにもアウトプットだ!

ある程度美女が生成できるなってきたものの、なかなか他の先人達が生成しているような完璧なAI美女にはなにか一味足りないなと思っていました。

それでも何十回かに一回くらいは美女が生成できます。いわゆる生成ガチャといわれるもので、まぐれでいい美女が生成されます。

時間はかかりましたし、美女感が足りないなと思っていましたが、まずはアウトプットをやりながら質を向上させていこうと思いました。

最初に作成したYouTube動画がこちらです。ある程度体裁は整っているように見えるかと思います。

上記は2024/03/19時点でキャプチャしたものですが、その2週間前くらいに最初にアップロードしました。

ただ、いまみるとやはりいくつかの点でまだクオリティが高くないことに気づいてしまいます。

ただ、それでも視聴者はいて視聴回数もゆっくりですが伸びていきました。いいねもついたりしました。はじめてYouTubeを始めたので、自分が時間をかけて制作したものに対して他の方に反応をみることができるのが純粋にうれしくなりました。

視聴者のためにもクオリティをあげたい、と思ったのでよりクオリティを高めるために調査を継続しました。

クオリティを継続してあげていった結果

徐々にクオリティを上げていった結果、YouTubeの動画アップロード3作目においてついに1万再生を超えることができました。

1作目をアップロードした10日くらいたってからアップロードした3作目が(自分の中で)ちょいバズりしました。

やはり、アウトプットを重ねることで、自分のクオリティに対する意識がかわったことが大きいです。また、アウトプットありきで考えるため、いままで調査していなかった設定やプロンプトなども調べることになり、結果、クオリティが上がったと思います。

本記事執筆時点(2024/03/19)の1作目から約2週間程度経過にて、チャンネル登録者数388名を達成しています。視聴回数は4.2万で総再生時間:412時間です。

順調に視聴回数が増えてきて、軌道に乗ることができました。

なお、2月1日からAIをもちいたコンテンツ生成に関して調べ始めてから約1か月半立ちました。2月中は調査や学習に約50時間使いました。3月に入ってからは制作に時間を割き始めてすでに30時間程度かけています。

本記事を閲覧したみなさまはもっと早く効率的に始められると思っています。ぜひ、美女生成に必要な点を理解して、その点を重点的に学習していくことをお勧めします。

具体的な設定例

美女生成の具体的な設定例は非常に価値のある情報です。

こちらは折を見て、より高度なクオリティを実現できるようになったときに別記事で紹介したいと思います。

乞うご期待頂き、新規記事の更新をすぐに気づけるようにフォローいただけるとうれしいです。

まとめ

本記事をまとめます。

  • 画像生成ツール選びには時間をかけないこと。Stable Diffusionで十分。

  • Stable Diffusionのセットアップと基本の使い方はUdemyで効率的に学習。Control Netなどの高度な技術はまずは不要。

  • 美女を生成するには、モデル/Lora/拡張機能/各種パラメーター設定が重要。

  • 対価を払ってでも先人のStable Diffusionの設定を参考にすること。

  • あとはとにかくアウトプット。

以上、本記事が、「いまからStable Diffusionをつかってマネタイズしたいあなた」の参考になれば幸いです。

■参考:非常に参考になったセミナーやTipsを紹介します。


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