マジLOVEレジェンドスター9話短歌「傷痕とかさぶた」

「今日も」とか「らしい」のことばを背にうけて微笑みながら駆けるあなたは

BRAND NEW MELODYを口ずさんでる 「二人」の意味を考えながら

握られたペン、塗りつぶす歌詞、そして、ガムシャラだけが全てのように

魂を揺さぶる曲へ ふとよぎる向日葵畑はひどくあざやか

「らしさ」って何だ 遠くの夕焼けが笑えないきみを誤魔化している

否定するように降る雨(あたためてくれる人などいないね、そっか)

両親と育ての親と温もりとなくしたものの名はすべて「愛」

偽りの仮面できっと笑うからだから信じてまだそばにいて

こっちよと手招きされて走りだす向日葵畑はすでにまぼろし

まっくらな闇を見つめるくらいなら瞳を閉じるほうがいい、かな

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